猫又日記

日記というか、まあその時々に思いついたことや出くわした事件(笑)等をつらつらと…。
なので、毎日書くことはまず滅多にないと思います。
あとは一応更新履歴なんかも書いておこうかな。

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2003年06月04日 01:★☆★リニューアル!★☆★ ニュース

「森の写真館」を全面改装しました。
テーマを猫だけに絞りました。


2003年06月15日 01:マルタの猫 その他

うちの老猫。お向かいの家の前にて。

NHK・BS2で放送された「マルタの猫」−地中海・人とネコの不思議な物語−というドキュメンタリーを観た。その名のとおり、地中海にあるマルタ島で暮らしている人と猫との物語を綴ったものだった。
小さな島に、本当に沢山の猫たちがいた。生まれた時から傍らには猫がいた13歳の少女とその家族の物語、また、身近な人間の死を二度経験した猫と残された家族の物語等、いくつかの猫と人との物語が丁寧に描かれていた。
中でも一番印象深かったのが、一日中365日、野良猫に餌をやり続けている青年のこと。彼は一日に何軒かのスーパーをはしごして大量のキャットフードを購入しては、島のあちこちにいる野良猫たちに餌を与えて回っている。毎日。毎日。街の人たちは、仕事もしないでと彼のことを変人扱いだ。子ども達までも「あの人ちょっとおかしいのよ」なんて言っていた。しかし彼らの中には、変人扱いしておきながらその餌場に子猫を捨てていく人もいるわけで……。
クリスマス・イブの夜、彼は新顔の子猫を見つけ膝に抱いていると、彼の数少ないであろう友人のフィリピンから来た少年とその母親が、これから一緒に教会へ行かないかと声をかけた。彼女はシングルマザーのキャリアウーマン。彼は、猫に餌をあげなきゃいけないからと断った。すると彼女は、何気なくバッグから10ポンド紙幣の入った封筒を取り出して渡し、もし店が開いてるようなら、あなたに買ってきてもらっていいかと言った。朝、子猫が外で鳴いてたみたいだから、と。彼女はなんて素敵な優しさの持ち主なんだ!なんて素敵なクリスマス・プレゼントなんだろう!という感動で涙がこみ上げてきた。ちょっと変わった息子の友人に対する施しではなく、自分の代わりに猫たちの餌を買ってきてくれないかとサラリと言える彼女の優しさと、その優しさをちゃんと理解していて素直に「Thank you!」と笑顔で受け取る彼に、本当に心を打たれた。
親子が去った後、「怒ってるよこの猫。僕が手を離そうとすると怒るんだ」と嬉しそうな表情で言った。そして、島中の教会の鐘が鳴り響く中を、猫缶の入った袋を提げて次の餌場へと歩いて行く彼の姿は、圧倒的な迫力で胸に迫ってきた。
最後の餌場、彼の家の前でお母さんのことについて聞いてみると、母親はみな優しいものだけど、僕の母親は僕に特別優しかったと言った。そしてさっきの親子のことを、彼女はとても優しい人だ、だからあの子も大人になったらもっと優しい人になるよと言った。彼は、変人でもなければ、どこもおかしくなんかないではないか。
朝、心地好さそうな海沿いの公園で、彼は相変わらず野良猫たちに餌をやっていた。ベンチで餌を食べる猫を、本当に楽しそうな、幸せそうな顔で見ていた。そんな彼のことを、猫の保護を目的に活動しているマルタ猫協会の人たちは“猫のプリンス”と呼んでいるのだそうだ。
例えば、骨と皮だけのガリガリに痩せた野良を不憫に思い、餌と寝床を提供している猫又の“猫”に対する思いと、彼の野良猫に注ぐ愛情とでは、きっと天と地ほどの差があるのだろう。猫協会の人が言っていたように、もしかしたら彼は猫が「好き」なのではなく、猫に「なりたい」のかもしれない。でなきゃ人生の全てを猫に捧げる生き方なんてできるものではない。凄い!!!
マルタ島、一度行ってみたいな……。


2003年06月19日 01:豪徳寺・壱 その他

カラーで撮るべきだったかな…

とっても暇だったから、かねてから一度行ってみたいと思っていた豪徳寺(正式名称は大谿山豪徳寺。曹洞宗。)へ行ってきた。
知ってる人も多いと思うけど、豪徳寺と言えば招き猫である。俗説としては、昔々、この寺の前を井伊直孝さんというそこそこ偉い人(爆!彦根藩の城主だったかな?)が通りがかったときに、この寺で飼われていた猫(タマ)が門のところで手招きするので入ってみたところ、急に降り出した雨と落雷から免れることができたことから、この寺で猫を祀るようになったとか。また、それが縁で井伊家の菩提寺になったという話も。
ま、兎に角、招き猫の沢山いる様子を実際に見てみたかったのだった。
小田急線豪徳寺駅から徒歩で、商店街を抜け、コンビニで買い物して、東急世田谷線の線路を右手に見ながら突き当たりまで歩き、左折すると右側に豪徳寺の外塀が見えてくる。その塀づたいに何度か角を曲がりながら延々歩く。駅についてから30分くらいかかっただろうか、ようやく正門に辿り着いた。この日はかなり気温も高く、既にヘロヘロ〜。
平日の昼間ということで、人の姿は殆どなかった。井伊家の菩提寺だけあって凄く立派なお寺であり、敷地もかなり広く、どこからどう見学していいものやら迷ったけど、取り敢えず招き猫を入手するべく総受付へと向かった。その横で黙々と庭木の手入れをしている植木屋さんを横目に見ながら入り口に立ったら、「只今植木の手入れをしておりますので御用の方は声をかけてください。住職」という張り紙がしてあり、えっ?まさか…と思いながらその植木屋さんに声をかけてみたら、その植木屋さんこそが住職さんなのだった(笑)。
受付の中には色々な御札や、そしてお目当ての招き猫も色々な大きさのものが陳列されてあった。猫又は5号の招き猫を一つ買った。因みにここの招き猫は「招福猫児」と書いて「まねぎねこ」と読むのだそうだ。
その招福猫児が奉納されてある招福観音堂の奥へと行ってみた。想像していたよりかは少しこじんまりとしていたけど、それでも大小様々な招福猫児がずらりと沢山奉納されている様は圧巻だった。どうか猫又にも福が訪れますように!(←切実!笑)


2003年06月19日 02:豪徳寺・弐 その他

招福猫児としろ。

次に、手書きの案内図に示されていた井伊直弼さんのお墓に行ってみた。井伊直弼さんといえば、例の桜田門外の変にて暗殺されたあのお方(笑)。
墓所の中の、奥のスペースがちょっと他と違う格調高い雰囲気漂っていて、恐らくここに井伊家所縁の方々が眠っていると思われた。墓石はみな立派で古く、刻まれている名前をよく見ると、いつか歴史の本か時代劇で聞いたことあるような名前もあった。その一番奥に、直弼さんのお墓はあった。都の史跡となっていた(因みに、豪徳寺は「せたがや百景」のうちの一つに選定されているそうな。)。な〜む〜。
いよいよヘロヘロ感も増して、更に空腹感にも襲われたところで、一般参拝客用の駐車スペースとなっている場所(いい感じに木陰になっていて、ここへ座れと言わんばかりにスパッと平らに切れた大きな石が置いてあった。)で、さっきのコンビニで仕入れたおにぎりとお茶でまったりとランチタイム〜♪うまいよぉ〜♪なんか成仏できそうなくらい気持ちのよいランチタイムだった(爆)。
それから写真撮影などしたりして、帰路に就いたのだった。
今度は何処へ行こうかな〜。


2003年06月21日 01:プリン博覧会 その他

ねこの手パン♪

池袋サンシャインにあるナンジャタウンで、プリン博覧会なるものが催されているとテレビで観たので行ってみた。
が、そう思った人たちで会場は埋め尽くされており、とてもじゃないけど選んだりするどころではなかった。
しかも、会場がテレビで観た印象よりもかなり狭く、ほんの一角で行われており、お昼頃行ったのだけどもうめぼしい商品は既に売り切れていた。
折角来たのだから取り敢えず何か買って帰ろうかなと思ってみたところで、レジは長蛇の列で並ぶ気力はなく、博覧会会場とは別の場所にある常設店舗のパン屋さんで、ねこの手パン(プリン味)なるものを一つ買ったのだった。
でも、このプリン博覧会の影響でか、ギョーザ博物館(だっけ?笑)のほうはそんなに混んではいなかったので、2種類ほど食べてみた。結構美味しかった♪
プリンのほうを狙うなら、朝一番で行かねばなるまい。
でも今度はカレー博物館に行きたいな〜。でもあそこ、メチャ遠いんだよねぇ…。



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