猫又日記

日記というか、まあその時々に思いついたことや出くわした事件(笑)等をつらつらと…。
なので、毎日書くことはまず滅多にないと思います。
あとは一応更新履歴なんかも書いておこうかな。

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2002年09月28日 01:旅行 その他

先日、一泊旅行に出かけてきた。上高地〜新穂高〜乗鞍というコースのツアー。
台風が近づいていたので天気が気になっていたけど、運良く逸れて行ってくれて良かった〜。
最初の見学地の上高地は、大正池から河童橋までを散策。大正池の所々濃淡のある水の色や、山頂が白い雲で覆われている山々と、全てが緑色のグラデーションの中での森林浴は、とても気持ちよかった。河童橋は、予想通りの混雑ぶり。人の波が途切れる一瞬を狙っての記念撮影は一苦労だった。苦笑
次に立ち寄ったのが、平湯大滝。添乗員さんの話によると、ここはサスペンスドラマの死体発見現場としてよく使われるとのこと。ご丁寧に、滝へと続く通路沿いの窪みを指し示して「ここで死体が発見されて、カメラをふると滝が見えます」と説明してくれた。なるほど。土曜ワイドあたりにはもってこいのロケーションだ。笑
宿泊場所は、上高地からはちょっと離れたところにある奥飛騨上宝(かみたから)温泉。某(笑)カントリークラブ隣接のリゾートホテルだった。アメニティ関係は◎、食事は○、お風呂は△(特に期待していた露天風呂は全然露天じゃないし)、テレビのリモコンは×(思いっきり力入れて押さないと反応しない!爆!)。やっぱ温泉は、アメニティグッズの充実よりも、風呂で満足したい!
翌日最初の見学地は、新穂高ロープウェイで空中散歩。標高差では日本一、世界で二位というだけあって、それはそれはスリリングだった。第1ロープウェイと第2ロープウェイがあり、第2は二階建てのゴンドラで百数十人を一度に運べるのだ。凄いけど、高所恐怖症の人には過酷な乗り物だと思う(笑)。第2の乗り口のしらかば平駅には「アルプスのパン屋さん」という小さなパン屋さんがあり、添乗員さんによると、そこのクロワッサンとクリームチーズパイがオススメで、特にクロワッサンは人気でアッという間になくなるので、あったらすぐに買ったほうがいいとのこと。パン好きな猫又としては是非ともゲットしたいと思いながらも、荷物になるのをきらって帰りに買うことにした。パンも大事(爆!)だけど、折角の大パノラマを満喫しなくっちゃ話にならないし。なにしろこの日は添乗員さんもびっくりな程の見晴らしの良さで、目の前の西穂高岳や奥穂高岳、頂上が鋭く尖った槍ヶ岳、白い噴煙が立ち昇る焼岳、そしてまず滅多に見えることのない白山を含め、案内板等に見えると書かれている山の全てを360度見渡すことの出来た本当にラッキーな空模様だったのだ。思う存分その大パノラマを満喫したあと、再びしらかば平駅へと下りてくると、案の定パンは殆ど売り切れ。でも、ふとオーブンの焼き上がりカウントダウン表示があと8分ほどであるのが目に入った。オーブンの世話から牛乳やパンの販売と全てを一人で仕切っているおねえさんに聞いたら予約もOKとのことなので、先にお金を払って待つこと8分、焼きたてを一番にゲットできた。バスの中でむさぼり食べたクロワッサンは、外はサクサク、中はしっとりで美味しかった〜♪因みに、第1の乗り口の新穂高温泉駅の入り口(売店)すぐ横のお店で売っていた飛騨牛の牛串焼きも美味しかった〜♪
そして次は、ツアー最後の見学地、乗鞍スカイライン。素晴らしい眺めだった。終点の畳平まであと3qというあたりで、今回のツアー初の渋滞に巻き込まれた。この日は平日だったのだけど、自然保護のため来年の5月で普通車の乗り入れが禁止になるので、平日でも多くの観光客が訪れているらしい。やっと到着した畳平のすぐ横の魔王岳を半分だけ登り(笑)、ここでもいい眺めと清々しい空気を満喫した。売店の中に郵便局があるのを発見し、記念に絵葉書でも出そうかと思ったけど、アドレス帳など持ってきているはずもなく諦めた(笑)。そうそう、畳平にある全てのトイレはチップ制(100円)で、バスターミナル内のトイレなどは、よくテーマパークの入り口にあるような鉄のバーが設置されていて、お金を入れてそのバーを回転させないとトイレに入れない仕組みになっていた。ここではそれだけ水が貴重だということだ。さて、あとはもう帰るのみとバスが動き出した途端に雲が流れてき始め、少し下ったころには数分前にいた畳平はもう真っ白になっていた。つくづく天気には恵まれていた旅だった。
帰りの道も渋滞知らず。途中立ち寄った上信越自動車道の佐久平PAで食べた添乗員さんオススメ(そればっかり!笑)のジャージー牛乳で作ったソフトクリームは、またしてもメチャ美味しかった♪またここはちょっとピリ辛なラーメンも美味しいとのことで、休憩時間20分の間に運転手さんや何人かのツアーの人も食べていた。
今回の旅行は、今時のツアーにしては、トイレ休憩含め行く先々で結構余裕のある時間配分だったので、時間を気にしながらも余りセカセカすることなく楽しむことが出来た。ツアーじゃなきゃ山を三つも観光しようとは思わないだろうし(笑)、料金も格安だし。でも今度は、マイカーでゆったりまったりな旅行がしたいなー。



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日記帳 Ver 1.14 2002.10.04 by Kazuho/V.Sonic