■木造 2階建て ■長屋(2世帯住宅+賃貸住戸×2)
敷地面積:279.05㎡(84.41坪)延床面積:317㎡(95.89坪)
敷地の奥半分が1.2メートル下がった段差のある敷地で、奥は生活通路として使用されている水路に面しています。
2世帯住宅は、玄関を共有し1階と2階に完全住み分けをするスタイルです。
賃貸は1階・2階に1戸ずつ、2階住戸は1階玄関から内部階段でアクセスします。
敷地段差なりに1階床のレベルを設定し、2階レベルフラットにする事で1階の床レベルの差はそのまま居室の天井高さの違いに利用しています。
また、中庭も設ける事でプライバシーを守りながら通風・採光・そしれ1階と2階の,2世帯を緩やかに繋ぐ様に設えています。
賃貸にもこの中庭に面する窓を設けていますが、通風だけ取れる形式でオーナー住宅と、相互のプライバシーは阻害しない形式にしています。
■木造 平屋 ■専用住宅
敷地面積:434.02㎡(131.2坪)延床面積:103.74㎡(31.3坪)
敷地を初めて訪れた時その眺望の素晴らしさに感動し,崖下の桜の樹の左と右の眺望の質の違いを設計に活かしました。桜の樹の左は遠景のみで近景が存在しません,一方樹の右側は敷地の接道側でもあるので近景から連続的に遠景までが存在しているために樹の左は住いのよりプライベートなゾーンで,右はパブリックなゾーンから楽しむ様に設えました。
住宅の3LDKといった表現は部屋の用途を示す言葉になりますが,小島邸は生活のシーン 例えばどこでどういう景色を楽しみながらお酒を呑むか?といった色々なシーンを想定し連ね,それをシェルターで覆う事で建物になる という住宅です。