そもそも、どうして流行に乗っていないといけないのでしょうか？流行に乗っていると目立ちませんから無難ではありますが、それだと大量生産型の髪型ばかりでみんな同じになってしまいますよね？大切なのは流行かどうかよりも、自分がどんな髪型をしたいか、ではないでしょうか？
「今時、黒髪ロングなんて時代遅れ」
という人は、常に流行を追っている人だと思います。それはその人の趣味ですからどんどん自由にやって貰ったらいいと思います。でも流行を追うのではなく自分らしい髪型・自分らしい服装をしたい人もいるわけです。流行の髪型は美容院に行けばすぐになれますが、ロングヘアは何年もかけて髪を伸ばさないとなれない髪型です。
アジアでも欧米でも、流行とは無関係にずっと長い髪でいる女性がたくさんいます。ロングヘアというのは世界中のどこでもどんな時代でも人気のある髪型なんです。流行に乗っていないと非難される、というのは日本だけの奇妙な風潮です。
また、日本人の髪色は黒（または黒系）です。本来の髪色を流行遅れ、というのはどういうことなんでしょうか？髪を染め続けていると、髪が芯まで傷み、髪を染めること自体ができなくなってしまいます。実際、何年も明るい色に染め続け、暗い色が流行ってきたから、と暗い色に染めようとしたら、その人の髪はあまりに傷んでしまっていてカラーリングを受け付けない髪になっていた、という事例があります。そうなってしまうと、
「時代遅れ」
と言われても、ベリーショートにしない限りは「流行遅れの髪色」を続けなければならないわけです。流行を追って髪色を変えていると、最後には流行を追えない完全に死んだ髪になってしまうんです。
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