すいません、上の書き込みではまた誤解を与えるような表現をしてしまったので、少し訂正させて下さい。
“ニュータイプみたいに・・・”というのは、いわば比喩的な例えであって、
もちろん、本気で自分のことをニュータイプだと思っているわけではありません。
言葉の意味としましては、“人より先が見えているフリをした”・・・ということです。
“オールドタイプ”と、対語的な意味でそう言おうとしたのですが、少し言葉の使い方を間違ったかもしれません。
それから全体についても、上の文はなんか自己完結的になってしまっている気がします。
そういうのはあまりよくないと思うので、身勝手かもしれませんが、もう一度言い直させて下さい。
まず、私が批判しているのはＲＰＧツクールというゲームと、そういうものを売り出しているメーカーのあり方についてです。
これは、私自身の私的な意見ですが、十分に客観的な視点を得ているものと自負します。
たしかに私の言い分は理想論じみてはいますが、それが現実的でないからと言って口を閉ざしたままでいるのは、
それではただの敗北者にすぎず、敗北者には敗北者なりの主張があるのですし、現実が常に正しいとは限らないのです。
そう言う意味も含めて、現実を変えていこうという意志を、稚拙ながら言葉にして伝えようとしているのです。
それを踏まえた上で、あえて皆さんにも苦言を呈する形になりますが、
私はこのようにしてユーザーが飼い慣らされているという現状は、
ひいてはこの国全体のゲームの絶対的な質の低下を招くのではないかと危惧するのです。
現在のようにメーカーとユーザーが互いに迎合し合っているという状況のままでは、
ゲームのゲームとしてのより洗練された型への進化、本来的な部分としてのゲーム性の向上は望めないのではないでしょうか。
延々として技術の進展による大容量化と、それに伴う映像演出の不必要な肥大化がなされるのみで、
ゲームの本質である遊びとしてのゲームシステムの安っぽさが、ここにきてことさら際立ってきている、
・・・というのはさすがに言い過ぎで、それほど未来は絶望的ではないのでしょうけれども、
私は、ここでユーザーがいま一度厳しい目でゲームを見つめ直す必要があるものと思います。
？？・・・いつの間にか論点がすり替わってしまいましたが、ここで話を元に戻します。
ゲームにゲーム性が無ければ、それがゲームである必要性が無いわけで、（ゲーム以外の媒体によっても表現可能である）
ＲＰＧツクールはまさにこのゲームシステムをなおざりにして、
それをもってすべてをたわいない組み立て作業に終止、矮小化させているところに根元的な問題があると指摘するに到るのです。
鉢植えのひまわり・・・とでも言いましょうか。（またわけの解らない例えが出てきた・・・）
花は咲き、そして散るわけですが、実を結ぶことはあってもその種が蒔かれることがなければ、次の芽が出ることはないわけで、
それでは何も後に受け継がれるものは残らないのです。
これではゲームの、発展性との関わり合いから見ても本末転倒なのではないでしょうか。
つまりＲＰＧツクールは、（ゲームを作るという行為自体を一つのゲーム、遊びとして呈示してはいるけれども）
最初からどこか歪んだ意図によって捏造されたフィクション、存在しない幻でしかないことは明白で、
換言すると、ゲーム性を捨ててゲーム性としている・・・、
本質が本質から外れているという、言い逃れしがたい矛盾をはらんでいるものであると思うのです。
そこで、だからといって皆さんにこうした考え方の全てを押し付けるつもりはありませんし、
所詮、批判は批判にすぎないわけで、口だけで言ってどうこうなる問題でもないのですが、
解って欲しいのは、私が皆さんをバカにしてこのように言っているのではないということです。
ただの誹謗、中傷のための文章だと見くびって欲しくはないのです。
こういう経験、認識を持つユーザーの一人として、虫の囁きのようではありますが、
たしかな意志を込めて皆さんへの呼びかけをしようと思ったのです。“ホントにそれでいいの？”・・・と。
一般的には迷惑極まりない思想かもしれませんが、こんな声もあるのだと、どうか温かい心で受け止めてやって下さい。
とんでもなく長い書き込みになってしまいましたが、これにて失礼させていただきます。