独り言過去ログ:No.551〜600(2001.08.09〜2001.09.28)

600お風呂や洗面台がピンク色になることありませんか?うちも濡れたまま放っておくとピンク色になります。さて、これは何が原因なんでしょう?答えは霊菌です。セラチア菌ですね。たんぱく質に付着して繁殖し、赤色色素プロジギオシンを生成する細菌で、このプロジギオシンのせいでピンク色に見えるんです。そう、水道水自体に原因がるわけじゃないんですね。石鹸カスや垢が残ってると、それ(たんぱく質)を養分としてセラチア菌が繁殖してピンク色になるってわけです。つまり、浴室や洗面台を不潔にしてると起こる現象ってことです。水のせいにしないで、ちゃんとこまめに掃除をしましょうってことですね。ということで、今日から数日間は水の色について書いてみます。(2001.09.28)
599ディアゴスティーニの週間インサイド・ヒューマンボディー創刊のテレビCM、見ました?ディアゴスティーニの週間○○シリーズは、毎号ミニカーとか石とかのおまけが付いてるってのが売りですよね。ということで、このインサイド・ヒューマンボディのCMを見たときはどんなおまけが付いてるのか期待しちゃいました。例えば、「週間インサイド・ヒューマンボディー、創刊号は目玉が付いて絶賛発売中!」とか、「週間インサイド・ヒューマンボディー、第2号は鎖骨が付いてきます。」とか。でも実際は何も付いてなくてちと残念ですけどね。さて、この次は何を出してくれるんでしょうか、ディアゴスティーニさん。(2001.09.27)
598昨日は初めて赤坂へ通勤しましたけど、予想に反してJR総武線も地下鉄千代田線も空いてました。きっともう少し遅いほうが込んでるんでしょう。で、帰りのことなんですけど、JR総武線でまたまた気分の悪い乗客が出て電車が止まりました。「お客様の中にお医者様は...」という放送はありませんでしたけど、このような状況はこれで4回目です。これって多いのか少ないのか、どっちなんでしょう?というわけで、今日も何か起こるか期待しながら行ってきます。(2001.09.26)
5973連休も終わり、今日からまた仕事のはじまりです。で、私は今日からJVへ出向ということで、今までとは別の事務所へ出勤です。これまで、通勤ラッシュとは逆の方向へしか出勤したことが無い、しかも会社(事務所)まで長くて20分程度という環境のところに居を構えていたんですけど、今回は引越しを伴わない出向ということで通勤時間が1時間ぐらい、しかも千葉から赤坂へ通勤ということで朝のラッシュの真っ只中ということになります。私のような土木系の設計事務所は、勤務時間を客先である役所(国土交通省、日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団、本州四国連絡橋公団、名古屋高速道路公社、福岡北九州高速道路公社、各都道府県市町村などなど)の出勤時間に合わせる必要があるので、だいたい8:30から始まるんです。ということで、時差出勤なんてことはできませんし、最も込みあう時間に合致しているということで、もうなんだか憂鬱です。と、愚痴をこぼしてばかりはいられませんので、気をとりなおしていってきます。(2001.09.25)
596昨日、浅草へ行ってきました。久しぶりに行ったんですけど、いつも揚げまんじゅうを買うお店が無くなってました。で、1個からでも売ってくれる別の店で普通の揚げまんじゅう、ゴマ、抹茶の3種類を1つづつ頼んで袋詰された揚げまんじゅうを受け取った後、少し離れたところで食べようと中を覗くと、なんと3種類のまんじゅうが2つづつ入ってました。店の人が間違えたようで、得しちゃいました。その後、辺りをフラフラしてたら野菜アイスのグリーンベルという店に出くわしました。ジャガイモとかコーンとかかぼちゃとか、その他いろいろな野菜をアイスクリームにして売ってる店で、ホンジャマカの石塚さんや、太川陽介さん、相撲取りの安芸島関などいろいろな有名人のサインが飾ってありました。あとはかっぱ橋道具街通りの方面を歩いたりしながら半日ほどブラブラしたあと、いつものお決まりの杵屋で揚げたての揚げあられを買ってつまみながら、赤坂、秋葉原と回って帰りました。秋葉原ではコンパクトフラッシュがどれぐらいの値段か見て回ったんですけど、256MB14,999円と、少し前では考えられない値段がついてました。128MBなんて5,980円でしたから、そこいらの量販店での64MBより安いってことになりますね。そんなこんなで、3連休もどこにも行かずに近所をうろうろして終わりそうです。さて、今日は何をしようかなぁ。(2001.09.24)
595ニューヨークの同時テロのニュースのおかげですっかり影を潜めてしまったニュースがありますよね。新宿歌舞伎町の雑居ビル火災のニュース、ハワイ沖で沈没したえひめ丸のニュース、高祖議員関連の選挙違反のニュース、外務省の汚職事件のニュースなどなど...。マスコミの取り上げ方一つでこれほど世間の目の向けどころが変わってしまうってのは凄いことですよね。ちょうど昨日のテレビ映画でやってた「マッド・シティ」もそうでしたけど、マスコミが事件の方向性を決めてしまっているという、ちょっと怖い状況になっていることが如実にあらわれています。インターネットの普及でマスコミの大衆へ対する影響度は小さくなると言われてましたけど、まだまだそうはなっていません。IT革命だなんだと騒いでますけど、所詮マスコミから情報を得ている状態ではまだまだってとこですね。というわけで、これを読んでるほどの方はネット上のほんの些細な情報でも覗いているってことで大丈夫でしょうけど、そうでない方ははやく脱マスコミしないといけませんね。(2001.09.23)
594雅子さま(って、雅子さんじゃダメなのか?)が12月に出産予定ということで、巷ではその赤ちゃんのことを「ロイヤルベビー」と呼んでます。「ロイヤル」というのを辞書で引くと、
1.王の、国王たる、国王から出た[与えられた]、2.国王の保護のある、王権のもとにある、王立の、3.王者らしい、王にふさわしい、気高い、高貴な、寛容な、4.堂々とした、立派な、5.すばらしい、素敵な、6.非常に重要な、7.大型の、特大の
という意味が載ってます。雅子さまは皇族だから1〜3の意味で使ってるんでしょうけど、皇族だからって何でも「ロイヤル」を付けるってのもいかがなものでしょうか。皇族だからロイヤルっていうんだったら、ポーカーで単なる”ストレートフラッシュ”でも雅子さまが役を作れば”ロイヤルストレートフラッシュ”になっちゃいます。なーんてね。(2001.09.22)
593昨日、イギリス人ジャーナリストによるビンラディン氏のインタビューの映像がニュースで流れてましたね。その中で「イスラムを信じてる人が...イスラムを信じてない人が...」というくだりがありました。アイルランドでの宗派の違いによる対立や、シーア派、スンニ派などといった違いによる対立などなど、宗教を信じているがために起こるいざこざ、対立、紛争が実に多いですね。本来、宗教というのは信じることによって救われる、信仰することによって幸福を得られるというもののはずなのに、熱心な信者であるがために戦争にまで至るなんていうのは本末転倒です。そう考えると、実質的に国民のほとんどが特に信仰している宗教が無いという日本はある意味世界で最も幸せなのかもしれません。信じれば救われるというのは宗教勧誘の決まり文句ですけど、何も信じない(何にも頼らない)のが一番なのかもしれないと痛感する今日このごろです。(2001.09.21)
592和田アキコの出てる永谷園のテレビCMありますよね?「中国のお友達も来るんでしょ?」とか言いながら中華鍋でカニ玉を作るやつ。あれって”ホームパーティーを開く→腕によりをかけて料理を作らなきゃいけない→中国人の友達も来る→よし、中華料理だ!”って展開なんですけど、何気なく見てるとそのまま見過ごしてしまうんですが、よく考えてみると日本に来ている中国人に中華料理を振舞うってのはいかがなものか?という疑問が湧いてきます。逆の場合を考えて見てください。自分が中国に遊びに行って現地の家族にホームパーティに招いてもらったら、期待するのは中国ならではの家庭の味、本場の中華料理というところでしょう。でもいざ行ってみたらきつねうどんとかざるそば、冷ややっこに肉じゃがという料理が並んでいる。という状況なわけですよね。しかも本国日本で食べるものに比べたらおそらく味は劣ることでしょう。ね?そう考えるとおかしなCMですよね。みなさんもそう思いませんか?(2001.09.20)
591もうすぐ9月も終わります。と言ってもあと1/3ほどあるんですけど、まあ、もうすぐ終わると言っても良いでしょう。ところが、ちっとも涼しくなりませんね。昨日は名古屋へ行ってたんですけど、真夏のように暑かったです。予想では最高気温30度と言ってましたけど、街中のアスファルトの上ではもっと気温は高かったハズです。ところで、最高気温とかってどこの地点の温度なんでしょうか。きっとどこかに設置してある基準となる温度計ってのが全国各地にあるんでしょうけど、では東京の最高気温とか名古屋の最高気温、大阪の最高気温なんてのは具体的にどこなんでしょうか。仮に各地の地方気象台の百葉箱の気温とかだとすると、それは都市部の本当の気温を表してないことは明白です。そう言えば、先週行っていた大阪では、地下鉄御堂筋線の淀屋橋かどこかの駅のホームに百葉箱が設置してありました。まさか大阪の気温はその百葉箱の気温では無いでしょうけど、いったいあれはなんのために設置されてたんでしょう?普段何の気無しに使ってる「最高気温」とか「最低気温」も、その実態ってのはよく知らずに使ってるんですね。このへんのこと詳しい方がいらっしゃいましたらご一報ください。(2001.09.19)
590今朝の地震、ちょっとびっくしりました。下から突き上げるような揺れでしたから。まあ、震度は大きいところで4ということだったので心配するほどのことはありませんけどね。
さて、今日のお話です。ニューヨークの証券取引所が1週間ぶりに再開しました。で、再開30分でいきなり500ドル以上も下げました。今回のテロってのは単に世界貿易センタービルを破壊しただけじゃなく、資本主義社会の根底を揺るがすような攻撃だったことがあらためて分かったわけですね。ということで、裏を返せば日本国内では東京一極集中が問題になってますけど、資本主義経済では世界規模でアメリカ一極集中という問題を抱えてるともとれます。まあ、実際はアメリカ、欧州、日本(アジア)の三極が微妙にバランスをとりながら成り立ってるんですけど、基準通貨としてドルに頼ってる現状からすると、比重はアメリカが大きいというのが抗しがたい事実です。さて、このテロ問題、現在は直接の被害国であるアメリカ対テロリスト、テロ国家という図式ですけど、この後アメリカ以外の資本主義国とどう関わっていくか動向が非常に気になりますね。日本はいったいどうやって関わっていけば良いのでしょうか。ヘタレ国家と世界から後ろ指さされないようにきちんと対応して欲しいものです。って、人事のように言ってるようじゃダメですね。(2001.09.18)
589最近、「N」が流行ってると思いませんか?ネスカフェの缶コーヒー(N)、ナショナルの家電(N計画)、ニューバランス(スニーカー,マークがN)、清涼飲料水(n)などなど、テレビCM見ててもNという文字がよく目に飛び込んできます。私が仕事で使ってる圧力(応力)や力を表す単位も、従来の重力単位であるkgf(キログラム重)からSI単位であるN(ニュートン)になりましたし。さて、次はどんな”N”が出てくるんでしょうかねぇ。(2001.09.17)
588来週から仕事場が変わるんです。大きな土木プロジェクトでよく採られる形態であるJV(Joint Venture)へ出向するためです。で、全く新たに事務所を構えてそこで設計作業をするわけですけど、現在の設計作業で不可欠なコンピュータ、そのコンピュータ同士の接続であるLAN、そして会社やインターネットへの接続などなど、現在当たり前のように会社で使っているコンピュータ環境をゼロから構築しないといけないんです。与えられた条件というか環境は、ISDN回線1本。制約条件は5万円以内でインターネットにも接続し、パソコン4台のLANを組み、もう一つある同じ事務所内の別系統のLANにも接続し、契約できるプロバイダのIDは1つだけで4台のパソコンを同時にインターネットに接続させるというものです。というわけで、昨日ISDN用のダイアルアップルータとLANケーブルを買ってきました。そこで感じたのは、ISDNはもはや過去の遺物扱いってことです。ルータを探してもほとんどがブロードバンドルータばかりで、ISDN用のものは数えるほどしか置いてません。また、LAN側のインターフェイスも10BASE-Tというものしか無く、HUBのポートもせいぜい4ポートです。ネットで調べたらISDN用のルータでも100BASE-TX対応のものがあるんですけど、実際に量販店に行っても置いてないんですねぇ。世の中どんどんブロードバンド化が進んでることを痛感しました。そんな中、未だに私の自宅はアナログ56kbpsという環境です。時代の波に乗り遅れてますねぇ。そろそろ考えようかな。(2001.09.16)
587アメリカのテロ事件の関係で、国内の空港もチェックが厳重になってきてます。で、昨日関西空港から羽田まで飛んできたんですけど、手荷物検査のゲートを絞って念入りに検査してる割には簡単に折りたたみナイフを機内に持ちこめました。あ、言っときますけど何か企みがあって持ちこんでるわけじゃなく、もらいもののキーホルダ形式の折りたたみナイフなので、昔入れたままずっといつもかばんの中にあるっていうだけですから。ちなみに、先週の土日に行った石川県は山代温泉への往復の飛行機では、往きの羽田では手荷物検査にひっかかってスチュワーデス預かりになりましたけど、帰りの小松空港ではノーチェックでそのまま機内に持ちこめました。空港によってこれほど対応が違うってのは問題ではないでしょうか。アメリカのテロも対岸の火事とたかをくくっていると、そのうち日本でもとんでもないことが起こらないとも限りません。そう思いませんか?(2001.09.15)
586実は一昨日から大阪は堺に来てまして、今日も定宿にしているリーガロイヤルホテル堺からのアップです。今週は月曜に会社に出た後、火曜は大阪は肥後橋で会議、そのまま大阪に泊まって堺へ出勤と思いきや東京赤坂で打合せということで東京へ。夜再び堺に戻り木曜は朝8時から大阪事業所へ出勤、その夜(昨夜です)はゆっくり堺で過ごし、今朝つまり金曜は再び大阪事業所へ出勤です。さて、今日は千葉へ戻れるんでしょうか。来週も月曜は赤坂で打合せ、火曜は名古屋で打合せ、水曜の夜に再びここ堺へ入り木曜は朝から大阪事業所へ出勤、金曜日にようやく本来の自分の所属部署である船橋の事務所へ出勤というスケジュールなので、移動だけで疲れちゃいます。なんて余裕ぶっこいてこんなこと書いてる場合じゃないんですよね。早くチェックアウト済ませて出勤しなければ...。大阪事業所は朝8時からといいながら、最寄駅から会社のバスで行かないといけないので、実質7:30ごろにバス停に行かないといけないんです。ということで、これから南海堺駅へと向うことにします。では、いってきます。(2001.09.14)
585一昨日のアメリカの事件ですけど、アメリカの被害は甚大なものとなってしまいましたね。その影響で日本国内でもいろいろと被害が発生しているということですけど、なんと私もちょっとした被害(そう呼んでいいかどうか非常に怪しいですが)が出たんです。というのも、昨年9月12日に1年の定期預金を米ドルで預けたんです。当時1米ドル=105.35円で、しかもアメリカがかつての日本のバブル景気のような好景気だったので年利6%とうい高利率だったから迷うことなく契約したんです。で、その金額は10万ドル。預け入れ時に1ドル当たり1円の手数料ということで、10,635,000円を預金したことになります。で、その満期が昨日の12日だったんです。11日、つまり前日の為替レートは1米ドル=121.71円。利子と税金の控除を考えると104,800ドルになるので、前日のレートで12,650,408円(換算時に1ドル当たり1円の手数料)となり、2,015,408円の儲けとなるはずだったのが、このアメリカへのテロのおかげでドル売りが進んで、銀行の営業開始直後の朝9:00に速攻で手続きしたんですが1米ドル=119.53円と2円以上も円高にふれてましたので、結局218,000円ほど損をしたことになりました。4日ほどまえに一時118円台をつけてましたが、その後徐々に円安にふれてましたので、昨日一日様子を見て122円台に入ったところで解約というストーリーだったのに、あのテロで一気に予定が狂いました。まあ、そういうリスク(ってほどじゃないけど)があるから利率も高いんですけどね。このテロで家族を亡くされた方、自ら犠牲になられた方々もいらっしゃるので、あまり不謹慎なことは言えませんが、やっぱり20万円は大きいです。さて、この次はどうやって増やそうか、なにか良いものがありましたら教えてください。(2001.09.13)
584昨日の世界貿易センタービルへの飛行機突っ込み事件の映像、凄かったですね。日本では台風15号の被害が甚大だっていうニュースがあったんですけど、東京を通過するとマスコミの報道熱も一気に覚めますから、たちまちこの飛行機突っ込み事件がトップニュースになってましたね。で、調べてみたら世界貿易センタービルは110階建ての419mというニューヨークで一番高いビルとのこと。カラー版キングコングが登ったビルとしても有名ですね。ちなみに白黒キングコングが登ったエンパイヤステートビルは102階建て381mと世界貿易センタービルより小さいようです。で、上には上があって世界貿易センタービルよりシアーズタワーの方が大きいんです。階数は110階と同じなんですけど、高さが443mもあるんです。あの明石海峡大橋のタワーですら300m無いですし、東京タワーでも333mですからその高さがどれほどすごいのか分かりますね。日本のビルでは横浜のランドマークタワーが70階、296mってとこが最高でしょうか。この辺はランドマークタワーに行った時の記憶できちんと調べてるわけじゃないので間違ってたらごめんなさいです。なにはともあれ、映画の中ですら起こりえないようなことが現実に起こった、ホントすごいニュースでしたね。ペンタゴンやキャンプデービッドにも突っ込んだとのことですので、この後のアメリカの出方がどうなるか気になりますね。(2001.09.12)
583一昨日書いた”にゃんまげ”の件ですけど、あの後調べたら「株式会社時代村」のキャラクターで、日光江戸村も加賀百万石時代村もその時代村経営のテーマパークだったんです。というわけで、全く同じ映像でナレーションだけ違うCMってのもうなずけますね。ちなみに”登別伊達時代村”と”伊勢戦国時代村”も同じ株式会社時代村のテーマパークです。で、その”にゃんまげ”を見ててあることに気付きました。まずはにゃんまげを見てもらいましょう。

 
では次に先ごろ発売されたsonyの新AIBO、その中の白い方の”ラッテ”の写真を見てください。
 

どうですか?そっくりですね。AIBOの方が後発ですからデザイナーが真似したのか偶然そうなってしまったのかは分かりませんけど、それより何より”犬”であるAIBOが”ネコ”をモチーフにしたにゃんまげに似てるってのはちょっと問題では?と思ったわけです。みなさんはどう思いますか?(2001.09.11)
582では今日も石川県山代温泉への社内旅行のお話をします。2日目は久谷焼窯元、千里が浜、兼六園、金箔工芸館とまわりました。が、特に面白いことはありませんでした。久谷焼の窯元では、最近の小泉首相ブームにちゃっかりあやかって、小泉さんの顔を焼きこんだマグカップなんかがありました。あ、そういえばその久谷焼窯元にあったジュースの自動販売機で紅茶を押したら”さっぱりレモン”とういのが出てきて、事情を話して返金してもらった後、今度は別の紅茶(最初のやつとは場所が違う)を押したんですがまたまたさっぱりレモンが出てきたんです。で、再度返金してもらって緑茶を押したんですが、やっぱりさっぱりレモンが出てくるんです。しょうがないのでそれを飲みましたけど、あんな自動販売機なら苦情が殺到してるでしょうね。さて、その他ですが、石川県ということでどこでも「ゴジラ松井○○」というものを売ってました。さすがに松井(ジャイアンツ)の出身地ですけど、それにしても便乗しすぎです。ゴジラ松井サブレ、ゴジラ松井人形焼、ゴジラ松井北陸育ち(お茶)などなど、とにかく全て「ゴジラ松井」でしたから。そんな感じで、睡眠不足もあって頭がボーッとしているうちに2日目が終わり、小松空港から無事羽田へもどってきました。以上、社内部署旅行のお話でした。(2001.09.10)
581石川県山代温泉からのアップです。昨日は安宅の関、東尋坊、竹細工資料館、永平寺を回ってきました。東尋坊は自殺の名所ということもあって、命を大切にしろとかお助け電話とかいろいろありましたけど、私の個人的な感想を言わせてもらえば「ここでどうやって死ぬんだ?」というところです。水面までの距離も十メートルぐらいだし、水深も十分ありそうだし、なんといってもほとんど波が無いんです。よっぽどアカプルコから飛び込んだ”スターにしきのあきら”の方が危険度大です。でも、一応自殺の名所ということなので写真をいっぱい撮って来ました。帰って何か写ってないか確認してみますので、もし何かが写ってたらアップします。あと、安宅の関に亀の形をした石があったんですが、その由来を読んだら、八蔵という人が浜に上がってきた大きな亀にたらふく酒を飲ませて海に返したけど、何度も上がってくるので神社に案内したらいついた云々ということでした。要するに、亀を泥酔させて泳がせたという動物虐待のお話だったんです。その他、旅館でテレビを見てたら日光江戸村の月面で”にゃんまげ”(?)に飛びつくCMをやったんですけど、映像は全く日光江戸村でナレーションは「加賀百万石時代村」というものでした。系列が同じなんでしょうけど、ちょっと違和感がありましたね。とまあこんな感じで1日目の社内旅行は無事終了したわけです。今日、なにか面白いことがあったら明日続きをかきます。(2001.09.09)
580今日から2日間、つまり今日と明日ですが、会社の部署の旅行で石川県の山代温泉へ行きます。ということで、土曜日なのに朝の5時前という早朝にこれをアップしてます。だって集合時間が7:00amですから。しかもその時間に羽田空港に集合です。まあ、結婚前はよく6:55am羽田発の飛行機に乗ってましたから、それに比べたらまだ楽なんですけどね。というわけで、これから行って来ます。(2001.09.08)
579今週は千葉⇔名古屋の出張がありました。いつものように新幹線での往復でしたが、いつもと違ったのがのぞみの車両でした。いつもは700系なんですけど、今回は500系だったんです。それが原因じゃないんですけど、確かに700系より揺れる車両に乗ってあらためて再認識しました。それは「新幹線で移動しながら仕事はできない」ということです。飛行機ならできるんですけど、新幹線は無理です。というのも、揺れが激しくてパソコンに入力、画面を注視という作業は気分が悪くなる(要するに乗り物酔い)、揺れが激しくてテーブルでのもの書きは雑書き、メモ程度しかできないということが途中の停車駅に止まっている時以外ずっと続くからです。飛行機のほうが揺れると反論する人もいるでしょうが、私が今まで乗った統計では、確かに揺れるときの揺れ方は新幹線の比じゃないぐらいの激しいものですけど、そんな揺れ方をするのは何回かのフライト中に1回、それも短時間で終わりです。一方、新幹線は飛行機ほど激しい揺れじゃなくても、動いていれば100%揺れますし、動いている間ずっとそれが絶え間無く続くんです。というわけで、新幹線の移動中はもはや仕事の時間として考えられなくなっちゃいました。と言い訳して思いっきり眠っている今日この頃です。(2001.09.07)
578突然ですが、「円」って何でしょう?私は技術系の仕事をしてるので、
x2 + y2 = r2
と答えてしまいます。同じように、「球」は?と聞かれたら
x2 + y2 + z2 = r2
という答えです。でも、本当にこれらは「円」や「球」でしょうか?というのも、先の2式は「xy平面上で原点からの距離がrである点」「xyz空間で原点からの距離がrである点」、つまり円周上の点あるいは球の表面上の点を表しているに過ぎないからです。本来、円や球って充実なものですよね?例えば輪投げの輪やブレスレットのようなものは「円」とは言わないで「輪」というように。ということで、円や球を式で表すと
x2 + y2 ≦ r2
x2 + y2 + z2 ≦ r2
ということになりますね。でも、高校では円や球の式を最初の式(不等号じゃないやつ)で教えるんです。ゆとり教育とかで円周率を「約3」とするとか、台形の面積の求め方を省略するとか言ってますが、ホントにそれでいいんでしょうか?私としては、「公式」を教えるのをやめてイメージや意味を考えながら今まで公式として教えてきたものを自分達で求めさせるような教育が必要だと思います。って、なんか硬かったかな?(2001.09.06)
577では今度こそ本当に変な法律シリーズの最後です。最後は昨日の「売春防止法」から第2条をご紹介します。それは、
この法律で「売春」とは、対償を受け、又は受ける約束で、不特定の相手方と性交することをいう。
というやつです。この中で注目すべきは最後の方にある”不特定の相手方”というところです。この売春防止法では、”売春=不特定の相手と対価を得ての性交”としてるわけですから、金持ちが愛人を囲っているなんてのは”特定の相手”だから売春防止法の適用外なわけです。また、援助交際も特定のパパとだけ交際していれば売春でもなんでもないんです。逆に、最近巷で流行っているプチ家出の少女達が、その日の食事と宿(ホテル)目当てに毎日とっかえひっかえ逆ナンして性交するのはまさに売春なわけですね。変な法律シリーズの最初の方でも紹介しましたが、こうしたプチ家出のバカ少女達は売春防止法違反であり軽犯罪法違反でもあるんです。つまり彼女達は犯罪者というわけですね。おっと、日本では目の前で殺人を起こしても裁判で有罪という判決が下されない限り犯罪者ではないから、犯罪者ではなく容疑者ですか。そう考えると、日本の法律ってホントに変ですね。「疑わしきは罰せず」というのがまさに「変な法律」なのかもしれません。でも、疑わしいだけで罰せられたらかないませんけど...。ん?そういえば痴漢だけは疑わしいだけで逮捕権もなにもない駅員ごときに逮捕・連行され、最終的には罰せられることが多いですね。おお、これぞ究極の変な法律だぁ。でも待てよ、痴漢ってどんな法律で裁かれるんだ?直接的には条例レベル(迷惑防止条例とか)だけど、程度がひどいと刑法第176条の強制わいせつ罪が適用されるのかな?この辺がはっきりしてないってのも”法律って変”ですね。(2001.09.05)
576えー、昨日で変な法律はお終いと思ったんですけど、「○○は禁止」というので思い出したのがあるのでちょっとだけ続けます。「○○は禁止」で思い出した法律、それは「売春防止法」です。その第3条にこう書いてあります。
何人も、売春をし、又はその相手方となつてはならない。
どうですか?思いっきり禁止してますね。殺人は禁止しないのに、売春は禁止なんです。ドイツやオランダでは売春も立派な職業ということで、政府に登録できるし年金だってもらえるそうですから、他国でOKなのに日本では法律で禁止ってのもどうでしょう。あ、誤解しないように補足しますけど、私は売春を認めろと言ってるわけじゃないですから。殺人を法で明確に禁止すると書いてない国で売春を法で禁止すると明記するのはなぜ?と疑問に思うだけです。売春を禁止すると明記するよりまず「何人も、自らの生命を守るための特別な場合を除いては、他人を殺害してはならない。」とかなんとか明記すればいいのにと思うわけです。みなさんもそう思いませんか?(2001.09.04)
575さて、では昨日に引き続き刑法からご紹介します。これで変な法律シリーズはひとまず終わりです。では最後のやつを紹介しましょう。最後は刑法第199条です。昨日の第89条=外患誘致を知らない人(普通は知らんわなぁ)が最も重い犯罪だと思うだろう”殺人”に対する条文で、
人を殺した者は、死刑又は無期若しくは3年以上の懲役に処する。
というものです。これは何を言ってるかというと「人を殺したら、こうこうこういう罰を受けますよ。」ってことです。よく「人殺しは法律で禁止されてるんだぞ!」なんてことを言いますけど、刑法を読んでも「人殺しは禁止」とは書いてないんですね。以前紹介した「未成年者飲酒禁止法」とか「未成年者喫煙禁止法」なんかは「○○は禁止!」と書いてあるんですけど、ざっと法律を探した範囲では「殺人は禁止!」と書いてあるものは無いんです。よく「アメリカでは法律で禁止してないものはOK、日本では法律で許可されてるもの以外はダメ」ということを聞きますが、その考えでいくとアメリカ流なら日本は殺人OKとなるんでしょうか?なんか恐ろしいですね。(2001.09.03)
574では引き続いていっちゃいましょう。変な法律シリーズ、今日は法律を知らない人でもテレビドラマなんかでお馴染みの「刑法」です。まずは第81条から早速ご紹介しましょう。
外国と通謀して日本国に対し武力を行使させた者は、死刑に処する。
どうですか?かなりショッキングな内容でしょ?だっていきなり有無を言わせず”死刑”って書いてあるんですから。ということは、裁判では有罪か無罪かだけが争点で、有罪即死刑ってことです。まあ当然と言えば当然ですよね。だって不特定多数の一般市民の命を危険にさらすのみならず、独立国家日本国に対する反逆なわけですから。日本の法に守られている者が、他国の力でその法を執行している国自体を攻撃するわけですから情状酌量の余地など微塵も無いってことでしょう。これでも死刑反対論者の人たちは反対するんでしょうか?ところで、唆されて日本を攻撃してきた他国はどうなるんでしょう?この刑法第81条では、唆した人に対することしか書いてませんから、唆された方はこの第81条の適用外なわけで...まあ、戦争をしかけてきた他国を刑法で取り締まるって考える方がおかしいんでしょうけどね。(2001.09.02)
573今日から9月です。で、今日は防災の日です。さて、では今日のお話です。昨日に続いてまたまた変な法律をご紹介します。今日は「旅館業法」です。その第5条にこう書いてあります。
営業者は、左の各号の一に該当する場合を除いては、宿泊を拒んではならない。
 第1号 宿泊しようとする者が伝染病の疾病にかかっていると明らかに認められるとき。
 第2号 宿泊しようとする者がとばく、その他の違法行為又は風紀を乱す行為をする虞があると認められるとき。
 第3号 宿泊施設に余裕がないときその他都道府県が条例で定める事由があるとき。
いかがでしょうか。これによると、「こいつ一人旅か。なんか金持ってるかどうか怪しいな。よし、宿泊拒否じゃぁ〜。」というのは許されないということです。伝染病にかかっていると明らかに認められず、とばくや違法行為をするよう認められず、部屋が空いていればたとえどんなに嫌なやつでも宿泊を拒否できないわけですね。なんか旅館を経営してる人には気の毒な法律ですけど、現にこういう法律があるんです。でも、明らかに伝染病に罹っていることが分かるとか、とばくや違法行為をすように見えるとかってどんな人なんでしょうか?特にとばくや違法行為をしそうな人ってのはかなり主観が入るような気がするんですけど、この旅館業法で一悶着あったなんて聞いたことが無いですから、現状でも問題なんでしょうか?それとも旅館側が泣き寝入りしてるのかな?(2001.09.01)
572では引き続き変な法律です。今日は「国民の祝日に関する法律」です。成人の日が1月の第二月曜日になったり体育の日が10月の第二月曜日になったりしたのはこの法律によることは周知の事実だと思います。さて、この「国民の祝日に関する法律」の第2条にはおなじみの国民の祝日が列記され、なんで祝日なのか(何を祝うのか)が書いてあります。そのまま転記しますと、
元日(1月1日)
年のはじめを祝う。
成人の日(1月第2月曜日)
おとなになつたことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。
建国記念の日(2月11日)
建国をしのび、国を愛する心を養う。
春分の日(春分日)
自然をたたえ、生物をいつくしむ。
みどりの日(4月29日)
自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
憲法記念日(5月3日)
本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する。
こどもの日(5月5日)
こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
海の日(7月20日)
海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。
敬老の日(9月15日)
多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。
秋分の日(秋分日)
祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。
体育の日(10月第2月曜日)
スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。
文化の日(11月3日)
自由と平和を愛し、文化をすすめる。
勤労感謝の日(11月23日)
勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。
天皇誕生日(12月23日)
天皇の誕生日を祝う。
ということだそうです。この中で注目したいのは、5月5日の子供の日です。世の中では5月5日は”男の子の節句”(端午の節句,3月3日の女の子の節句と対比されている)とされていますけど、法的には男女関係なく子供の人格を重んじる日なんです。しかも、それに加えて母に感謝する日でもあるんです。別に「母の日」というのがありますけど、法的には5月5日こそ「母の日」なんですねぇ。あと、春分の日と緑の日はともに自然を称え感謝するとなっていますが、花粉症の私にとってはこの時期(花粉が多く飛散している時期)にそんなこと言われてもとても自然を称え感謝することなんてできません。花粉症の人の気持ちを逆なでするこの法律、個人的にはノーと言いたいです、ハイ。(2001.08.31)
571それではまた変な法律に戻りましょう。今日の変な法律は「決闘罪ニ関スル件」です。なんじゃそりゃ?って思うかもしれませんが、確かにこういう法律は存在します。一昨日の東京新橋での暴力団同士の大乱闘なんてのはこれに抵触するんでしょうね。で、その第1条にはこう書いてあります。
決闘ヲ挑ミタル者又ハ其挑ニ応ジタル者ハ6月以上2年以下ノ重禁錮ニ処シ10円以上100円以下ノ罰金ヲ附加ス
これまた変な言葉遣いと送り仮名がカタカナで分かりづらいですが、要は「決闘を申し込んだ人やそれを受けた人は6ヶ月以上2年以下の重禁固刑かつ10円以上100円以下の罰金」ってことです。この”決闘”というのがどのような内容を指すのか分かりませんけど、「よし、勝負だ!明日の○○時、××まで来い!」と言って殴り合いの喧嘩するのはどう考えても「決闘罪ニ関スル件」で有罪でしょうけど、同じセリフでピッチャーとバッターに分かれて勝負するのは多分「決闘罪ニ関スル件」で裁かれることは無さそうです。では、同じセリフで公道ゼロヨンしたらどうでしょう?道路交通法違反に問われるのは間違いないでしょうけど、「決闘罪ニ関スル件」での罪は問われるんでしょうか?よく分かりませんね。殺し合いを前提にしてると罪、そうでないと不問ということでしょうか。ホント、法律ってわけ分かりませんね。あ、だから弁護士ってのがいるのか。(2001.08.30)
570今日は変な法律を一時中断して別のお話をしましょう。実は先日、レンタルビデオ屋で「ホワイトアウト」というのを借りたんです。普段邦画は見ないんですが、いつ行っても全てレンタル中だったのがたまたま1本あったので、そんなに人気のあるやつなら話の種に見てみるかなと思って借りたんです。で、見たんですけど、なんかテレビの2時間ドラマのような感じで、映画特有の壮大なスケールとかダイナミックな映像とかはまるでありませんでした。それから、最後のシーンで松島菜々子扮する千晶がヘリコプターの中で織田裕二扮する富樫が握っていたコンパスを取ろうとしたところ、意識を失っているはずの富樫がギュッと握り直して離さないのを見て泣くというのがありましたけど、あれはどういう意味だったんでしょうか。自分の婚約者を見殺しにしたと思っていたけど本当はそうじゃなかったんだって気づいた、と取れなくも無いですけど、私が見て素直に感じたのはこうです。
千晶は富樫が自分の婚約者であり富樫の親友でもあった吉岡(石黒賢)を雪山で遭難した時に自分だけ逃げて見殺しにしたと思っている。そして今度は千晶が事件に巻き込まれ、雪山で一人怪我を負って取り残された。それを怪我をしながらも必死に富樫が助けてくれた。でも千晶は「ふん、今更なによ。これでせめてもの償いのつもり?もう遅いわよ。あの人は死んじゃったんだから。キーッ!」。そして二人一緒にヘリで救助されほっとするのも束の間、ふと憎っくき富樫に目をやると、なんと自分が吉岡にプレゼントしたコンパスを持ってる。「なによアンタ、これは私が彼にプレゼントしたものよ。ああ、遭難した時これを彼から奪い取ってアンタだけ助かったのね。許さない!早く返しなさいよッ!」と奪い取ろうとするもギュッと握り締めて離さない富樫。「エ〜ン、何で返してくれないのよ〜。」と泣きじゃくる千晶であった...
どうです?え?私の方が無理のある解釈だって?そうかなぁ。だって山奥の雪の中まで婚約者の勤めてた所を見に行くぐらいだから、当然死んで3ヶ月もあったんだから自分の婚約者の死の真相を知りたくて関係者に根掘り葉掘り聞いてるはずですよね。ということは、さんざん関係者から「富樫は逃げたんじゃなく、救助を呼びに行くため吉岡と遭難者2人を残して吹雪の中一人で歩いたんだ。」って聞いてるはずです。なのに事件に巻き込まれた仲間を助けるためにいろいろ手を尽くしている富樫を見てもまだ「彼を見殺しにして自分一人逃げ出した。」と思ってた(そうハッキリ言ってました)んですから、その憎しみたるや相当なものです。ということを考えると、私の解釈の方が自然なんですけど、どうでしょう?(2001.08.29)
569またまた今日も変な法律をご紹介します。今日も鉄道営業法から。今日は第39条です。
車内、停車場其ノ他鉄道地内ニ於イテ発砲シタル者ハ30円以下ノ罰金又ハ科料ニ処ス
いかがですか?「車内、駅、その他鉄道関係敷地内で発砲した人は30円以下の罰金」というわけです。もっともな話だとは思いますが、これってわざわざ鉄道営業法に規定することなんでしょうか?発砲する以前に「銃砲刀剣類所持等取締法」違反で既にアウトなのに、更に追い討ちで鉄道営業法違反にもなっちゃうわけですね。それから、この第39条には例外について何も書かれていませんから、警察官とかがやむを得ず発砲しても鉄道営業法違反になっちゃいます。この法律のおかげで、発砲やむなしって場面でもつい躊躇してしまうなんてことになったらちょっとお笑いですね。警察の不祥事が相次ぐ昨今、警察官の法律違反には特にシビアになってますから。それにしても、「鉄道営業法」って名前なのになんか書かれている条文がそのタイトルにそぐわないと思うのは私だけでしょうか?私の感覚では、鉄道営業法は鉄道を経営している鉄道会社が守るべき法律って感じなんですけどね。一昨日から今日までの3つの条文を見ただけでも、鉄道を経営している人じゃなく、鉄道を利用する客に対する規定です。いっそのこと「鉄道法」とかに改名すりゃいいのに。なんでこんな名前になったんでしょうか。ホント、変な法律ですね。(2001.08.28)
568昨日に引き続き変な法律をご紹介しましょう。昨日の鉄道営業法第15条に引き続いて今日は第34条で、
 制止ヲ肯セスシテ左ノ所為ヲ為シタル者ハ10円以下ノ科料ニ処ス
一 停車場其ノ他鉄道地内吸煙禁止ノ場所及吸煙禁止ノ車内ニ於イテ吸煙シタルトキ
二 婦人ノ為ニ接シタル待合所及車室等ニ男子妄ニ立チ入リタルトキ
というものです。簡単に書くと、「止めなさいと言うのに次のことをしたら10円以下の科料だよ。1.車内、駅その他鉄道関連敷地内の禁煙場所で喫煙したとき。2.女性用の待合室や車両に男性がみだりに立ち入ったとき。」ということです。10円の科料ってのは聞く所によると1万円に読み改めることになってるそうです。ということは、駅の放送で口やかましく「ホームは禁煙となっております。おタバコは喫煙所でお願いします。」と言ってるのに喫煙所以外でタバコを吸ってるバカは鉄道営業法違反で1万円の罰金ということですね。これを徹底したら結構なお金を得られますね。なんで徹底しないんでしょうか?明らかな法律違反なのにねぇ。それから、最近話題の女性専用車両も男性が乗ってしまったら1万円の罰金になってしまうんですね。男女共同参画社会だとか男女差別反対とか言いながらこんな法律が残ってるってのもおかしな話です。男女平等を唱えている女性団体なんかはなんでこういう自分達が得をすることについては知らんぷりするんでしょう。既得権益はしっかり守って不利な点だけ改めましょうと言っても、それは単なる我侭です。って、脱線しましたが、とにかく女性専用車両に乗ると鉄道営業法違反なんですね。でも、”妄ニ(みだりに)”と書いてあるから「間違って乗っちゃいました」とか「気づかなくてついうっかり乗っちゃいました」って言えばOKなんでしょうけど。あと、”婦人ノ為ニ接シタル待合所”ってありますけど、女性専用待合所なんてあるんでしょうか?これも詳しい方、知っている方はご一報願えればありがたいです。(2001.08.27)
567では再び変な法律シリーズとまいりましょう(前回の記事はこちらを見てください)。
今日の変な法律は「鉄道営業法」です。その中の第15条にこう書いてあります。
 旅客ハ営業上別段ノ定アル場合ノ外運賃ヲ支払ヒ乗車券ヲ受クルニ非サレハ乗車スルコトヲ得ス
 乗車券ヲ有スル者ハ列車中座席ノ存在スル場合ニ限リ乗車スルコトヲ得
ちょっと分かりにくいですが、簡単に言うと「お金を払って切符を買わないと乗っちゃダメ。切符を持ってる人は座席が在る時に限って乗ってもイイ。」ってことです。前段の切符を買わないと乗っちゃダメってのは分かります。まあ、時々切符を買わずに飛び乗ってから車内で買うなんてこともありますけど、厳密に言えばこういうのは鉄道営業法違反なんですね。でも「違反です。すぐに下りてください。」なんて言われたこと無いからOKなんでしょう。さて、問題は後半部分です。”座席が在る時に限って乗ってもイイ”とはどういうことでしょう。満席で座れない時は乗ってはダメってことなんでしょうか?いえ、多分違いますね。きっとこれは”座席の無いただの箱”(貨物車とかネ)には乗っちゃダメってことでしょう。でも、そうなるとまたまた別の問題が発生します。首都圏に通勤されている方はピンとくるでしょう。そう、問題は朝の山手線や総武線なんかで走ってる、椅子が跳ね上がって誰も座れない、まさに単なる箱状態の電車です。これに乗るのは鉄道営業法違反でしょうか。でもみんな平然と乗っていますし、誰も「降りろ」とは言われません。きっと「使えないけど座席は在る」という解釈でOKとしてるんでしょう。では、更に車内を広く使うために、跳ね上げた座席も取っ払って連結部の隅の壁にちょこんと1つ座席を取り付け、それを跳ね上げておくってのもOKになるんでしょうか?これでも使えないけど座席は在る状態に変わりはありませんからねぇ。どなたかこういうことに詳しい方、ご一報お待ちしております。(2001.08.26)
566今日からは通常の独り言に戻ります。香港旅行記の前に連載していた「変な法律」シリーズも再開しますのでお楽しみに。
さて今日のお話です。「お客様の中にお医者様はいらっしゃいますでしょうか?」というセリフ、よくテレビドラマなんかでありますね。あれを見て「そんなことそうしょっちゅうあるかよ。」なんて思うのが普通かもしれませんが、実は私は今まで3回こういうシチュエーションに出くわしたことがあります。1回目は新幹線でした。鳥取で大きな地震があったのは記憶に新しいと思いますが、その次の日、東京から岐阜羽島へ向うひかり号でのことでした。結局、その時は医者はいたんですが患者さんの様態が予想以上に芳しくなく、途中掛川駅(もちろん停車予定ではありません)で緊急停車して患者を降ろしました。で、2回目はJR総武線に乗ってる時でした。新小岩と小岩の間で急に電車が止まったんです。そしてしばらくすると車内アナウンスで例のセリフが。気分が悪くなって倒れた人の近くにいた人が緊急停車ボタンを押したとのことでした。その後、気分が悪くなった人がどうなったかは分かりません。で、最後の3回目は飛行機の中でした。しかも国際線。以前ここで書いたローマ・パリへの旅行へ行く時の成田〜パリ間のエールフランス機内でのことでした。この時も運良く医者が乗り合わせていて、キャビンの床に患者を寝かせ、酸素吸入器(ちゃんと飛行機には備え付けられてるんですね)を患者に押し当てて介抱してました。いかがでしょうか。めったに無いと思われるシチュエーションを3回も、しかも全てここ1年以内に経験したんです。これはすごい確率ですよね。ということで、夏だめだった宝くじ、冬の年末ジャンボには少なからず期待しています。え?関係無い?(2001.08.25)
565はい、では昨日の続き、最終日の帰国編です。今日で香港旅行記もお終いです。
さて、何かお土産を求めて東尖沙咀のDFSへと足を運んだわけですが、特に欲しいものが無かったのですぐ近くの東尖沙咀中心へ行ってみました。するとそこにもスーパー「Parkn shop」(百佳超級市場)がありました。で、いろいろ物色しているとDFS65HK$で売っていたスイスの「Lindt Swiss thins」というチョコレートが、なんと29.5HK$で売っていました。その他、DFSで売っているのと同じチョコレートが半額近い値段で売られています。すぐ目と鼻の先で多くの日本人観光客が高い値段で買っているチョコレートを、地元の人は笑いながらスーパーで買ってるって訳ですね。そんな感じで、お土産になりそうなものはスーパーで安く手に入りますので、近々行かれる方はDFSの前にスーパーをチェックしてみてください。まあ、DFSでは「買n送m」(n個買うとm個タダ)というサービスがありますので、場合によっては安く買えるかも知れませんが。さて、DFSやスーパーで時間を潰した後、バスで空港へ向かいました。途中の車窓は特筆するものはありません。まあ、到着した時に同じ風景を見てますからね。で、空港に着いて早速チェックインを済ませ、出国手続きを終えてゲートをくぐると後は飛行機に乗るだけです。が、余裕を持って空港に来たおかげで全ての手続きを終えてもまだ2時間以上の時間があります。ということで、手持ちの現地通貨を使い切るべく空港内のDFSめぐりをしました。が、特に買いたい物も無かったので、最後にもう一度麺を食べようということにしました。で、空港内のカフェというか食堂というかに行き、一杯45HK$の麺を2人分注文しました。その時、私はちょうど財布の中に90HK$残ってると思っていたのでちょうど良いと注文したんです。ところが、いざ支払いの段になって財布を開けてみると70HK$しかありません。仕方ないので残り20HK$をクレジットカードで払うと申し出ると、それはできないと言われました。空港内でそれは無いだろうと思って確認したんですが、やり方が分からないのかできないの一点張り。仕方ないので日本円とのコンビネーションはOKか聞いたら、それも分からないからダメとのこと。困り果ててると、US$ならOKと言うので、財布の中を物色するとちょうど2US$あるではないですか。というわけで、残り20HK$分を2US$で支払い事なきを得ました。というわけで、手持ちの香港通貨も全て使いきり、往きと同様にパーソナルテレビで映画を楽しみながら帰国のフライトを楽しんで今回の香港旅行が全て終了しました。
以上で長々と続いた香港旅行記も終わりです。長らくのお付き合い、ありがとうございました。(2001.08.24)
564では昨日の続き、今日は香港4日目、最後の日です。前日のマッサージが気持ち良かったのでぐっすり熟睡できたためか、3日目の1日中歩き回った疲れも無く爽やかな目覚めでした。今日で香港ともお別れということで、まずは荷物をまとめチェックアウトしました。フロントで「I'd like to check out,please.」と言うと、フロントの兄ちゃんは一言「Room number?」と聞いてきましたので「2037」と言うと「Already checked out」と言うんです。そんなバカなと思いながら、ふとその兄ちゃんが操作しているパソコンの画面を覗き込んだら、room numberのところに2036と入力してました。そこで、「My room number isn't 2036,it's 2037.」と言うと無言で入力値を修正して一言「OK」。これでお終いです。アメリカやヨーロッパ、日本のホテルとはえらい違いです。「ありがとう」もなければ「また来てね」とか「気をつけて」とか「良い一日を」なんていう普通のホテルで今まで掛けられた言葉は一切無しです。香港へ行く前に事前に電気のコンセントプラグの形状をe-mailで質問した時は非常に丁寧に回答してくれて、
I wish to extend my sincere welcome your visit to Hong Kong.
という一文もちゃんと添えられていたのに、ホテルの顔であるフロントの対応はとても無愛想でした。まあ、安いホテルだからしょうがないのかもしれませんけどね。さて、そんな感じでちょっと気分を害しての出発でしたが、気を取り直して前日とは別の東尖沙咀にあるDFSへと向かいました。というのも、帰りは香港を14:45に発つ飛行機だったので、午前中一杯は香港散策ができるからです。東尖沙咀につくとまずは朝食です。「徳興火鍋海鮮酒家」というレストランで朝粥を食べましたが、今回の香港旅行の中では3日目の香港老飯店に次ぐ美味しさでした。まあ、店の中が凍えるほど寒く、またお腹も空いていたところにあつあつのお粥が出てきたからそう思えたのかもしれませんけどね。さて、満足のうちに朝食を終えると、そのレストランのすぐ近くにホテル日航香港がありました。話の種にと立ち寄ってみましたが、私達が泊まったホテルとは大違いの対応です。宿泊客でも無い私達にもフロントやベルボーイが親切に応対してくれましたから。さて、特に用事は無いのでさらっと見て回っただけでホテル日航を後にし、すぐ目の前にあるDFSへと向かいました。が、そのDFSの横にある薬店で「勃起茶」なるものを発見、ウィンドウ越しに写真を撮ろうと悪戦苦闘(ガラスが光って撮れない)してると店の人が出てきました。朝から観光客が何してるんだ?という顔でこっちを睨んでいましたが、「Good mornig.」と愛想笑いを浮かべながらその場を切り抜け、DFSへと逃げ込みました。というわけで続きはまた明日。(2001.08.23)
563台風ですが、そんなことはお構い無しに昨日の続きです。夜11時から予約していた足つぼマッサージが15分ほど早く部屋にやってきました。ドアを開けると、そこには50前ぐらいのおばさんと20前後の若い女性が立っています。「Please come in.」と言うと「エイゴ、ノー、ニホンゴ、スコシ、ダイジョウブ」とのこと。イギリス領だったのになぜ英語がダメで日本語がOKなのかちょっと疑問でしたが、それだけ日本人観光客がマッサージを頼んでいるってことですね。さて、部屋に招き入れると早速バスルームからタオルを持ってきてベッドの端に敷き、「ハイ、ネル、ウツフセネ」といきなりマッサージの開始です。二人とも45分コースで予約したんですが、内容確認もなにも無しです。一応目安として時計を確認したら10:47pmでしたが、マッサージの先生は二人とも時計を確認しないし、なんと時計も持ってないんです。大丈夫か?と思いながらも、その巧みな指遣いに意識はどんどん遠のいていきます。ちなみに私がおばさん先生、妻の方が若い先生が担当しました。左足の足の裏から始めて足指、ふくらはぎ、ひざ、太股とマッサージして右足に移ります。右足が終わると今度は首筋、肩、背中、腰、腕、手のひら、手の指と順に丁寧にマッサージしてくれました。途中、首筋や背中をマッサージする時には「カバン、ミギダケ?」と聞いてきました。確かに私がカバンを肩に下げる時は右側にしかかけません。そんな体の癖を見抜いて、左右で異なる揉み方をしてくれました。しかも、全体重をかけるように肘でグリグリ音がするほど揉むんですけど、不思議と痛くないんです。そんな感じで大満足のうちにマッサージが終了しました。で、時計を確認すると11:38pm、予定より6分ほどオーバーしましたが時計を見ないでこれだけ正確な仕事ができるってのも凄いですね。しかも6分も余分にマッサージしてくれたんですからホントにラッキーでした。さて、マッサージを終えると二人の先生達はマッサージに使ったクリームを洗い流すためバスルームで手を洗います。その間に料金(二人で640HK$=1万円ぐらい)を用意し、バスルームから出てきたところでおばさん先生に手渡すと「アリガトウ」と言いながらアッと言う間に帰ってしまいました。なんかあっけないもんです。余分にマッサージしてくれたのでチップをはずもうかなと思っていたのに...。というわけで、このマッサージで香港で予定していた全てのイベントが終了し、いよいよ翌日は日本へ向けて出発ということで、香港の思い出と先ほどのマッサージの気持ちよさとを感じながら二人は眠りに落ちていきました。続きはまた明日。(2001.08.22)
562昨日の続き、香港旅行の3日目夕食の北京ダック食べ放題のお話です。DFSで合流したのは東京から来たという女の子4人組でした。その4人と私達2人の合計6人で食べ放題というわけです。香港での食べ放題ってのは大抵お目当ての料理以外にチャーハンとか焼きそばとか海老チリとかその他モロモロが付いてくるので、確かに2人で食べ放題とするより6人の方がお目当て以外のその他モロモロを片付けやすいです。しかも私以外の5人が全て女性ということで期待も大です。あ、誤解しないように言っときますが、女性の方がよく食べるって意味での期待大です、ハイ。私もそうですが、大抵の男性はビールをガブガブ飲むので食事はあまり進まないんですよね。というわけで、どこから来ただの今までどこを回っただのどこのホテルに泊まってるだのとお決まりの会話を交わしながらお店に到着(店の名前は忘れた(^^;))、早速テーブルに案内されると待ってましたとばかりにお決まりのチャーハンやらエビチリ、魚のフライあんかけなんかがどっと出てきました。で、その付録をお腹が膨れないように気をつけながらちまちまと口に運んでいると、ようやくお目当ての北京ダックを載せたワゴンとその皮をはぐ係りの調理人が大きな包丁を手に登場しました。お約束でその彼と一緒に何枚か写真を撮り、早速その包丁さばきを拝見すると、今度は女性が登場して北京ダックの食べ方を実演してくれました。実演が終わると池に投げ込んだ餌に飛びつく鯉のようにテーブルの6人がたった今殺ぎ落とされたダックの皮に群がります。当然私もその1人です。で、その味の方ですが、雰囲気も手伝ってなかなかグーでした。ただ、ダックを包む皮がちょっと厚めだったので、その皮でお腹が膨れてしまうってのが難点といえば難点でした。私と妻は途中から皮を半分にちぎってから中の具を巻いて食べてましたが、女の子4人組はそのままボリュームたっぷりの皮を食べてました。案の定、2羽目のダックを食べきったところで「もうお腹いっぱい」という声があがり始めましたが、彼女達の中に一人、私より体重がありそうな子がいて(ちなみに私は現在80kgf弱)その彼女は私の期待どおり付録も含めて平らげてくれました。そんなこんなで北京ダックもしっかりお腹一杯堪能し、みんなでホテルに戻ることになりました。というのも、偶然彼女達も私達と同じホテルだったんです。帰る途中、現地の人にホテルからすぐのところにある「源記」というデザート屋を紹介してもらいましたが、ホテル到着後小一時間ほど休憩してから出かけた時(9:00pmごろ)でもまだ満席でしたので結局入れず仕舞いでした。さて、夜の散歩がてらホテルの周りをブラブラした後、夜11時から部屋に呼んである足つぼマッサージに備えてシャワーを浴びました。で、10:45pm、ちょっと早めですが部屋のチャイムが鳴りました。この続きはまた明日。(2001.08.21)
561では昨日の続きです。尖沙咀から地下鉄に乗り旺角で降りるとすぐに女人街です。通りの両サイドに露店と呼ぶのは失礼なほど大掛かりな規模のテントを出して、主に女性用衣料品を中心に小物や雑貨、CDやビデオテープなんかを売っています。その大掛かりなテントがホントに大きいため、通路は人がかろうじてすれ違うことができるほどしかありません。おまけに若者を中心に観光客から地元の人達でごったがえしているのと、通常の店舗とちがい冷房施設なんかが無いことで死にそうな暑さです。私はそこを通りきった時には着ていたTシャツの色が汗で変わってましたから。部分的に濡れているんじゃなくてTシャツ全てがまんべんなく濡れてる状態ですよ。ホント参りました。さて、その女人街で見つけたもので「ツインズ」のビデオがありました。そう、あのアーノルド・シュワルツェネガーとダニー・デビートとのでこぼこ兄弟(双子)の話です。そのツインズが香港では「龍兄鼠弟」という表記でした。これを見てなんとなく納得でき、やっぱり漢字は中国から伝わってきたんだなぁと実感しました。そんな感じで香港は街中に漢字が溢れてて、漢字の国日本から来た私たちは何の違和感もありませんでしたが、欧米からの旅行者たちはさぞかしエキゾチックな感じをうけるんでしょうね。というわけで、ひたすら暑さと格闘しながら通り抜けた女人街を後にし、我々は再び尖沙咀を目指しました。というのも、北京ダック食べ放題の夕食はまたまた現地の旅行社である東洋旅行社のはからいでもう一組の女の子グループと併せてテーブルを予約していたからで、その彼女たちと合流するのに尖沙咀のDFSを集合場所としてたからです。ということで、3日目の夕食の北京ダック食べ放題の話はまた明日。(2001.08.20)
560では昨日の続き、今日は3日目の昼食からです。私達が香港老飯店に着いたのが12:30pmごろでしたが、なんと店の中は誰も客がいません。前日に現地の人に「明日、香港老飯店に昼ご飯食べに行くんだけど、事前に予約しておいたほうが良い?」って聞いたとき「何時ごろ?香港は昼の1時過ぎると満員になるから予約したほうが良いけど、高い店は一杯になることないから大丈夫」って言われたとおり、1時前の香港老飯店には客がいなかったってことです。さて、短パンにTシャツ姿の日本人観光客が飲みかけのペットボトル下げて店に入ってきたということで、明らかに対応が雑なウェイターに入り口近くのテーブルに案内され、メニューを手渡されました。そのメニューを見るとどうやら点心のメニューです。私達のお目当ては贅の極み(って大袈裟だけど)を尽くしたような上海料理だったので、もっとちゃんと食べたい旨を告げると今度はタキシードに身を包んだ恰幅の良いおじさんがやってきました。おじさんは英語ができないような感じで、終始広東語で話し掛けてましたが何を言ってるのか分かりません。多分席を替わるか?ということを聞いていたんだと思いますが、別にどこでも良かったので「No thanks」と答えておきました。で、早速立派なメニューを見ながら上海蟹の味噌とフカヒレの煮こみスープ、アワビとナマコの甘味噌炒め、上海蟹のホワイトイエローワイン蒸し、海老チリなどなど、日本で食べたらいったい幾らなんだ?(多分ン万円)というメニューを次々に頼みました。すると、さっきまでのウェイター、ウェイトレスたちのぞんざいな対応が掌を返したように一転し、めちゃくちゃサービスが良くなりました。前日までに地元の女の子から聞いていた「香港はお金が全て。付き合う男性も見た目は無関係、いくら持ってるかだけね。」と言っていたのが本当だと実感しました。ホント、お金さえ持ってれば良い対応してもらえるんです。そんな感じで、結局昼食に950HK$(1万6千円ぐらい)ほど使いましたが、最後はタダでフルーツ出してくれて皆でお見送りしてくれました。というわけで、満足の昼食の後は地下鉄で旺角(女人街)へ向うこととしました。続きは明日。(2001.08.19)
559では昨日の続きです。今日は香港3日目です。前日はオプショナルのツアーに参加しましたが、3日目は完全にフリーです。と言っても、一応夕食だけは北京ダック食べ放題を予約してますのでそれまでフリーってことですけど。さて、ホテルで洋食+朝粥という組み合わせの悪い朝食(自分でチョイスしたんですが...)を済ませ、ホテルがサービスで運行している香港島中心部を回る無料シャトルバスに乗りこみ、ランドマーク(置地廣場)まで行きました。さすがに自分で歩くのと違って楽チンです。で、ランドマークから歩いてすぐのスターフェリー乗り場からフェリーに乗って九龍へ渡りました。九龍側のフェリー乗り場(降り場)はペニンシュラからすぐです。ということで、まずはペニンシュラへ立ち寄りました。さすがに高級ホテルなだけはあります。敷き詰められた絨毯からロビーに置いてある灰皿の中の砂まで全てが最高級です。が、ヨーロッパならこれほどのグレードのホテルだと宿泊客や利用客もみんなそれなりの格好をしてるものですが、そこは香港、結構ラフな格好の人も見うけられます。そのおかげで、短パン姿の私でもそんなに浮いてしまうってことはなかったです。そんなペニンシュラではウィンドウショッピングだけで気分を味わい、早速3日目のメインイベントである香港老飯店へと向いました。香港老飯店に向う途中、オーシャン・センター(海洋中心)でスーパーに立ち寄ったり家電店に立ち寄ったりしました。で、その家電店で日本製のパソコンを見ていると一人の店員が寄ってきて「日本より安い、どうですか?」と比較的流暢な日本語で話し掛けてきました。が、私の記憶が確かなら日本の1.5倍ほどの値段が付いてます。そこで、「日本より随分高い」と言うと日本語のカタログを持ってきてメーカー希望小売価格を指しながら「これ、日本の値段、こっちこの店の値段」と言うんです。そこで私が「日本ではカタログの値段で売ってる店は無いよ」とネットに繋がった端末でヨドバシカメラやkakaku.comを見せると開いた口がふさがらないという感じで固まってました。というわけで、昼食前のお遊びも程よくこなし、いよいよ香港老飯店へと向いました。この続きはまた明日。(2001.08.18)
558では昨日の続きです。信徳中心に着くとそこは高速船乗り場でした。香港とマカオとを結ぶ高速船です。夜の9時を回っているというのに、次から次へと人が行きかっています。聞くところによると、香港の人はよくマカオのカジノへ遊びに行くとのことで、この信徳中心に集まってくる人達もギャンブル目当ての人達だそうです。とうわけで、私達には縁の無いところでしたので早々に信徳中心を後にしました。その後、信徳中心からずっと延びている歩廊を通って中還まで行きました。途中、國際金融中心で眼鏡屋のショーウィンドウ(既に閉店してましたが)を覗いたら針金細工のような眼鏡がありました。デンマーク製とのことで、機械部品(ネジとかヒンジとか)を一切使っていないチタン製のフレームはとてもきれいでした。香港はあちこちに眼鏡屋があり、日本でお目にかかれないような眼鏡もたくさんありましたが、このデンマーク製のエア・チタニュームが一番良かったです。さて、國際金融中心を後にして中還の中心部に着いたころにはすでに時計は午後10時30分を過ぎています。前日も中還を探索したということと翌日は朝早くホテルの無料巡回バスに乗ろうという計画だったのとで、ゆっくり街並みを見ながらぽてぽて歩いてホテルに戻りました。ということで、短いですが今日はこれでお終いです。続きはまた明日。(2001.08.17)
557-2さて、上還まで出ようと歩いているとその手前の波止場の方からバケツを持ったカップルがやってきました。「はて、何だろう?防波堤でバケツということは花火かな?」と思い、香港の花火(人が手で持ってやるやつ)ってどんなだろうという興味もあって、そのカップルがやってきた方へと進路変更しました。数分歩くと防波堤らしきところに出ました。が、なんとそこには大きな野良犬が3匹もたむろしてます。ドーベルマンとグレートデーンを足して2で割ったような犬で、2匹がベージュ、1匹が黒でした。彼ら(彼女かも?)を刺激しないようにゆっくり50cmほど脇を通りぬけ、ホッとしたのも束の間、今度は日本で言うところのヤンキーの兄ちゃん(古くさい言い方ですが)達がたむろしてます。が、犬に比べれば大した事はありませんので、平然とその脇を通りぬけようと近付くと、なんと向こうから道をあけてくれました。これが韓国なら確実にボコられてたでしょう。そういえば、香港では教科書問題のニュースをほんの一瞬触れただけ(しかもCNNからの配信で日本の国内問題(養護学校が採択した)としてのニュース)で、靖国問題やその他日中関係問題のニュースは全くやってませんでした。国内で言われている「周辺諸国(って中国と韓国だけだろうけど)が騒然となっている」というのはマスコミの情報操作以外の何ものでもないんでしょうね。さて、そんなこんなでやっと堤防に辿りついたんですが、期待した花火はだれもしてません。そこで目にした光景は”夜釣り”でした。そう、あのカップルが下げてたバケツは魚が入ってたんですね。さすが香港、デートしてても食を探求してるんですね(ンなわけないか)。というわけで、まんまと期待を裏切られた防波堤を後にして防波堤から見えていた信徳中心へ行ってみました。このつづきはまた明日。(2001.08.16)
557では昨日の続きです。今日は2日目の夕食です。DFSで解散した後、私達は東尖沙咀の日航ホテル近くにあるレストランへ海鮮料理を食べに行きました。そこはなんとも変わった店で、私達が食事をしていた部屋の隣が雀荘になっているんです。で、ほとんどの客が数名の団体で来ている中で私達だけ2人連れということで、小さな四角いテーブルに最近流行りのカードサイズCDのような形の天板を乗せてテーブルクロスをかけ、その場仕立ての2名用テーブルを作ってくれました。料理のほうはそこそこの味で、生きた海老をお酒に漬けて酔わせたところで蒸しあげるという料理が面白かったです。味噌の中に残ってるお酒で酔ってしまいそうになるほど強いお酒でした。その他、見たことも無いような魚(白身で淡白)やこれまた日本では目にしたことの無い貝、アワビ、ホタテ、お決まりのフカヒレスープ、海老チリ、チャーハンなどなど、やっぱり食べきれないほど料理が出てきて最後はタピオカと一緒にココナッツミルクで煮たツバメの巣のデザートで締めくくるというコースでした。さて、またまた満腹になった私達は、レストランを後にして一旦ホテルへと戻ることにしました。ホテルへ着いて部屋に入るといつもはベッドにごろんと横になるんですが、さすがに満腹なのと夜でも湿度90%超を誇る蒸し暑さとで、ちょっとでもリラックスしたら外に出たくなくなるかも?ということで私達二人の意見が一致し、横になりたいのをぐっとこらえて再び夜の上還〜中還へと足を運びました。この続きはまた明日。(2001.08.15)
556はい、では昨日の続きとまいりましょう。宝石店で一騒動起こした後はシルクの店へ向かいました。ここで本物のシルクとフェイクとの見分けかたを教わり、店内にところ狭しと並べられたシルク関連商品を見てまわりました。で、ここで初めてお土産を購入しました。何を買ったかというと、シルクでできたタオルと洗顔・化粧落とし用のパフです。触ってみて手触りがよかったので、5月に生まれた妹の子どものお風呂用として買いました。パフがちょうど体洗い用のグローブとして使えそうなんです。パフ6つとフェイスタオル2枚、ボディタオル2枚で15、000円でしたが、カミさんのワンピース48、000円と合わせてワンピース代の48、000円にまけてもらいました。というか、ワンピース買うからタダにしろという理不尽な要求が通っただけですけどね。こんなことしてたら日本人の評判が悪くなりそうですが、現地の人も値切るのがあたりまえらしいので気にしないことにしました。さて、シルクの店での買い物を終え、いよいよオプショナルの最終目的地であるDFSへ向かいました。DFS内もご多聞に漏れず寒いぐらいに冷房が効いていましたが、コミュニケーションルームというところで無料で熱いコーヒーやらカプチーノやらを飲めるので助かりました。そこにはネットに接続されたパソコンも置いてあり、ここの「香港から」という投稿にあるとおり日本語で自由にネットアクセスできました。もちろん無料ですよ。そんな便利なスペースを見つけた私たちは、以後ことあるごとにDFSへと足を運ぶこととなりました。特にトイレを利用したわけですが、なぜか香港ではショッピングモールやホテルのロビーなんかでも、客じゃないと使わせてもらえないんです。トイレのドアに鍵がかけられていて、宿泊客やお店の利用者(当然買い物した人ね)が係りの人に申し出て鍵をかりて開けるというシステムのところが多く、フラっと入ってトイレを拝借ってなことがなかなかできませんでした。まあ、人の出入りの激しいお店だと、誰かが鍵を借りて入れば出てきたときにドアが閉まる前に次の人がサッとドアを押さえて中に入るというのを繰り返すことで、実質無料でトイレを借りることができるんですけどね。でも、一旦途切れてしまうと再び誰かが鍵を借りてくるのをまたないといけないんですけどね。とまあ、そんな感じで2日目のオプショナルツアーも無事終了し、いよいよお楽しみの夕食へと向かったのでした。この続きはまた明日。(2001.08.14)
555では昨日の続きです。引き続き2日目のオプショナルツアーの感想です。黄大仙廟でおみくじを引いた後、いよいよ昼ご飯ということで地元の人で賑わう飲茶レストランへ。ここでは飲茶食べ放題ということでしたが、飲茶以外に出てくる焼きそばやらチャーハンやらで結構お腹がふくれて、肝心の飲茶はあまり食べられませんでした。小一時間ほどレストランで食事をした後、いよいよオプショナルツアーの本当の目的地である提携店めぐりです。無料で参加できるのも、これら提携店がバックアップしてくれているからで、買い物に興味の無い私達もさすがに文句は言えませんので、連れていかれるままついて行きました。まず最初に行ったのは、現地ガイド曰くジャッキーチェンの店という宝石店。日本語の話せるスタッフが大勢いて、まるで日本で買い物しているような感じです。一緒にツアーに参加していたおじさんおばさん達や若い女の子達は、店に入るやあちこち散らばってショーケースの宝石を眺めては店員に声をかけられ、店員を振りきっては眺めしてましたが、私は一緒に併設されている加工場に興味があって集合時間までずっと職人達の作業風景を眺めていました。途中、店員が「お客さん、こっちよ。」と言いながら私の手を引いていったので10分ぐらい売り場を見ましたけど、触らせてもらったリングがあまりにも軽く、「これプラチナでもシルバーでもないでしょ?」と聞いたら「ハイ、ホワイトゴールドです。今一番価値のある金属です。」と言うので、「ホワイトゴールドってのは合金でしょ?金属を混ぜたら何の価値もないでしょう。それなら単純に金とか銀、プラチナの方が価値あるんじゃないの?」と比較的大きな声で言うと、まわりにいた他の日本人観光客達が一斉に「お兄さん、それ本当?ちょっと店員さん、あの人の言ってることは本当なの?」ってな具合で反撃に転じ、一時騒然となったので店のお偉いさんがやってきました。そこであらためて私が「おたくで扱っているホワイトゴールドの成分表のようなものはありますか?」と聞いたところ、金(18K,22K,24K)、銀、プラチナ、ホワイトゴールドの簡単な金属構成表みたいなものを持ってきてくれました。それを見てみると、やはりホワイトゴールドは不純物80%(=合金)となっていて、金やプラチナのような純度の高い金属ではないことが判明、支払い直前のお客さん達もこぞってキャンセルしてました。というわけで、こんなやつを売り場に連れてきては店の商売あがったりだという感じで再び加工場の方へと連れ戻された私は、集合時間まで邪魔されることなくじっくり加工場見物できました。ということで、この続きはまた明日。(2001.08.13)
554では昨日の続きです。今日は2日目のオプショナルツアーについての感想です。ピークトラムとビクトリアピークは言わずもがなということで省略。オープントップバスは、香港の中心部を一段高いところから見られるということで、乗るチャンスがある方はぜひ乗ってみましょう。トラムの2階席も高いところから見られるという点では同じですが、屋根も支柱も無い完全にオープンとなっている点で、より香港の街並みを堪能できます。ランドマークは、見てもやっぱり日本やローマ、パリで見たブランド店と変わりないです。値段は日本より安いんでしょうけど、元々何の興味も無いので日本でいくらで売られているか分からず、どれほど安かったのか不明です。まあ、店内にいた日本人観光客(女の子グループたち)がしきりに「安い」を連発してたのでホントに安いんでしょうけど。スターフェリーについては特に感想はありません。瀬戸内海地方で乗るちょっとした離島に行くフェリー(例えば今治⇔大島フェリー)と何ら変わりないですから。さて、次は黄大仙廟ですが、これはなかなか面白かったです。茶筒のような円筒形の入れ物に入った100本の竹ベラ(ゼイ竹と言うらしい)に番号が書いてあり、その茶筒のような入れ物を振ることによってその中から自然に1本だけ外に飛び出してくるのをひたすら待つんです。1回のおみくじで1つの願い(相談事)、それを3回やるのが普通とのことで、そこで出た数字を境内で売ってる解説書に照らし合わせて結果を見るんです。が、この解説書はすべて広東語で書かれているため、現地ガイドとかにお願いして訳してもらわないとチンプンカンプンです。ということで、この続きはまた明日。(2001.08.12)
553はい、では昨日の続きです。銅鑼灣からトラムに乗ってホテルへと向ったんですが、なんと私達の乗ったトラムは上還行き(止まり)。私達のホテル、アイランドパシフィックは上還の更に先の西營盤にあったので、目的地まで辿りつけなかったんです。おまけにそんなこととは知らなかったので、他の乗客が全員降りたにも関わらず「ここ(上還)は結構人が降りるんだなぁ。」と思いながらずっと座っていたら運転手にどなられました。そんなわけで、上還から10分程度ですがホテルまで歩くことになり、満腹の後のいい腹ごなしとなりました。さて、ホテルに到着すると、まずは夕方に頼んでおいたバスタブの排水の問題とセーフティーボックスの問題が解決されているか確認です。バスタブの排水は、最初の全く流れなかったのが嘘のように直ってました(ところで、流れない状態でどうやって掃除したんだろう?)けど、セーフティーボックスの方は依然としてロックされたままです。まあ、後は寝るだけだし、どうしても使わないといけないってことも無いのでそのまま寝ることにしました。が、ロックしてしまって開かないのは自分達のせいではないことを訴えるため、翌朝ホテルの支配人当てに私達が到着した時には既にロックされていて使えなかった旨のメッセージを残しました。
と、既に2日目の話に入ってしまいましたのでこのまま2日目の旅行記とまいりましょう。2日目は特に予定は無かったんですが、無料の観光案内の内容に特に不満がなかったのでそれに参加することにしました。現地の東洋旅行社というところが開催しているオプショナルツアーで、その内容はビクトリアピークから香港島を一望する、オープントップバスで香港島のメインストリートを走る、ランドマーク近辺でブランドショップをまわる、スターフェリーで九龍へ渡る、黄大仙廟でおみくじを引く、市内レストランで飲茶食べ放題、お決まりの提携店(宝石屋とシルクの店)で買い物、DFSで解散というものでした。私達はブランド品というものに興味が無いのですが、日本より安いと言われているブランド店を見て回れるというのには興味がありましたし、宝石店も日本とどれほど差があるのか見てみたかったですし、シルクロードまでできたという本場中国(と言っても香港ですが...)のシルクも見てみたかったんです。というわけで、各所の感想等はまた明日。(2001.08.11)
552では昨日の続きです。注文が済んでものの数分で海老入りワンタンスープと麺が出てきました。ちなみに値段は48HK$で、当時のレート1HK$=16円で換算すると768円と日本で中華料理店て麺類を食べるのと変わり無いです。参考までに、地元の人用のメニューでも同じ値段だったので、日本人だからってふっかけてること無かったです。さて、出てきた海老入りワンタンスープですがとても美味しかったです。が、麺の方はビーフンのように細く、焼きそばのように油でサッと炒めてある上に名古屋の味噌カツの味噌のような甘いタレがかかっていて私はちょっと苦手でした。でも、食べてるうちに癖になる感じで、結局お腹が一杯だったにも関わらず完食してしまいました。で、魚のミートボールの方ですが、これが注文を忘れているのかと思うぐらい待っても待っても出てきません。後から来た客が食べ終わって勘定をしているというのにです。忘れてるのかなぁと思っていると、私達よりずっと後に入ってきた団体さんへの料理とともにようやく運ばれてきました。その団体さんもおなじ魚のミートボールを頼んでいたので、もしかしたら複数の注文が入らないと作らないのかもしれません。いつもならすぐに文句を言うところですが、まあ店もかなり混雑してましたしたから、注文の多い看板メニューを一気に作って、手の空いた時に他のマイナーなオーダーに取りかかるのも致し方ないかなと広い心で許すことにしました。で、肝心の味ですが、いわし団子に近いものがありましたが食感は天ぷら(薩摩揚げ)のように弾力があり、ギュッと詰まってる感じでした。そこそこ美味しかったです。が、こちらも今までの料理同様、とてもボリュームがあり、32HK$でゴルフボール大のミートボールが12個ととて食べきれませんでした。二人でなんとか残り3つまで食べましたが、そこでギブアップでした。が、なんと隣で一人で食べていた女性は、それを完食しているばかりか、他にスープ入り麺(ラーメンみたいなもの)と野菜の一品料理をペロリと平らげているではないですか。恐るべし香港人ってかんじでした。さて、お目当ての麺類も食べることができ、時計を見るともう次の日になろうとしてます。ということで、これで1日目は終わりにしようということになり、またトラムに乗ってホテルへ戻ることにしました。続きはまた明日。(2001.08.10)
551昨日までの50ログを過去ログへ移しました。香港旅行記を頭からご覧になりたい方は、このページの下にある過去ログからNo.501〜550をご覧ください。
さて、では昨日の続きです。ビクトリアピークからホテルに戻った私達は、JUMBOでお腹一杯食べたにも関わらず「やっぱり麺類を食べないと」とか言いながらすぐにトラムに乗るべくホテルを出ました。が、よく考えたらトラムで支払うための小銭がありません。ということで、香港の街中いたるところにある”セブンイレブン”に入り日本で見たことの無いグァバジュース(オリエンタルグアバとは全く別ものです。オリエンタルグアバってのは・・・名古屋圏の人はわかりますよね。)を買って何とか二人分の4ドルを作りました。で、早速セブンイレブンのまん前の駅からトラムに乗ること20分ちょっと、昼間に行った中還のさらに先にある銅鑼灣(Causeway Bay)へ到着しました。到着したとき、時間は既に午後10:30を過ぎていましたが、昼間となんら変わり無く人が行きかっています。しかも、中学生ぐらいにしか見えないような子供、特に女の子が非常に多いんです。そんな雑踏の中、事前に調べておいた「池記」という店に足を運んだんですが、あいにく満席で断念、まあ、どこでもいいやってことにしてあっちフラフラこっちフラフラしてたらまた池記の前に。でもまだ満席。どうしよう?と思っていると、その隣の店の前に立ってたおばちゃんが「イラッシャイマセ」と日本語で声をかけてきたので、「ここでいいか。」と入りました。「珍味粥麺」という名のその店は、入ろうとしていた池記同様ほとんどの席が地元の人で埋め尽くされていましたが、幸いカウンターがあいていて私達はカウンターに案内されました。早速注文しようと思い、メニューを見たんですが漢字の羅列で何か分かりません。そこで、ホールのおばちゃんに「We are Japanese,so・・・」と言いかけると「OK,OK」と日本語の説明入りのメニューを持ってきてくれました。で、どれにしようか悩んでいると、あるメニューを指差しながら「コレ、ミンナ、スキ」と言って周りの客が食べているのはこれだと教えてくれました。どうやら店の看板料理ということらしいです。というわけで、その海老入りワンタンスープ付き甘ダレかけ麺(私が買ってに付けた名前です)を頼み、もう一品魚のミートボール これも私のネーミングです)を注文しました。というわけで、続きはまた明日。(2001.08.09)