独り言過去ログ:No.2051〜2100(2005.09.26〜2005.11.14)

2100私の好きなF1ですが、オフシーズンになって話題は一気に来期のレギュレーションやマシン開発、新規参戦チーム、ドライバーのシート争いとシーズン中より加熱してるんじゃないかという感じになってきました。新規参入チームはFIAから正式に承認されてませんけど、日本人初表彰台の鈴木亜久里率いるSuper AGURI F1チーム。日本人代表による日本人のチームということで、正式に認可されて参戦するとなるとまた来年のフジテレビは凄いこと(良くない方にですが)になりそうです。さて、日本人チームの話はこれぐらいにして私が一番興味を持っているのが来期の予選方式です。ノックダウン方式が正式に採用されましたが、パルクフェルメルールや燃料搭載ルールがイマイチよく見えてこないんですよね。決勝でのタイヤ交換も復活しますけど、その際に同時に給油してよいのかどうかもよく分かりません。まあ、このよく分からない状態であれこれ想像しながら戦略を予想するってのもF1の楽しみの一つですからいいんですけどね。個人的には予選では最速を決めて欲しい(つまりポールポジションは最速タイム=空タンアタック)ことと、タイヤ交換と燃料給油は同時に行えないようにする(つまりピットストップ=タイムロスというのを明確にする)というのが要望です。特にタイヤ交換と燃料給油については絶対に分けて欲しいわけです。そうしないとコース上でバトルして抜くことがタイムロスになり、上手いピット戦略でいかにクリーンなラップを刻める位置に良いタイヤの状態と軽い車体で戻せるかが勝負となってしまいますから。あとは優勝ポイントとそれ以下のポイントとをもっと大きな差にして欲しいことでしょうか。今のように優勝でも2位でも2ポイントしか変わらないなら、無理して優勝しなくても確実に2位狙いという方が賢明ということになっちゃいますから。まあ、そんなことはFIAも重々承知だと思いますのできっと改善されると信じてバーレーンを待ちましょうかね。あ、開幕がバーレーンってのも何とかならないもんですかねぇ。 (2005.11.14)
2099ここ数日の皇室典範云々の間もこの前の白熊の写真を眺めてはニヤついてます。いいですね、こういう大きな動物の体に似合わない表情って。私はネコより犬が好きで、犬でも子犬より成犬、チワワとかシーズーとかいう小型犬よりラブラドールとかシェパードとかピレネーとかの大型犬が好きなんです。要は大きいのが好きってことです。だからトラとかライオンとか白熊とか大好きで、よしよしと体中を撫で回したいといつも思ってます。その白熊がこの表情ですから、もうはまりまくりってわけです。こんな感じで動物は大きいのが好きなんですけど、人間は別に大きい人が好きってことはありません。逆に大きい人が嫌いってこともありませんけど。まあ、人間は大きい小さいが好き嫌いに影響しないっていうことです。一方、乗用車については比較的小さいのが好きなんですよね。今乗ってるのはマツダのデミオですけど、購入時の比較はトヨタファンカーゴ、ホンダフィット、三菱コルト辺りでしたから小さい系ばかりです。本当は軽自動車ぐらいのがいいのかもしれませんけど、ボディサイズは別としてエンジン660ccってのはちょっと小さ過ぎですから今のところ選択肢には入りませんけどね。そういえば、車に限らずノートパソコンやPDAなんかもより小さいのが好きですね。野球のグローブも人より小さいのを使ってますし、デジカメだって定期券より小さいのを使ってます。が、カバンとかペットボトル飲料とかはなるべく大きなやつを選びます。家を建てる予定は全くありませんけど、大きな家と小さな家なら必要十分なサイズでできるだけ小さい方がいいと思うんですよね。でもベッドはできるだけ大きい方がいいですし、浴槽だって大きい方がいいです。こういう大きさの好みってのはどういう感情や心理と結びついてるんでしょうか。心理学というのをあまり信用してませんけど、誰か分析してくれないでしょうかねぇ。 (2005.11.13)
2098こんなニュースを見つけました。→毎日新聞ニュース
「愛知万博:海上の森に帰ったモリゾーとキッコロ再デビュー」と題されたニュースです。これによると、万博が終わって海上の森に帰ったモリゾーとキッコロの人気がいまだに根強いものがあるものだからイベントなどに再登場願うことになり、万博協会がどういうシナリオで戻ってきたことにしようか頭を悩ませているとのこと。まあ、要するに早い話が金に目がくらんで筋を曲げることにしたけどそうは悟られないようにどうやって取り繕うか悩んでるってことです。実際には名古屋の某電気店のイベントにお忍びで登場したりしてたみたいですけど。写真もありますのでご覧ください。

なんか囚われの身みたいな写真ですが、出番を待ってるモリゾーとキッコロだそうです。ぶっちゃけ、ストーリーが欲しけりゃ私が考えてあげますけどね。「頼まれて万博で自然の大切さを説いて回ってたら、なんとその万博会場のために森が切り開かれてて帰るところが無くなっちゃったから復讐しに来た」ってのはどうでしょうか。で、都会の臭気に晒されて「森憎(もりぞう)」「木ッ殺(きっころ)」と名前を変え二度と森に戻ることなく荒稼ぎと。あ、やっぱりダメですか。 (2005.11.12)
2097では最後にしますけど皇室典範問題です。なぜ今急いで改訂する必要があるんでしょうか。これがどうも疑問なんです。まあ、いつ何時いざということがあるかもしれないというのは否定しませんが、今の皇太子殿下が皇位継承するのは誰も異存は無いし皇室典範にも則してます。で、今の徳仁殿下が80歳まで在位するとしたら2040年までということになります。現在の皇室典範に問題が生ずるのはその後、愛子様が皇位継承することになった場合です。というのも、皇室典範には「男系男子」が継承すると書かれているから。愛子様は「男系」ですけど「女子」です。ということで、とりあえず「男系男子」→「男系」と改訂するだけで愛子様が85歳になられる2086年までは問題ないということになります。あと81年後ですね。それに愛子様以降誰も生まれないということが決まったわけでもありません。雅子様がこれ以上無理なら、秋篠宮殿下に男子誕生という可能性もまだまだ十分にあるわけです。なのになぜ今、しかも一気に皇統断絶&王朝交代まで許すというか、はっきりいって皇統断絶&王朝交代が前提であるような改訂案を強行に採用しようとしているんでしょうか。もしかして天皇制自体を終わらせようということなんでしょうかね。世界に誇る数少ない日本の伝統文化である神武天皇の皇統による単独王朝がついに終焉を迎えるのを黙って見過ごすのは忍びないんですよね。まあ、実際に皇統断絶の瞬間は何事もなく順調にいけば2086年以降でしょうから確実に私はこの世を去っていますけど。有識者会議とやらに参加している人たちがどんな知識を有しているのか知りませんけど、その人たちは本当に日本人なんでしょうね。生粋の日本人なら、どう考えても悠久の歴史の流れを絶つような決定を下すはずが無いと思うんですけどねぇ。戦後60年続いた憲法をそう易々と変えるもんじゃないと主張してる共産党や社民党は、高々60年程度とは比べ物にならない有史以来脈々と続いている皇位継承ルールを易々と変えようとしている諮問会議に文句の一つも付けたんでしょうか。国民のあずかり知らぬところで日本という国の根幹をも変えてしまうかもしれない決定がなされようとしている、これが大問題にならないのが不思議でしょうがありません。君が代は、千代に八千代に、さざれ石の巌となりて、苔の生すまで(うごきなく、ときは かきはに、かぎりもあらじ)、細石も巌になってもう苔生えまくり、ということで終了ですとでも言いたいんでしょうかねぇ。 (2005.11.11)
2096なかなか食いつきのよろしいテーマのようです、皇室典範改訂問題。やっぱりロイヤルファミリーってのは万国共通の注目度なんでしょうか。さて、「なぜ女が天皇になっちゃいけないのか」という全く意味不明のメールをいただきました。こういうバカは女性天皇と女系天皇を理解して無いんですね。現在の有識者会議に異を唱えている人の中に女性天皇を否定している人はほとんどいません。現に歴史上女性天皇はいました。反対しているのは女系天皇です。現在の改定案を肯定している人はこういう女性と女系の違いを理解して無いバカが多いですね。そういうバカに限って側室制度があるならいざ知らず・・・ということを言います。側室制度が必要なのは男系による皇位継承の場合ではなく、直系にこだわる長子優先の場合、つまり現在改定されようとしている皇室典範にした場合です。直系の長子が皇位継承ということだと、皇后陛下あるいは女性天皇陛下に子どもが生まれなきゃ破綻してしまう制度ですからね。男系による継承に必要なのは確固たる傍系の存在です。つまり旧宮家の皇籍復帰です。現在、旧宮家には十数名の男子がいますから今までどおり男系男子の皇位継承という制度でも何の問題もないわけです。それを現在の皇室の直系だけにこだわるから愛子様以降が問題となるわけです。有史以来途切れることなく男系による継承方法が続いてきたのは、この傍系の存在があったからなんです。徳川家だって直系だけでは到底続かなかったでしょう。なのに300年続いたのは御三家という傍系のおかげです。日本の有史以来の伝統的な継承方法というわけです。それを何の根拠も無く密室でころっと変えてしまおうというのが現在繰り広げられている皇室典範の改訂委員会というわけです。直系にこだわるなんて、天皇という地位を私物化しようという試みそのものです。天皇というのはその地位を受け継いでいるのではく、神武天皇から連綿と続く歴史の繋がりを後世に受け継いでいるわけですから、我が子我が孫に継承などという俗世的な陳腐な考えが言語道断なのは明らかです。国民や世界の人々が敬愛するのは、現在の天皇家を敬愛しているのではなく神話の時代から途切れることの無い歴史の繋がりに敬意を払っているわけです。例えば世界文化遺産である法隆寺の住職が、別の場所に鉄骨鉄筋コンクリートで新しい五重塔を造り「これからはこちらが法隆寺でーす」と言ったって誰も見向きもしないでしょう。それと同じです。たとえ災害などで消失してしまったとしても、同じ場所で同じ様式のものを建立するからこそ人々が集まり信仰するわけです。それが歴史の繋がりというものです。同じ家から出てるからというだけで「天皇でーす」と言われても「はぁ?」ってな具合ですね。そういうことです。というわけで、改訂すべき点は「男系男子」を「男系」のみに(女子でもOK)、旧11宮家の皇籍復帰、この2点だと思うんですけどねぇ。旧宮家を復帰させないとヤバイのはこの図を見てもらえば分かるかと思います(クリックで拡大)。

愛子様からはずっと父を辿れば神武天皇に行き着きますが、そのお子様は母の父の父の・・・という感じでどっちつかずです。しかもテニスコートの恋ならぬライブハウスの恋なんてことになったらどこの誰とも知らない一般人の血筋ですよ。かと言って秋篠宮殿下を頼っても今のところ眞子様と佳子様だけですから愛子様と同じ現状です。ほら、男系を守るなら宮家の復帰が急務ということが分かるでしょう。臣籍降下したのに天皇となった宇多天皇の例もあるわけですから問題無いはずです。というか、天皇陛下の下に再び結集されることを恐れたGHQにより強制的に皇籍離脱させられた旧11宮家は臣籍降下と同列に扱うべきじゃなく、単に現状復帰というだけなんですけどね。なんでそれを否定するのか...有識者って何の知識を有しているんでしょうかねぇ。 (2005.11.10)
2095昨日の話はちょっと分かりにくいところがありました。ぶっちゃけて簡単に言うと、男系以外を認めると愛子様のお子様が皇位を継承してしまうからダメということです。愛子様が天皇となることには男系男子の秋篠宮殿下を飛び越えるという以外は何の問題もないんです。理由は、愛子様は男系だから。愛子様の父の父の父の父の・・・を繰り返せば神武天皇に辿り着きますからね。つまり男系という万世一系の継承方法で皇統が守られているわけです。が、愛子様のお子様が皇位を継いだ場合、その父はいきなり一般人です。この時点で万世一系の継承方法は成立しませんので父系(男系)で見た場合は別王朝(佐藤朝とか高橋朝とか、愛子様の夫の家系による新王朝)です。では母系(女系)で辿るとどうでしょうか。愛子様の母(雅子様)は皇室ですが天皇陛下ではありません。更にその母は一般人ですから、もう完全に別王朝ということになります。小和田朝とでも言うのでしょうか。つまり愛子様のお子様は男系でも女系でも無いわけです。というわけで、皇位継承ルールを変えた瞬間から別王朝へと切り替えになるというわけです。お分かりでしょうか。皇統という世界最古で唯一の歴史と伝統の系譜から、結婚さえすれば誰でも継承するチャンスがあるその辺の一般人の家庭と同じ系譜の王朝になるというわけです。誰にでもチャンスがある天皇なんかに今までと同じような敬意が果たして払われるでしょうか。少なくとも世界の対応は激変します。もしかしたら外国人ですら天皇になれるかもしれないんですからね。世界中の人が日本の天皇になるチャンスが出てくるわけですから、もはや歴史も伝統もあったもんじゃありません。これが女系天皇を認める(正確には男系を無視する)という意味です。男女共同参画社会とか男女平等とか男尊女卑とか関係ないんです。そんな単純な話じゃないんですよ。もし神武天皇から連綿と続いているのが女系天皇ということなら、今の反対派は私も含めて絶対に女系天皇を主張します。つまり神武天皇からの繋がりを絶っては意味が無くなるということです。そこんところをもっと広く国民に知らしめる必要があると思うわけです。
余談ですけど、「秋篠宮」より「安芸市の飲み屋」が一発目という変換をするMS-IMEはさすがアメリカ製ですね(笑)。 (2005.11.09)
2094皇室典範の改訂が有識者によって話し合われています。女系天皇を許すかどうかが最大の議論というように報道されていますが、多くのバカ国民は愛子様が天皇になれるかどうかの議論がなされていると勘違いしています。皇室典範の改訂反対派の中で愛子様が天皇になることに反対している人はいません。何を反対しているかというと、女系天皇、つまり母系天皇を許すということに猛反対しているわけです(正確には男系に拘らないことに反対している)。これについては私も絶対反対です。なぜかというと、(神話時代も含めれば)2600年以上続いた世界で唯一皇帝と認められている王朝が別王朝に交代する=終焉を迎えることになるからです。繰り返しますが、世界中で皇帝と認められているのは日本の天皇陛下だけなんですよ!とういのも、世界の基本的なルールとしてある1つのルールに基づいて遡ることができる系譜をその王朝と認めるというのがあるからなんです。で、世界で現存する最古で唯一の単独王朝である日本の天皇家は、父系(男系)とう万世一系の1つのルールのみによって神武天皇まで遡ることができるんです。ここで今、母系(女系)を認めてしまうとこの1つのルールで遡ることのできる系譜というのが完全に途絶えてしまい、世界の常識から見ると世界最古の王朝がついに終焉を迎えるという意味になってしまうんです。こんなことが数名の有識者といわれる人たちだけで決められるなんてのはあってはならないことだと思うわけです。皇室典範を改訂するのに極一部の有識者が密室で議論するというのを百歩譲って認めるとしても、天皇家としてのルールを赤の他人が勝手に密室で変えてしまうのは断じて許されないことだと、こう言いたいわけです。ローマ法王が世界中どこへ行っても敬われる立場であるのを否定する人はいませんが、世界の中で唯一ローマ法王と同じ最高位(あるいは解釈によっては一番上)であると認められているのが日本の天皇なんです。イギリスをはじめとする国王や女王ですら地位としてはローマ法王や天皇陛下の下なんですよ。世界で一番偉そうにしているアメリカの大統領が礼を尽くして最敬礼するのはローマ法王とイギリス君主、そして最大の敬意を払う天皇陛下の3人だけというぐらいの地位なんです。それが女系を認めた瞬間、その地位から転げ落ちるわけです(一般の国王や女王と同じ程度には留まると思われますが)。世界最古でありかつ唯一である、途絶えることなく2600年余続いてきた世界最高位でもある1つの王朝を終わりにしてしまおうというのが現在議論されている女系天皇肯定論なんです。さらに言うと、女系肯定論というのは”お家”、つまり直系を守ろうということにです。ちんけなお家騒動で歴史と伝統の王朝を断絶させるなんて言語道断です。それに対して男系はお家より歴史と伝統を継承するために敢えて傍系(いわゆる旧宮家)が継承することも吝かではないという継承方法です。そうして2600年もの間、単独王朝を守り続けてきたわけです。さて、これでもあなたは女系天皇に賛成しますか? (2005.11.08)
2093私がよく訪ねるサイトにあった写真をご紹介しましょう。もうこの写真は笑っちゃうしかないです。ではご覧ください。


ね?笑っちゃうでしょ。これでハッキリしましたけど、パンダと白熊には中に人が入ってます。よく見たら背中にジッパーがあることでしょう。まず上のパンダですけど、このセクシーポーズは絶対中に人が入ってますよね。上目遣いもどう考えても人が入ってますし、やけに顔だけ白いのも被り物の疑いが非常に高いです。で、下の白熊ですけど、木に頭ぶつけてこの表情って、これもセクシーポーズパンダに勝るとも劣らない名演技です。人が入ってると言って間違いないでしょう。こんな固定された木に頭をぶつけること自体、動物としては有り得ないことですから。この白熊、多分吉本興業所属ですよ。ギャグがベタ過ぎますから。新喜劇出身ということだと思います。と、中に人が入っているとしか思えない動物の写真ですけど、本当は本物の動物なんですよね。こういう瞬間をよくも撮ったなと感心しきりです。完全にツボにはまってしまいました。というわけで、動物ものの写真でいいのがあったら教えてください。 (2005.11.07)
2092私は小さい頃からずっと野球をやってて、高校からは片道10km以上(高校の時は17km、今は12km)を自転車で通学・通勤している、しかも制限速度を守っている原付は追い抜くというスピードで走ってることもあって、一般の人よりか・な・り太い足をしてます。競輪選手やスピードスケートの選手とまではいきませんけど。というわけで、よっぽどのサイズじゃないとジーンズは履けませんし吊り下げの安物スーツのパンツだってウエスト98cmとかいうやつを三方詰めしてもらわないと履けません。が、普段着のイージーパンツやチノパンなんかはゆったり目のものなら普通に履けてました。過去形なのは、最近売ってるものはどれもシルエットが細めに変わってきてて履けないものが増えてきたからです。というわけで、大抵は大きなサイズが揃っている欧米のアウトドア系とかのショップを中心に探してるんです。なのに、先日ふらっと入ったアメリカ系衣料のお店(よく利用するところで、SやMというサイズが着れるというありがたいお店)でパンツを試着したら、なんと太ももがパンパンじゃないですか。とうとうアメリカ人まで細身のシルエットに変わってきたんでしょうか。トップは相変わらずMとかSでOKでしたけど、パンツが履けなくなってきたということはいよいよビッグサイズのお店のお世話にならないといけない事態に...いや、でもあの大きなサイズの店にあるのは太ももが太いだけじゃなくウェストもなにもかも太い人向けだから、確かに太ももはちょうどいい具合のものがありますけど下っ腹の部分とかが異様に大きく、ベルトがおへそのかなり上というコメディアンさながらの格好になっちゃうんですよね。お腹まわりとかの贅肉を落とすのは運動や食事制限なんかのダイエットで可能かと思いますけど、別に鍛えているわけじゃないのに贅肉じゃなく筋肉で極太になっている太ももを細くするのは一体どうしたらよいのでしょうか。自転車通勤やめればいいんでしょうけど、電車にすると倍の時間がかかるんですよね。朝は10分余分に時間がかかるってだけでも大変なのに、通勤時間がいきなり倍になるって、やっぱりありえません。さて、どうしたもんでしょうかねぇ。 (2005.11.06)
2091携帯電話のコマーシャルはウンザリするほど世の中に溢れていますが、vodafoneは今、LOVE定額というのをしきりに宣伝してます。で、vodafoneのサイトでちょっと調べてみたんですけど、当然1件のみ指定できる相手もvodafoneじゃないといけませんでした。また、これも当然ですが相手先は届け出て指定するわけで、相手先が変われば登録先変更をこれまた届け出るということになります。つまり、彼氏彼女が変わると逐一vodafoneにそれを連絡しないといけないというわけです。なんか想像すると笑っちゃうのは私だけでしょうか。彼女と別れたら「もしもし、痴話げんかで別れたんで登録先抹消してください。」とvodafoneに電話。しばらくして新しい彼女が出来たら「もしもし、彼女が出来ました。彼女の電話番号は○○−○○○です。ヨロシク。」ってな具合で。家族割りとか他の割引とは重複できないとのことですので、当然家族でvodafoneに入ってる人が夫や妻を登録するってのは無いわけですから、やっぱり彼氏彼女を登録するってのが前提ですよね。名前もLOVE定額ですし。そう考えると、恋人同士でvodafone使ってる人ぐらいですね、対象者は。なんか結構適用条件に該当する人が少ないんじゃないかと思うんですけど、どうなんでしょうか。って、携帯電話持ってない私には全く関係ない話ですけど。 (2005.11.05)
2090こんなニュースを見つけました。→アサヒドットコム
「エアコンの穴で耐震性低下、団地1棟もう住めない 大阪」と題されたニュースです。壁にエアコン用の孔をあける際、壁の中に配置されていた主鉄筋ごとなんと140箇所もコア抜きしてしまって強度低下してしまったので住民に移転を迫っているというニュースです。まあ、住民を一刻も早く転居させるという判断は正解ですけど、そもそもなんで140箇所切断するまで何も考えなかったんでしょうか。コア抜きしていた作業者は当然鉄筋を切断したことは分かります。私も仕事柄こういうコンクリートのコア抜き作業に立ち会うことがありますから。鉄筋は無駄に入れているわけじゃなく、必要だから入れてるわけですから切断したら普通はそこで作業中断、設計者と協議というのが常識です(私はその設計者の立場でよくこういった類の話に出くわします)。なのに140箇所切断したって、そりゃ不注意じゃなく重大な過失です。ニュースによると鉄筋はD22とのことですけど、鉄筋コンクリート構造にほんの少しでも関わったことのある人ならD22という径は強度上重要な意味合いを持っていることぐらい分かります。これが柱や梁に直交する方向のD13とかいうなら切断しても結果的に問題ないということもなくはないんですけど、今回のような柱または梁方向のD22では問題ないなんてことは絶対ありえません。そんな判断もできないバカに構造物を触らせるなと、こう言いたいですね。さて、主鉄筋を失った(鉄筋コンクリートじゃない)単なるコンクリートと化してしまったマンション、どう対処するのか見ものです。 (2005.11.04)
2089本屋さんへ行くとたいていラーメンについての本があります。どこにおいしい店があるとか書いてるやつ。で、ご当地ラーメンというのもあったりして、博多ラーメンとか尾道ラーメンとか和歌山ラーメンとかいろいろあるわけです。で、私の地元愛知(または名古屋)といえば?と聞かれると困っちゃうんですよね。で、しばらく考えて返答するのが「台湾ラーメン」なわけです。別にとびきり美味しいわけじゃないですけど、まあ名古屋生まれのご当地ラーメンで思いつくのがこれぐらいっていう程度ですね。その台湾ラーメンといえば「味仙」なわけですけど、大阪ミナミにも同じ名前の「味仙」というラーメン屋がありました。

これがその看板ですが、どうも名古屋でいう台湾ラーメン(台湾のラーメンじゃなくて店のおやじが台湾をイメージして考案した味仙オリジナル)じゃなく本当に台湾のラーメンのようです。で、店で働いている人も台湾の人のようです。別に店に入ったわけじゃないんですけど、この味仙の隣にあるドラッグストアとの激しい攻防からそれが窺えたというわけです。ではその激しい攻防の一端をご覧ください。


「味仙の台湾人の女に忠告」とか「味仙の女、動かすな」とか激しい攻防の様子が目に浮かびます。それにしても、このドラッグストアは「女」にこだわってますね。味仙の男はどうでもよくて、とにかく女が攻撃の対象のようです。下の写真なんて「女」に丸印がしてあるぐらいですから。ここまで書かれても剥がしたりしないところを見ると、味仙の男は一応女の所業を認めているということなんでしょうか。今度実際の攻防を目にする機会があったら是非追加レポートをしたいと思います。 (2005.11.03)
2088ウチのビデオデッキが壊れました。1万円ぐらいのVHSビデオデッキなんですけど、裏に貼ってあるシールに購入店と購入日が書いてありました。それによると、購入日は平成9年1月5日。9年弱使ってたわけですね。で、どう壊れたかというと、イジェクトボタンを押してビデオテープをべーっと吐き出す時に一緒に白いプラスチック部品が出てきたんです。明らかに割れてちぎれたという破断面のある小さなスプリングの付いた2×3cmぐらいの部品が。それっきりテープを飲み込んでくれなくなって、強引に突っ込んだら今度は出てこなくなった、というわけです。困りましたね。世の中ではまだまだVHSテープが現役で、例えば結婚式のビデオとかB級映画のレンタルとか、まだDVDレコーダーを持ってない人から借りるテープとかを見るためにはVHSビデオデッキが必要です。が、今更新しいVHSビデオデッキを買うというのはちょっと抵抗があります。というわけで、HDDも40GBと容量が少ないこともあって、今使っているDVD-HDDハイブリッドレコーダーの置き換えという形でVHS-DVD-HDDレコーダーを買おうかと、こう思っている次第です。で、当然今まで録り貯めたDVDがDVD-RAM、しかも何枚か殻付きがあるということでPanasonic製品ということになるわけですけど、調べてみるとDMR-EH73Vというのが値段的にもスペック的にも妥当な線だという感じです。というわけで、早速近所のヤマダ電機に足を運ぶと88,000円という表示が。ネットで調べてたら61,000〜65,000円ぐらいだったので冗談かと思いましたが、どうやら真剣に88,000円を提示している模様でしたので、実機を触るだけにして帰ってきました。2011年から地上波がデジタルになり、ハイビジョン放送が主流となったら200GBのHDDとか4.7GBのDVD-RAMなんて単なるゴミになってしまいますけど、ウチの場合主流のソースはスカパーですから2011年以降どうなるのか分かりませんが、楽観視しています。というか、ハイビジョン対応テレビになんかしたら今持ってるDVDや録画したDVD-RAMの映像が解像度低すぎて見る気しなくなりますから、できればハイビジョン放送を現行テレビにダウンコンバートしてくれるサービスを望んでるんですけどね。そうすればDVDレコーダーもテレビもゴミにならずに済みます。別に垂れ流しの地上波放送に不必要なほどの高画質なんて望んでませんからね。というわけで、ぜひグレードダウンさせた放送を提供してくれるサービスをお願いします。 (2005.11.02)
2087もう11月です。私が高校へ通っていた頃は、11月といえば寒くてそろそろ電車の定期を買おうかなという時期でした(冬以外は片道17kmを自転車で通っていました)。で、初雪が降り朝は霜がおりて日陰では氷が張っていたものです。大学1年の時には、普段原付で通っていたんですけどさすがに雪が積もったり路面が凍結しているところは原付では怖いということで11月に初めて車を買ったのを覚えています。諸経費込みで12万円ほどの10年落ちのファミリアでした。8ヶ月乗って17万円で売れたときには少々驚いたものです。って、脱線しましたが、とにかく今から20年〜25年前はそれぐらい寒かったんですよね(名古屋での話ですけど)。なのに今は一体どうなってるんでしょうというぐらい暖かいです。もう11月だというのに窓全開でも寒くないんです。私が今住んでるところが大阪だということを差し引いても、この暖かさは異常だと思うんですけどねぇ。温暖化と言いつつも年々徐々に暖かくなっていると、やかんの茹蛸じゃないですけど気付かないんですよね。で、こうして20年前とか30年前を思い出してみると、確実に暖かくなってるということが実感できるわけです。私は暑いのが大嫌いで、1年中冬でもいいと思うぐらいですから寒ければ寒いほど嬉しいんですけど、ちょっと自転車乗ったり早足で歩いたりしただけで汗だくになってしまう11月というのは勘弁して欲しいです。かといって、いくら寒いのが好きだといってもこのまま温暖化が進んで映画デイ・アフター・トゥモローのようなことになるのも勘弁してもらいたいですけど。恐竜が絶滅したのは巨大隕石が衝突して巻き上げられた砂塵が空を覆い、地表温度が下がって氷河期になったからだと言われてますけど、もしかしたら二酸化炭素の増加による温暖化から氷河期に突入したデイ・アフター・トゥモローのようなことが起こったのかもしれませんよね。というわけで、京都議定書を何が何でも実現するとともに、批准してない中国やアメリカが是非参画して目標を達成することを願います。 (2005.11.01)
2086こんなものを見つけました。→全天候型自転車。富山県のシロウマサイエンスというところが開発した”自転車”です。見た目はピザの宅配バイクの高級版みたいですけど、スペックを見ると電動アシスト自転車のようです。老人をターゲットにしているということのようですが、こんな感じで目立たない地味な色ですのでちょっと危険なような気がします。

老人が乗ったら当然車道の路肩をゆっくりゆっくり走るんでしょうけど、こんなに目立たない色だと間違えてはねてしまう車がいないとも限りません。いっそのこと真っ赤にして反射鏡をあちこちに付けるぐらいしても良かったんじゃないかと思います。で、これが一体いくらで買えるのかというと、なんと80万円だそうです。それだけ出すなら軽自動車買えるだろと思うんですけど、肝心なのは自転車というところです。自転車だから当然免許はいりません。だからブレーキとアクセルを踏み間違えるほどボケた老人でも何の審査もなく乗れるということです。って、非常に危険な気がするのは気のせいでしょうか。富山とかなら成立するのかもしれませんけど、交通量の多い大都会では...ねぇ。 (2005.10.31)
2085こんなニュースを見つけました。→NIKKEI NET
「未成年はたばこ買えません・08年から自販機に識別機能導入」と題されたニュースです。タバコの自販機を利用するには、事前に所定の手続きで入手した成人であることが記録されている写真つきのICカードが無いと使えなくなるとのこと。これはこれで良いことです。このシステムが100%普及すれば夜11時以降の販売も可能でしょうから、名目上は売り上げの減少には繋がらない(名目上は未青年は売り上げ対象じゃないですから)ですし。で、問題点です。まず思い浮かぶのがカード偽造ですけど、同じ非接触型ICカードで現金チャージできる写真の無いsuicaなどが偽造されて困っているという話を聞いたことがありませんから、たかだかタバコの自販機で使えるだけの写真つきカードが偽造されることは無いでしょう。あまりに非効率的過ぎますから。次に考えられる問題は、ETCカードとかと同じ新たな管理団体=利権団体が発生するということです。年齢情報が入った身分証明となるICカードなんて既に存在します。しかもほぼ全国民向けに用意されています。そう、住基ネットカードです。あとは杉並区だとか在日外国人とか旅行者向けに年齢証明のためだけに発行すればいいだけです。あるいは、民生用に住基カードとは分ける必要があるならタバコに限定せず年齢証明カードとして発行すればいいんです。タバコでうまくいけば必ずお酒の自販機向けやパチンコ屋向け、成人映画館向け、競馬場向け、競輪場向け、競艇場向けなどなど、各種カードが氾濫するに違いないですからね。その度に利権団体が誕生して無駄にお金を搾り取られるわけです。さて、次に出てくるのはどこのカードでしょうかね。私の予想ではお酒の自販機ですけど、どうなりますことやら。 (2005.10.30)
2084ライブドアとフジテレビの一件は記憶に新しいですが、同じことが楽天とTBSとで繰り広げられています。思えばライブドアがプロ野球進出を唱えた二番煎じで楽天が出てきたのと同じような状況です。次の選挙では三木谷さんが出馬ということになるんでしょうか(笑)。と、冗談はさておき、フジテレビの時も言われましたがテレビ局の株式をどこか特定の企業や団体が大量に保有すると公共性が失われるという詭弁、バカマスコミどもは本気で言ってるんでしょうか。もしそれが本気であり本当だとしたら、マスコミ各社は株式を上場してはいけないという法律が必要になるということです。三木谷さんも言ってましたが、市場性のあるもの、つまり上場されている株式は誰がどれだけ買っても何の問題も無い性質のものです。それなのに大量取得するIT関係者が出てくると先の詭弁を持ち出すんですよね。おまけに今回のTBSは自分達は事業提携を申し入れられているにも関わらず安定株主確保工作に動いたり他のIT関連企業(アマゾンとか)と提携してみたりしておいて、そもそもの提携の提案者である楽天にはこれ以上株を買うなと言ってるんです。アホですか?フジテレビの一件でも今回のTBSの一件でも大手マスコミを代表するような会社ですらあんなバカ経営者でも成り立ってるんだなぁということが分かったのが収穫でしょうか。今回はどうやって決着がつくのか、大いに楽しませてもらうことにしましょうかね。 (2005.10.29)
2083ここのところ毎週福岡へ出張してます。先週木曜日、今週火曜日と続けて行きましたが、今度は来週の水曜日です。で、いつもここで飛行機の運行時間について文句を書いてますけど、文句の元となる写真をご覧ください。

これは福岡空港で撮った写真です。21:30にANAとJALが同時刻に同じ行き先の便があることがお分かりになると思います。また、一番上の名古屋行きは定刻から30分遅れて時間調整の結果2番目の沖縄行きとまったく同時刻の20:15と表示されています。なんでわざわざ同時刻になるように調整してるんでしょうか。意味が分かりません。で、私が乗ったのは下から4つ目の関西行き21:10の便なんですけど、いつものように遅れて結局飛び立ったのは21:25でしたからその後の21:15の便と最後にダブっている21:30の便が何時になったのかはわかりません。が、たとえ私の乗った便もその後も最後のやつも全て定刻どおりだとしても、21:30に福岡空港を飛び立って羽田空港に着陸する飛行機が2便あるのは変わりないです。100歩譲ってほとんど差の無い同時刻に飛び立ったとしても、行き先が違えば飛行ルートも違いますし離陸の際注意すれば良さそうですが、行き先も何もかも同じって、ちょっと無理があり過ぎですよね。こういう明らかに絶対100%どちらかが定刻から遅れるダイヤ(飛行機もダイヤって言うのか?)を組むのが信じられないのは私だけでしょうか。 (2005.10.28)
2082プロ野球日本シリーズ、結局千葉ロッテマリーンズが4連勝ということで一気に日本一を決めてしまいました。さすがにプレーオフの勢いで本拠地千葉では連勝するだろうとは思っていましたけど、まさか甲子園でも連勝するとは思ってもいませんでした。ペナントレースであれだけ勢いのあった阪神打線が全くおとなしくなってしまったのは一体どうしたことでしょうか。短期決戦ですからちょっとしたきっかけで優劣が簡単に入れ替わると思ったんですけど、結局阪神タイガースはそのきっかけを掴めずに負けてしまったというわけですね。まあ、メンバーを見る限り阪神もまだ来年優勝のチャンスがあるでしょうから、これを糧にしてまた来年がんばってもらいましょう。セ・リーグの他のチームもオープン戦で盛り上がるパ・リーグに負けないようにペナントレースを充分盛り上げてもらいましょう。最終戦に優勝チームが決まるような、しかも3チームとか4チームが入り乱れるという大混戦となるようなペナントレースをすれば、プレーオフで接戦の中勢い付いたパ・リーグ覇者にも互角に渡り合えるでしょう。で、プロ野球人気も盛り返すというわけです。がんばってください。 (2005.10.27)
2081カロリーメイトのCMでもお馴染みキーファー・サザーランド主演のアメリカのテレビドラマ、24を見ててふと思ったんです。あれ、リアルタイムで事件が進んでいるというのが売りですけど、当然テレビドラマですから途中でCMが入ります。そのCMの前後に現在の時間が秒単位で表示されるんですけど、CM直前とCM明け直後の時間を見るといつも4分10秒〜20秒経過してるんです。リアルタイムで進行しているというのが事実だとすると、アメリカではCMが4分もあるってことなんでしょうか。4分も番組から離れるきっかけを与えるとは、絶対他のチャンネルに変えられないよほどの自信があるか、アメリカ人がチャンネルを頻繁に変えない性格なのか。私はCMも好き(というかCMの方が好きかも(笑))なので一回チャンネルを合わせるとその番組が終了するまで決してチャンネルを変えませんから、そういう人には向いているのかもしれませんね。しかしあの24というドラマ、見てるこっちは毎週1時間分ずつですけど、その毎週でもかなり濃いと思われる出来事がわずか24時間で起こってるなんて、冷静に考えたらありえないですよね。私はシーズン3まで見ましたけど、次のシーズン4が楽しみです。日本のドラマは全く見ないんですけど、なぜかCSでやってるアメリカドラマは見ちゃうんですよね。何ででしょうかねぇ。 (2005.10.26)
2080こんなニュースを見つけました。→毎日新聞ニュース
「ホワイトバンド:趣旨説明不足で購入者から批判」と題されたニュースです。私がNo.2040で書いたようなことが話題となってこんな騒動に発展している模様です。当然予想される結果がそのとおりに起こったというだけの、知っていた人には特に驚きのないニュースですけどね。このホワイトバンドにせよ赤い羽根共同募金にせよ、正直に世の中のためになると思ってるようなおめでたい人を鴨にしている利権団体に過ぎないことを早く一般の人々も気付いて欲しいものです。世の中、真に世のため人の為に尽力しようという人や団体は大々的に宣伝したり啓蒙したりはしないというのが常識です。ブームになったり有名人なんかを使って大々的にキャンペーンを打っているようなものはまず真っ先に疑うということをしないといけません。ちょっと前に銀行がバンバン潰れたり合併したときだって、潰れたり吸収されたりした銀行はやたらにテレビCMを打ってたのは記憶に新しいと思います。民事再生法を申請した平成電電だって、「その問題、チョッカが何とかします!」とかいうテレビCMをバンバン流し始めたとたん民事再生法申請でしたよね。まあ世の中そんなもんです。韓流ブームだって実際は大した経済効果も無く一部の乗せられやすいおばちゃんたちが鴨になってるだけなのは周知の事実でしょう。というわけで、ブームやキャンペーンの裏に何があるのかを敏感に感じ取るセンスを磨くことがこれからの時代を上手く生き抜く秘訣です。さて、私ももっとセンスを磨かなければ... (2005.10.25)
2079プロ野球日本シリーズ、ロッテが連勝、しかも2試合とも10点という大量得点とプレーオフの勢いそのままでなかなかのスタートを切りました。で、そのロッテの中でシリーズ開幕からずっとヒットを打ち続けている選手がいます。8打席回ってきて8打席ともヒットを打っているという凄い記録を刻み続けている今江選手、凄いですね。あの大舞台で8回のチャンスを全てものにしている、まあ8本目のヒットとか普通なら凡打のところがヒットになっているというラッキーな部分もありますけど、とにかく凄いです。これは野球をやったことのある人なら余計に凄いと感じているはずです。私もずっと野球をやってましたけど、少年野球や草野球でも8打席連続でヒットを打ったことなんてありません。一応、私も首位打者とったりしてましたから人よりは打つほうなんですけどね。というわけで、どっちが優勝するかという見所に加えて今江選手が今後どこまで連打記録を伸ばすか、そしてシリーズの最終的な打率がどれほどになるのかという新しい見所が誕生したわけです。野球もまだまだ捨てたもんじゃないですね。 (2005.10.24)
2078昨日はスポーツで凄いことが起こりましたね。プロ野球の日本シリーズ、濃霧でコールドゲームという史上初の珍事でした。仕事帰りの車の中のラジオで大袈裟に霧が出てきたと騒いでいましたけど、家に着いてテレビで見てびっくりでした。ラジオの中継って話半分以下に聞いてないといけないんですけど、今回の霧だけはラジオで言うとおりでした。で、東京競馬では1票100円の馬券が1846万9120円の払い戻しという日本の公営ギャンブル史上最高配当が出ました。1〜3着を着順どおりに当てる「3連単」というものだそうです(私は競馬のことは全く知りませんのでよく分かりませんが)けど、当たったのは総票数450万4663票のうちわずか18票!パ−セントで言えば0.0004%という限りなくゼロに近い数字です。これが18人なのか、はたまた1人で全部買ってたのか知りませんけど、当たった人は人生変わるかもしれませんね。既にギャンブルにはまってる人はより深く、軽い趣味でやってた人はもうやめられまへんって感じで。なにはともあれ、一瞬にして1800万円儲けるとはなんとも羨ましいですね。おめでとうございます。さて、今日の競馬ではどうなるんでしょうか。そして今日の日本シリーズはすっきり晴れるんでしょうか。二日続けてびっくりするような話題を振りまいていただきたいものですね。 (2005.10.23)
2077私は仕事でMS-Excelをよく使います。技術計算に使ったり、時にはワープロ代わりに使ったりしますけど、なかなかよくできたソフトだと思います。が、1点気に入らないことがあります。それは大きなお節介機能がてんこ盛りなところです。入力したら勝手に下のセルにフォーカスが移ったり、書式を勝手に設定してくれたり、入力した文字を勝手に補完してくれたり。まあ、ほとんどのお節介機能はオプションでオフにできるからいいんですけど、新しくインストールしたらまずお節介機能をオフにしまくるところからはじめないといけないのは面倒くさいです。これはMS-Wordにも言えることですけど、基本的にマイクロソフトのアプリケーションはお節介すぎるんですよね。で、Excelで私がどうしてもオフにできないお節介機能がこれです。

文字として入力したものが勝手に日付で表示されてしまうんです。しかもセルのプロパティで表示形式を日付→文字列に直しても入力したものになるのではなく、Excel内で管理している日付を数値に換算した値(この例だと「38354」)を文字列として表示するだけなんです。せっかく入力した「1/2」だとか「1-2-3」だとかはどこへ消えたのかと言いたいわけです。この「勝手に日付」って機能はオフにできないんでしょうか、詳しい人、教えてください。 (2005.10.22)
2076近所のスーパーでこんなものが処分品として売られていました。ではご覧下さい。

「ムーまあす」と書かれていますけど、沖縄の塩です。で、注目して欲しいのはその名前の由来でもあろうと思われるこの言葉です。「ムー大陸からの潮香」。ムー大陸っていうのはジェームズ・チャーチワード が言うところの今から約1万2000年前の太平洋にあったとされる失われた大陸のことで、証拠となる遺跡遺物などがなく科学的に証明もなされていないために架空の大陸と言われてるものです。その架空の大陸の潮香って...売り文句からして嘘っぱちという商品、そりゃ処分品になるわなぁと思ったのは私だけじゃないと思います、ハイ。 (2005.10.21)
2075以前から数回ここで書いたと思いますが、JASRACというクソ団体があります。音楽著作権者の権利を守る代行をしているという名目でヤクザまがいの補償金取立てをしている団体です。例えば、ダンス教室でBGMとして音楽かけてたら「はい、利用料払ってね」と要求したり、魚屋さんで「さかなさかなさかな〜」とCDかけてたら「はい、利用料払ってね」と要求したり(スーパーであの歌を聞かなくなったのはこのせいです)、挙句の果てにミュージシャンが自分で作詞作曲した歌の歌詞を自分のエッセイに載せたら「はい、利用料払ってね」と要求したりしてます。そのクソ団体JASRACがiPodにも課金するよう文化庁に要請していることは以前書きました。さて、そもそも著作権者に対する補償金って何なんでしょうか。それは著作権法なんかの精神にもあるように、著作権者が本来得られるべき対価が得られなくなったことに対する補償金です。レンタルCDを借りてそれをCD-Rにコピーするという行為の場合、本来ならCDが買われるべきところ安いレンタル料だけで済まされてしまうのでそこに補償金が発生するわけですね。ではiPodの利用という行為についてはどうでしょうか。iPodにコピーする音楽データは、
  1. コピーして利用されることを前提にしたダウンロード販売でそれに見合う正当な対価を支払ったもの
  2. 正規にCDを買うことでそれに見合う対価を支払ったもの
  3. 既に補償金で対価に見合う分を支払っているレンタルCD
です。他に不正に流通しているデータというのもあるでしょうが、それは全体の流通量から見たら極々稀なケースです。いかがでしょうか。著作権者には本来支払われるべき対価がきちんと支払われているじゃないですか。なのになぜこれ以上の補償金を課金しなければならないのでしょう。全く理由がわかりません。もうこれはJASRACが新たな収入源を確保したいというただその1点だけが理由としか考えられませんね。いかにも他人の褌で相撲を取って濡れ手に粟の利権どっぷり団体が言い出しそうなことです。こんなクソ団体、とっとと潰れてしまえば音楽業界、ひいては世の中のためになることでしょう。と、普段音楽を聴かない私が第三者的立場で書いてみました。いかがでしょうか。 (2005.10.20)
2074ではとりあえず京都自転車の旅の写真最終回です。本当に自転車で回ったのかという疑惑の声が上がってますので証拠写真としてこちらの2枚をご紹介します。


上の写真は出町駐車場で自転車を下ろして組み立てたところです。午前7時前、駐車場がオープンしてすぐでしたので他の車はほとんどいませんでした。他の車がいても後ろにスペースがあるので十分組み立てられます。屋内ですしなかなかいい駐車場を見つけたと思います。で、下の写真がぐるっと回って最後に寄った下鴨神社で撮ったものです。世界遺産という碑を前にしての1枚です。都合により私の1台しか写ってませんけど。というわけで、実際に自転車で回った証拠写真でした。まあ、距離にしたら10kmか15kmかそれぐらいですから、どなたでも簡単に回れると思います。途中、きぬかけの道の登りが女性にはきついかもしれませんけど、それさえクリアすればあとは平坦ですからママチャリでも大丈夫でしょう。レンタサイクルもきっとあるでしょうから、これから涼しくなって自転車にバッチリの季節、自転車で巡ってみるのをお勧めします。 (2005.10.19)
2073では京都の写真に戻りましょう。いよいよ大詰めの京都自転車で回ろう旅行の写真ですが、今日は下鴨神社での写真です。



これは何を撮ったかというと、下鴨神社の駐車場です。真ん中の写真にあるように「樹木保護のためバックで駐車しないようお願いします」と書いてあるのに見事に全車バックで駐車しているというモラルの低さ。これで世界遺産って、そのうち指定を取り消されるでしょうね。止まってる車を見ると全て京都と大阪のナンバーでしたから地元あるいは近隣の人達でしょうけど、他所からの観光客のマナーが悪いというのはよく聞きますが地元のマナーが悪いというのはいただけませんね。さすが関西というところでしょうか。この日は印鑑の供養みたいなのをやってましたから地元のテレビ局もカメラを回してましたけど、こういうモラルの低さも放送して欲しいものです。富士山が世界遺産に登録されないのは、訪れる観光客のマナーの悪さからくるゴミの多さが一因だと言われてますけど、ゴミこそ落ちてませんがこれで樹木が枯れてしまうようでは登録取り消しだって有り得ると思います。せっかくの世界遺産ですから大切にしてほしいですね。 (2005.10.18)
2072では今日は下鴨神社、といきたいところですが、やっぱり昨日今シーズンが終了したF1について書かないわけにはいかないでしょう。ということで、19戦という過酷なシーズンを締めくくった中国GPについて書くことにします。さて、中国GPですがまずは結果から。優勝はワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソでした。最後までチャンピオン争いをしたキミ・ライコネンに優勝回数で並び、チャンピオンとしての面目躍如というところです。これでコンストラクターズもルノーがチャンピオンに輝きました。まあ、去年までの車から考えて順当というところでしょう。最後まで争ったマクラーレンも大失敗作だったMP4-18からよくここまで挽回したものです。逆に去年までの独走から一転、今年は不甲斐ない成績と終わったフェラーリは最終戦でも全く精彩を欠いていました。その理由をずっとブリヂストンタイヤのせいにしてましたけど、同じブリヂストンタイヤのジョーダン、ミナルディと比較すると、実質2年前の車で走り続けてるジョーダンとも、既に何年前の車かも分からないエンジンも他チームの使い古しを使ってるミナルディともタイム差がぐっと縮まってますから、どう考えても車が遅い以外の何ものでもないんですけどね。で、そのジョーダンとミナルディも昨日でその歴史の幕を下ろすこととなり、来シーズンからは別のチーム(名前)として再出発です。今年で最後といえば日本人ドライバー佐藤琢磨の所属するBARも今年でおしまいです。来年からはホンダチームとなりますので、トヨタに続いての日本チームということです。と言いたいところですけど、トヨタはご存知ドイツチーム(本拠地はドイツ)ですしホンダもイギリスチーム(本拠地イギリス)ですから純粋な日本チームとは言えないんですよね。おまけに唯一の日本人ドライバーの琢磨も今年で契約終了。来年のシートは決まってませんから、また日本人ドライバーのいないシーズンとなりそうです。新チームのミッドランド(現ジョーダン)が山本左近に非常に興味を持っているようですから、ひょっとした別の日本人ドライバーが登場するかもしれませんけど。まあ、色々あったシーズンをこんなに短く書ききれるわけもないですからこの辺で終わりますけど、これからのストーブリーグと新車の開発、そして来年のレギュレーション等まだまだ楽しめる要素がたっぷりですからこれからもちょくちょくF1について書くと思います。興味ない人には退屈かもしれませんが、今後もお付き合いください。 (2005.10.17)
2071ずいぶん長丁場となってしまってますが、今日は京都の写真から世界遺産「竜安寺」をご覧ください。

これは有名な枯山水の庭園です。禅寺ですからこの枯山水の庭園の前で心静かに座禅...という雰囲気は微塵もない人の山でしたので、あえて観光客をフレームインさせて撮ってみました。同じ世界遺産の仁和寺には全然人がいなかったのに、なんでわずか30分後の竜安寺にはこんなに人がいるんでしょうか。やっぱり枯山水といえば竜安寺みたいなイメージがあるんでしょうかね。私がこの日見た中では大徳寺の大仙院の枯山水庭園が一番良かったんですけど、まあこればかりは主観的なものですから仕方ないことでしょう。で、この竜安寺の人気は日本だけじゃなくてこんな人達も訪れていました。


ギリシャのテレビ局だと言ってました(日本語のできる人が一人いましたので)。で、下の写真のように枯山水の庭園を一生懸命撮ってましたけど、それ以外に修学旅行らしき高校生が携帯電話で写真を撮ってるところを一生懸命撮ってましたね。最初、高校生達が遠慮してテレビカメラが近付いてきたら携帯電話での撮影を止めて場所を空けてたんですけど、カメラマンが英語で携帯電話で写真を撮ってるところを撮りたいと説明してましたから、珍しい風景だったんでしょう。高校生達は全く理解してませんでしたけど。で、妻が「携帯で撮ってるところ撮りたいんだって」と説明したら照れながらモデルを演じてました。ギリシャでどんな風に紹介されるのかちょっと心配ですけど。というわけで、人が多すぎて竜安寺ではあまりゆっくりできませんでした。次は大徳寺、といきたいところですが一番のお気に入りだった大仙院は撮影禁止だった(せっかく筑紫哲也に会ったのに)ので一気に飛ばして下鴨神社です。では。 (2005.10.16)
2070大阪のイメージついでに私の個人的感想を。親が大阪で育ったため親類もいるし子どもの頃からしょっちゅう遊びに来ていたため大阪に対して悪いイメージを持っていなかった私が、就職後に大阪に都合8年住んで感じた感想です。仕事の都合で10回以上引越ししててあちこちを転々としているため、他の地域と違うと感じるところだけ挙げてみましょう。
  • やかましい(騒々しい)
  • 街が汚い(特に道路)
  • かなり自己中
  • チキン
  • 車の運転が下手
  • 明るい(性格が)
  • 物価が高い
まず「やかましい」ですが、これは電車に乗ると顕著に感じられます。とにかく電車の中が信じられないぐらい騒々しいんです。パブリックスペースという概念が無いのか、まるで自分の家で友達としゃべってるように大声を張り上げてしゃべるんです。これは他の地域と全く異なる現象ですね。次に「街が汚い」ですが、確かに繁華街なんかは東京でも名古屋でもどこでも汚いものですけど、大阪では普通の生活道路とかでもゴミが散乱してます。特に驚くのがガラス瓶の破片の多さ。毎日新しいビンが割れて歩道に散乱してます。走ってる車から火のついたタバコが飛んでくるのはもはや当たり前で、缶ジュースやガラス瓶でも普通に飛んできます。まあ、大和川より南に住んでるからなのかもしれませんけど。「かなり自己中」についても顕著なことの一つです。とにかく”自分”のことしか頭にありません。全ては自分のためだけに行動しているとしか説明が付かない行動をみんながしてます。電車の中で騒々しいのもゴミが散乱してるのも全てこの自己中からきてるのでしょう。道を歩いてて前から来る人が避けようとしないのは大阪ならではじゃないでしょうか。「チキン」というのは、口では威勢のいいことをよく言いますけど実際の行動は極めてびびりなことを指してます。高速道路のオービス設置区間で制限速度以下にまでスピードを落とすのは多分関西(大阪)ぐらいでしょう。「車の運転が下手」というのは、交差点での左折を見ると一目瞭然です。なんとほとんどの車が一旦ハンドルを逆にきってから左折していくんです。そのせいか、ウインカーも曲がりながらしか出しません。さらに驚くのが、ブレーキを踏みながら曲がっていくんです。逆にハンドルきって大回りしながらブレーキ踏んだまま曲がるんですよ。信じられません。だから異様にゆっくり曲がるんです。教習車でもそこまでスピード落とさんだろってぐらいに。あと、前方の信号が赤になると遥か手前から車速を落とすんです。で、異常なほど車間距離を空けて停止するんですよね。多分交差点から30mの間に止まってる車の台数は日本一少ないでしょう。前へ詰めればそれだけ信号と信号の間に後ろの車が多く入れるのに、周りのことは考えない自己中がこういうところでも発揮されてるんです。だから信号が青になってからの反応も信じられないぐらい遅いです。先頭の車は速いのかもしれませんけど、信号が青になってから10台目の車が動き出すまでの時間は日本一遅いんじゃないかと思います。東京や名古屋に比べて車の台数が少ない(ナンバープレートの種類と数は大阪の方がずっと少ない)のに慢性的な渋滞が頻発するのは、交差点でのこういう下手糞な運転によるところが大きいと思います。「明るい」というのは多くの方がイメージしてると思いますけど、とにかくノリのいい人が多いです。こういうところから大阪人はみんなコメディアンというイメージが生まれてるんでしょう。このノリの良さは他では見られない特徴です。最後の「物価が高い」ですけど、これは日用品とか食品とか、スーパーで買うものの値段がとにかく高いということです。競争が無いからなのか、あるいは周辺でカルテルでも結んでるのか、とにかく高いです。東京の物価が高いイメージがあると思いますけど、野菜やらティッシュやらの値段は競争してる分東京の方が断然安いです。
というわけで、非常に大雑把にですけど大阪に住んで初めて感じた、あるいは再認識した感想でした。昨日の大阪の実像を伝えるって、こういうことを伝えるってことなのかなぁ? (2005.10.15)
2069こんなニュースを見つけました。→読売オンライン
「海外の大阪案内に府が反論「ヤクザの街」などは誤解」と題されたニュースです(商用じゃなくて個人的な利用だから見出しの引用は問題ないですよね?読売新聞さん)。これによると、海外の観光ガイドブックで紹介されている大阪は、
  • 街は醜いにもかかわらず、愛されることを切望している
  • (大阪人は)仕事がなくなっても、人生の楽しみ方を知っている、のんきな市民
  • 「もうかりまっか」があいさつ
  • 戎(えびす)橋では若者がミニスカートの女の子を捕まえるために網を張る
  • 下品なユーモア感覚から、騒々しいと思われている
  • 大阪はヤクザの街
というのが多く、大阪府は予備知識のない外国人が読めば大阪の実像だと信じてしまうということで、出版元などに「正しい」情報を盛り込んだ冊子などを送り「名誉回復」に取り組むことにしているとのこと。さて、仕事で10回以上引越ししてて大阪にも都合8年住んでる私が見る限り、外国の観光ガイドブックとしては極めて冷静に正しく大阪を捉えていると思うんですけど、当の大阪人は間違ってると思ってるんですかね?よく海外のメディアが間違った日本像を紹介することがありますけど、このガイドブックに記されていることは珍しく概ね正解だと思うんですけど。これが間違っていると認識している時点で大阪府には客観的視点が欠落していることを表していると思うんですけど、そんな客観的に自分達を見つめることができない人達に落ちぶれ行く大阪をなんとかするなんてことは不可能だと、このニュースを見て痛感しました。大阪にはもっと外からの目を入れないとダメでしょう。いっそのこと府議会議員や市議会議員、府知事や市長は他府県者とすることとという条例でも作ってみてはいかがでしょうか。 (2005.10.14)
2068では京都自転車の旅の写真に戻りましょう。今日は仁和寺での写真をご覧ください。

これは仁和寺にある五重塔です。仁和寺には枯山水の庭園や右近の橘、左近の桜、心という字になっている池など見るべきポイントは多々ありますけど、私がご紹介するのはこの五重塔です。なんでかっていうと、この五重塔の1階部分でがんばってるこんなものを見つけたからです。

なんか必死で屋根を支えてる彫像がご覧いただけると思います。頭の上の角材を必死で持ち上げてる様に「おお〜、がんばってるなぁ〜」と感心したのでパシャリと撮ったわけです。仁和寺に着いた時点で午前9時過ぎでしたのでまだあまり観光客がいなかったからなのか、みな五重塔の手前でポーズを決めて写真は撮るんですけどここまで近付いてくる人はいませんでした。こういう細かいところになかなか面白い細工があったりするんですけどねぇ。で、こちらも誰も見向きもしてなかった観音堂の屋根にいたちょっと間抜け面の”何か”です。

昔の人の感性ってなかなかいいですね。機能や効率を求めた工業デザインとは一味も二味も違う人間臭さがあります。こういうのを見て回るだけでもなかなか面白いものですよね。というわけで、今日はこの辺で。 (2005.10.13)
2067パキスタンの地震、被害がどんどん拡大してるようですけど、救助活動がままならないので実際の被害者は救助活動が今後進むにつれさらに増えることと思います。お亡くなりになられた方々には心よりのご冥福をお祈りいたします。
さて、なんで今更パキスタンの地震かというと、被害が甚大なカシミール地方のみならず、日本人犠牲者の出た首都イスラマバードですら建物の構造や強度なんかを見るとお粗末極まりないという現実を見て、技術力や意識の低さを感じたからです。で、民間レベルの技術力があれだけ低いにも関わらず、ご存知パキスタンとは核保有国です。お隣のインドや中国なんかもそうですけど、国家として自国で実験をして核を持てるほどの技術力を持ちながら民間の技術力がお粗末なほど貧弱というのは、民間技術力の方がむしろ国家の技術力より高いんじゃないかと思われる分野もある日本人には理解しがたいものがあるんではないかと、そう思うわけなんですよ。まあ、イメージ的にはアメリカも政府や国家関係機関の方が民間より高い技術力がありますけど(実際のところは分かりませんが)、それは政府や国家の技術力が高過ぎるだけであって民間の技術力も極めて高いレベルですから、パキスタンやインド、中国なんかとは違います。軍事国家や独裁国家、中央集権国家なんかではやはり民間が高い技術を保有することを恐れるんでしょうね。お隣の韓国なんかを見てると技術力だけじゃなく知識についても同じことが言えるような気がします。国民に正しい知識を与えず国家の思惑どおりの恣意的な情報だけを与えて国家レベルで民意を思いどおりの方向へ誘導するためには、余計な知識(まあ正しい知識と言い換えてもいいかもしれませんが)を与えない方が都合が良いというのは誰が考えてもすぐ分かりますよね。今回の地震で、日本というのはそういう国々を隣国として持っている国なんだということを強く自覚しないといけないと思いました。 (2005.10.12)
20663連休も終わり、今日から仕事という方も多いと思います。私もその1人です。さて、今日は北野天満宮から仁和寺へ向かう途中で見つけた交番の写真をご紹介しましょう。では早速ご覧ください。

交番の名前だけしか写ってませんが、なんと「大将軍交番」です。地名のようで、大将軍小学校や大将軍郵便局なんかもありました。それにしても凄い地名ですよね。大将軍って、さすが京都という感じでしょうか。こういうものを発見できるという意味でも自転車で回るのはいいですね。車だと多分こんな狭い道には入らないですから。また、入ったとしても交番の名前を目敏く見つけられるかどうか疑問ですし、見つけたとしても気軽に写真を撮ることはできませんからね。というわけで、まだまだ京都自転車巡りの写真をご紹介していきます。 (2005.10.11)
2065いやあ、昨日のF1日本GP凄かったですね。私の中では今シーズン一番のレースでした。今年のチャンピオン争いした2人の鬼気迫る走り、やっぱりあの2人が今年のチャンピオン争いに相応しかったというのがハッキリ分かるレースでした。エンジン交換ペナルティ、予選の大雨という不遇での17番手スタートという悪条件を完璧に撥ね退けての優勝、さすがと言うしかありません。これでキミ・ライコネンの優勝回数が7回と、今シーズンのドライバーの中では一番多く優勝しているドライバーとなりました。でも3位に入ったフェルナンド・アロンソがワールドチャンピオン。まあ、優勝しなくても確実にポディウムをゲットし続けた結果だからしょうがないですね。そのアロンソも16番手スタートからの3位表彰台ですから凄かったです。特にディフェンディングチャンピオンのミハエル・シューマッハを2回もオーバーテイクするというのは世代交代を感じさせるパフォーマンスでした。しかも130Rでアウト側から抜いていった1回目は驚きましたね。2回目はセオリーどおり1コーナーの飛び込みでインからでしたけど。ライコネンはミハエルと、そしてファイナルラップにフィジケラを1コーナーのアウトから抜きましたけど、ああいう抜き方もあるんですね。いやあ、とにかく抜きにくいと言われている鈴鹿でこれだけのオーバーテイクショーが見られるとは思いませんでした。あれだけのバトルが見られれば、佐藤琢磨がスタート直後の1コーナーで終わってても全然関係ありませんでしたね(結局13位でフィニッシュしながらトヨタのトゥルーリとの接触事故の原因を作ったとして失格処分)。今年鈴鹿に足を運んだお客さんは本当にラッキーだったと思います。さて、これでまたルノーがコンストラクターズトップに返り咲いたわけですけど、今週の最終戦、中国GPが本当に楽しみになりました。最後まで激しいバトルが見られるってのはホントいいですよねぇ。 (2005.10.10)
2064今日は京都の写真じゃなくてニュース記事の話です。こんなニュースを見つけました。→アサヒドットコム
「駅の書店設置計画、差し止め求め仮処分申請 東京・杉並」と題されたニュースです。これによると、京王電鉄久我山駅の駅ビル改札前に京王書籍販売が大型書店(87坪)を出店することに対して、駅周辺の個人書店2店(面積は1/5程度)が経営が圧迫されるとして「『生存権的営業権』の侵害にあたり、差し止める必要がある」と出店停止の仮処分申請をしたとのことです。気持ちは分かります。が、消費者の利便性を考えれば大型書店の方が良いのは明らかです。品揃えという点でも同じ京王電鉄グループということで終電まで営業している可能性がある点でも改札直近で便利という点でも消費者にとってメリットがありそうですから。大型スーパーなんかの進出で地元の八百屋さんが潰れるとかいうのと同じケースですね。自由経済社会である以上は仕方の無いことです。厳しい言い方ですけど、地元の個人書店としては計画中の大型書店には無い書籍に特化するなり大型書店にはできないサービスで顧客を獲得するなりして生き残りを模索してもらうしかないでしょう。ウチの近所の本屋もオープンしては潰れを繰り返し、今の書店がここ2年で3店目です。店が変わるたびに文房具を取り扱ったりするなど品揃えが変わっていくんですけど、今の店は今までの潰れた書店には無かった結構なスペースのアダルトコーナーがあります。批判はあるかもしれませんが特定の顧客の囲い込みには成功しているようです。一例ですけど、こんな感じで今までの方法に胡坐をかいているだけじゃなく何らかの努力をしてるのかどうかですよね(片方はかなり努力しているという記事が別途あり)。単に「このまま続けたら客を取られるから出店禁止にして」じゃ話にならないと思うわけです。公共交通機関ということで許可制であり、ある程度保護され、駅舎等の利便性のよい立地を独占できる鉄道会社が、鉄道事業とは無関係の付随事業を展開するに当ってその独占している利便性を一意に利用できるのはおかしいという論点からの訴えなら分からなくも無いんですけどね。ま、何かと話題の多い杉並区ですからどうなるのか楽しみに見守りましょう。 (2005.10.09)
2063では予告どおりあのお店の写真です。さっそくご覧ください。

北野天満宮のすぐ目の前のバス停の目の前にあるお店です。ご覧のとおり粟餅屋さんです。粟で作ったお餅にきな粉や漉し餡をまぶしていただくことのできるお店で、注文するとおばあちゃんたちが手でくるくる丸めながら作ってくれます。この日は朝8時半ごろに訪ねたんですけど営業してました。朝市があったからなのか、いつもこの時間には開いているのかは分かりません。朝4時起きだったのでここでのピットインはエネルギー補充としてもナイスタイミングでした。移動手段が自転車なので適度なエネルギー補充は重要ですからね。で、その粟餅の写真も撮りましたのでご覧ください。


上の写真が1人前の粟餅です。漉し餡が3つ、きなこが2つで500円なり。あんこ好きな私はこしあんの方が好きですけど、お持ち帰りで30個注文してたおばあちゃんは「きな粉の方だけでお願いします。」って言ってたのできな粉好きな方はやっぱりきな粉でしょう。初めて粟餅なるものを食べたんですけど、よく食べる赤福餅とはまた一味違う味と食感で美味しかったです。下の写真はまだ開店直後だからなのか、それとも1日中こういう風景が見られるのか分かりませんが、出来立ての熱々の粟餅をこれまたレトロな扇風機で冷ましているところです。まだお客さんがいない店内のテーブルを利用してました。一つ一つ手でちぎっては丸めて餡子をまぶすという作業ですから、ちゃんと冷ましておかないと火傷しちゃいますからね。というわけで、北野天満宮に起こしの際はぜひ立ち寄ってみてください。では、今日はこの辺で。 (2005.10.08)
2062ではまた京都の写真に戻って、これまでの流れである北野天満宮ついでに名物(?)の牛をご紹介しましょう。なんでもこの牛を触ると御利益があるとのことです。サンピエトロ大聖堂の聖ペテロ像の右足に触ると幸せになれるというのが世界的に有名ですけど、この牛も同じようなものですね。ではご覧ください。

みんなが触るのでテカテカに光ってます。これもペテロ像の右足と同じですね。で、これはお社に向かって左側にある牛なんですけど、色も真っ黒でいかにも”牛”という感じです。が、実はこの向かい側にも同じ大きさの牛が鎮座してるんです。こちらも触られてテカテカに光ってますけど、ガイドブックなんかにはあまり載ってません。だってこんな見た目の牛ですから。

なんかちょっと気持ち悪い色してますよね。石の寄せ集めみたいな感じです。現実離れした色というんでしょうか、とにかく絵面的にはよろしくなさそうです。というわけで、ガイドブックに載せるならやっぱり1枚目の黒い牛ちゃんの方がいいですね。では、北野天満宮の写真はこれまでということで、次回は天満宮のすぐ目の前にあるあのお店の写真をご紹介しましょう。 (2005.10.07)
2061次世代DVDの話しついでに今日もちょっと書いてみます。私も結構利用している松下電器産業(Blu-ray Disc陣営)がメディアの製造コストをかなり縮減できる技術を開発したというニュースがありました。Blu-ray Discということは1層で25GB、2層で50GB(こっちが標準になるのかな?)ですけど、今のDVD−RAM(これも松下の規格)が普通で4.7GBだから10倍の容量なんですよね。で、安く作れるって一体どれぐらいの値段のことを言ってるんでしょうか。容量が10倍だけど値段は8倍ですよというレベルなのか、容量が10倍だろうと録画時間が2時間ならVHS(標準2時間で100円/本)からDVD-RAM(標準2時間で400円/枚)へのときと同じ比率で4倍程度ですよというのか...それにしてもHDTV(いわゆるハイビジョン)で2時間録画できるメディアに一般の人はいくらまで出せるんでしょうか。私は今のDVD-RAMで限界です。安いものなら200円/枚とかそれ以下もありますけど、やっぱり安心して使えるように国産メディアを選ぶと特売でも300円/枚弱ぐらいはするんですよね。2時間の録画というのはスカパーのF1放送1レース分(SP画像)ですので、1タイトル300円で録画という感じです。それが例えば4倍になったとしたら1番組1,200円で録画です。ハリウッド映画のDVDでも1,500円ぐらいで買える現状を考えると、いくら自由に好きなものを録画できるからといって2時間記録メディアに1,200円は普通出しませんよね。かといって50GBを400円/枚ぐらいで出すとしたらパソコンのデータ保存という観点から見ると現行のDVD-RAMから一気に10分の1の値段になるということですから、メディア提供側からするとそこまでドラスティックな価格改定は無理だと考えるでしょう。ここまできたらパソコンのデータ保存用と家電AV用とではディスクを変えるというのが現実的なんじゃないでしょうか。というわけで、著作権保護機能のより強いBlu-ray Discが家電AV用、インテルとマイクロソフトが支持を表明したHD DVDがパソコンのデータ保存用という使い分けでいかがでしょうか、関係各位殿。AV用途とPC用途を分ければそれだけでも海賊版なんかの氾濫を防げると思うんですけど。で、パソコンでテレビを見たいという人向けにはデジタルチューナー+Blu-ray Discドライブという外付け機器を充実させると。ダメ? (2005.10.06)
2060次世代DVDということで、東芝中心のHD DVDとソニー・松下中心のBlu-ray Discがありますが、米マイクロソフトとIntelがHD DVD支持を表明しました。って、別にマイクロソフトとIntelが支持したからって特に影響は無いんでしょうけど。その証拠に、WindowsXPで標準サポートされているDVD-RAMがメジャーになりきってない(私はDVD-RAM使ってますけど)ですから。で、結局どっちになるのか知りませんけど私の予想ではどっちも普及せずに次々世代DVDもしくは全く別の媒体に取って代わられるというものです。どちらも安価なプレイヤーの発売が期待されているようなことが言われてますけど、DVDだってプレイヤーなんてそんなに流行らずにレコーダー、しかもHDDとのハイブリッドレコーダーが主流なんですから安価なプレイヤーが出ても何の追い風にもならないと思います。そもそも再生するソフトが全然無いですし、それを映し出すディスプレイだってほとんど普及してません。まあステップを踏んでということなんでしょうけど、ハイブリッドレコーダーを出す頃にまでにHDDが安価なテラバイトクラスになってないと話しにならないですから、次世代DVDを開発するだけじゃダメなんですよね。現在主流のDVD-HDDハイブリッドレコーダーは、4.7GBのDVDに対してHDDが160GBとか200GBが普通クラスです(私のは初期型だから40GBですが...)。ということは、30GBとか50GBと言われている次世代DVDのバッファ的存在となるHDDは2TB(テラバイト)程度必要なわけですから、やっぱりテラバイトクラスが安価に手に入らないとダメですね。というわけで、へんな規格競争してないでとっとと周辺技術を安価に提供できるよう努力しなさいと言いたいです。そうすれば別の恩恵にも与れますから(こっちが本命?)。 (2005.10.05)
2059ちょっと国勢調査で一人盛り上がってしまいましたけど、また京都の北野天満宮の朝市の写真に戻りましょう。今日は一気に朝市の写真を全部ご紹介します。では一気にご覧ください。





まず一番上が朝市が開かれている通りを撮ったものです。まだ朝の7時前ということでお客さんはいなくて、開店準備中という感じです。二番目はすっかり準備ができてお客さんカモーン状態のお店です。刀のツバとか古銭とか古臭い壺とかどこかから拾ってきたような汚いガラス瓶とか売ってました。三番目はこれまた古い試験管と試験管立てを売ってたお店です。どんな実験に使われたか分からない試験管なんて怖くて誰も買わないと思うんですけどねぇ。あと、なぜか車のナンバープレートも売ってました。四番目は中国風のものを売ってたお店で、左の方にある丸いものはよく日本史の教科書とかに出てきてた鏡です。真ん中に写ってる亀の形したものとかは鍵です。南京錠のような鍵穴式のものやダイヤル式のものでした。ダイヤル式のものは数字じゃなくて漢字が書かれてました。難しい漢字ばかりだったので、一度施錠したら二度と開けられないこと請け合いです(笑)。そして最後の五番目は先日ご紹介した蓄音機を売ってるお店です。こんな感じで結構の数の蓄音機が音が鳴る状態で綺麗に展示されてました。というわけで、こういうガラクタに興味がある方にはお勧めの朝市のご紹介でした。 (2005.10.04)
2058昨日国勢調査のことを書きましたが、国勢調査って5年ごとに日本に住んでる全員を対象として行われていると総務省のサイトにも書いてあります。私は大学を卒業してから16年間世帯主として生活してますので、今年国勢調査があったということは少なくとも5年前と10年前、15年前の過去3回国勢調査があったはずです。が、世帯主として都合4回国勢調査があったはずなのに、今回で2回目なんですよ、調査票が配布されたのは。私は別に住所不定だったわけでもないし、その時々の自宅に毎日帰宅してたわけです。確かにごくまれに徹夜したり泊りがけで出張に行ったりはしてますけど、数日間連続して自宅に帰らなかったなんてことはありませんでした。なのに4回の国勢調査のうち2回しか調査の対象にならなかったというのは大問題じゃないでしょうか。総務省のサイトを見ると平成12年の調査結果も平成7年の調査結果も載ってます。ということは少なくとも今年とあわせて3回は実施されているわけで、そのうち2回しか調査票が配布されなかったという事実があるわけです。こういう抜け落ちている情報について総務省はどう考えてるんでしょうか。メールして聞いてみましょうかね。 (2005.10.03)
2057昨日、夜9時ごろに国勢調査を回収に来ました。10月1日現在、日本に住んでる全ての人に調査票を配ってるということですけど、それならなぜ国勢調査と同時に全国に指名手配されている犯罪者が検挙されないんでしょうか。全国の全ての人の情報を把握する調査なんですよね。だったらオウムの逃亡犯とかその他よく街中に指名手配として貼り出されている写真の容疑者たちが炙り出されるはずです。なのに国勢調査で指名手配犯が検挙されたというニュースは聞いたことがありません。指名手配犯だけじゃなく、行方不明者とかが発見されたという話も聞きません。調査票に記入している人が嘘を書いているか、あるいはちゃんと調査票が配布されてない、回収されてないという証左ですね。まあ、所詮その程度の信頼度しかない調査というわけです。あと、浮浪者たちにもちゃんと調査票を配布・回収してるんでしょうか。名目では「日本に住んでいる全ての人」ですからね。彼らははなから除外ということだとしたら、その時点で国勢調査の名目も嘘八百ということです。あの調査で大部分の普通の暮らしをしている人の情報を得ることは出来るでしょうけど、やっぱり全ての人の情報をつかむことはできないんです。というわけで、国勢調査を元にした各種統計についても、そういう背景があることを認識して見ないといけないということになります。いつの日か全ての人の情報を収集できるようになるんでしょうかねぇ。 (2005.10.02)
2056天声人語って知ってますか?朝日新聞の1面にあるコラムで、朝日新聞の顔というか朝日新聞を象徴するものというか、とにかく朝日新聞=天声人語、天声人語=朝日新聞ってぐらいの朝日新聞の中心的コラムです。よく大学入試に引用されているとか聞きますね。で、私は今まで何気なく天声人語という言葉を使ってましたけど、天声人語ってよく考えたら凄い名称ですよね。るんですから。天の声って一体どんな声なんでしょうか。ちょっと聞いてみましょう。例えば2005.9.26付け天声人語から、
「自民、公明両党の候補者の得票数を合計すると、ざっと3350万票だった。一方の民主、共産、社民、複数の新党や無所属を全部合わせると3450万票を超えている。なんと、100万票も与党より多いではないか。・・・(中略)・・・まるで、小選挙区で民営化への白黒をつける国民投票を仕掛けたように見えた。ならば、この票数では民営化は否決されたことになりはしないか。反論はあろう。無所属の中には民営化賛成もいたとか、比例区の得票数なら与党の方が多いとか。でも与党の議席占有率ほど、民営化の民意が強くないのは確かだ。・・・(中略)・・・きょう、小泉首相は所信表明演説で郵政民営化を熱く語るはずだ。そのとき、小選挙区への投票者の過半数が、必ずしも民営化に賛成ではなかったという事実は、頭の片隅にあるのだろうか。」
朝日新聞の「天」がどこのどういう天なのか知りませんけど、もう一度小学生からやり直しなさいと言いたいです。民主党は郵政民営化には賛成(民営化は賛成だが自民党の郵政民営化法案には反対)だったという事実を無視し、比例では自民党が過半数を超えたことを無視し、挙句の果てには「小選挙区への投票者の過半数が、必ずしも民営化に賛成ではなかったという事実」と何の根拠も無い妄想、あるいは自分達の願望・イデオロギーをあたかも事実であるとして報道してるなんて、三流ペーパーどころかどこかのいかれた新興宗教の壁新聞並みです。そもそも自民党は郵政民営化反対候補の公認を全て外したわけですから、朝日が無視している比例での過半数を超えた自民党への票=郵政民営化賛成票と考えるほうが何倍も素直です(これも成り立たない論理ですけど朝日よりはましです)し、総獲得票数を競うのは小選挙区の方じゃなくて朝日が無視している比例の方なんですよね。これが天の声だっていうんだから朝日新聞なんて読む価値ゼロだと言ってるようなもんです。こういうのを見るにつけ「それでも朝日を読みますか?」というCMをどこかがやってくれないかなぁと思う今日この頃です。 (2005.10.01)
2055では再び京都の写真に戻りましょう。さっそくこれをご覧ください。

これは見てのとおり蓄音機です。北野天満宮の朝市で売ってました。古いものを多く扱っている朝市で一際目立っていました。で、驚くことにここで売ってた蓄音機は全て店主による調整済みで立派に音が出るんです。写真は試しにレコードをかけてもらってるところです。後ろにあるラッパのようなスピーカーが付いたものは高いということでしたけど、今試しに鳴らしているような筐体自身がスピーカーのようになってるものは比較的お安いとか。想像以上に大きな音量で、なかなか味のあるいい音でしたよ。元々音楽を聴く習慣が無いので物欲は湧きませんでしたけど、目の前で実際に鳴らされると欲しい!と思う人もいると思います。古いもの好きな人、懐かしい音に興味のある人は来月25日に出かけてみてはいかがでしょうか。ちなみに来月25日は火曜日ですけど、会社休んでいかがですか?ついでに平日の空いてるときに世界遺産も回れますよ。 (2005.09.30)
2054昨日は近所で警察官による発砲事件があって、報道関係と思われるヘリコプターが飛びまくっててちょっと五月蝿かったです。エアガン発砲といいなんか物騒で怖いです(悲)。
さて、では今日のお話です。こんなニュースを見つけました。→産経ウェブ
「国連分担金 中露増額、要求方針固める」と題されたニュースです。これによると、国連での分担金は日本がアメリカの22%についで19.5%で第二位、常任理事国であるイギリス、フランス、ロシア、中国の4ヶ国合計でも15.3%と日本一国より少ないのはおかしく、発言権も無いのに分担金だけ取られるというのは国内世論に対して説明できないので特に分担率の低い中国(2.1%)、ロシア(1.1%)の増額を求める方針だということです。中国やロシアの分担金が低いのは発展途上国割り引きということで、その割り引かれた分を日本やアメリカに上乗せしてるそうです。核弾頭を保有して有人ロケットを打ち上げ、オリンピックを開き万博を開催する国が発展途上国とは鼻で笑っちゃいますよね。しかし外務省もこういう当たり前なことをなぜ今までは言えなかったんでしょうか。これも自民党が圧勝して特に中国や韓国なんかのキチガイ国家に媚びへつらう民主党や社民党、共産党が国民から拒絶されたこと、そして何より自民党内の親中派の影響力を徹底的に排除したことを受けてのことなんでしょうか。もしそうだとしたら今回の衆議院選挙はそれなりに成果があったということが言えると思います。竹島問題にしても尖閣諸島問題にしても東シナ海のガス田開発にしても拉致問題にしても、すべて国家主権に関わる重大事項、最優先事項であるはずですけど、当たり障り無いようにとか刺激しないようにという意味不明な論理で避けてきたつけが一気に爆発しそうになってる今、日本は言われるがままにご機嫌だけ伺ってる軟弱国家じゃないことを知らしめる必要があると思うんです。こう言うと右傾化だとか過剰なナショナリズムだとか軍国化だとかいうキチガイ平和論者が必ず出てくるわけですけど、国土や国民を守ることは国家運営の基本中の基本、大前提ですからね。キチガイ平和論者たちは日本がこうした動きをするとギャーギャーわめくくせに、中国が核弾頭持ってたり実験したりチベットに侵攻したりロシアと合同軍事演習したり軍事費を毎年どんどん拡大したりしても全く無視してるというダブルスタンダードの見本ですから、やつらの論理が根底からおかしいことは誰の眼にも明らかです。が、バカな一般大衆は奇麗事に騙されて信じてしまうんですよね。テレビをはじめとしたマスコミもキチガイ論法にのっかってますし。だから外務省がこういう方針を発表したというのは、小さな一歩ですけど歓迎すべきことだと思います。これをきっかけにどんどん”当たり前のこと”をしていって欲しいと心底思います。 (2005.09.29)
2053今日はこちらの写真をご覧ください。

これは最近話題になった大塚食品のボンカレーの看板です。長年この写真にある松山容子さんがイメージキャラクターだったんですけど、今年から松坂慶子さんに変更になるということで各種マスコミを賑わせました。松山容子さんには発売当初の1968年から40年近くずっとギャラが支払われていたとのことですけど、松坂慶子さんはこの先何年続くんでしょうかね。あと気になるのが、沖縄では松山容子さんのパッケージの甘口を継続販売するとのことですが、ということはまだまだ松山容子さんにはギャラが支払われ続けるんでしょうか。いくらぐらいなのか知りませんけど、一人の女優さんとずっと関係を持ち続けるなんてそう簡単にできることじゃありません。というわけで、あまりにもベタでくだらないところがなかなかイイ象印にも岩下志麻でずっと続けてもらいたいです。さて、なんでいきなりボンカレーの看板の写真なのかという疑問が残ったままだと思うんですけど、実はこの写真は京都に行ったときに撮ったもので一昨日からの京都小旅行繋がりなわけです。北野天満宮で毎月25日に開催されるという朝市で売ってたものなんですけど、値段が付いてないのでいくらなのか分かりませんでした。ちなみに準備中だったので店の人もいませんでした。あの準備中の間って周りに誰もいない商品を陳列作業中の店ってのが結構ありますから、心無い人がいたら簡単に商品を持ってかれちゃうんですけどね。そうならないところが日本の良いところということでしょうか。まあ場所も神社の境内とかですしね。というわけで、わけの分からないものとか古いものをお探しの方は一度行かれてみてはどうでしょうか。 (2005.09.28)
2052昨日ご紹介した金閣寺のパンフレット、何か違和感を感じませんか?あ、頭にハングル文字がきてることとは別に金閣寺自体の写真を見て、ということです。これはお土産の金閣寺キーホルダーや金閣寺をモチーフにした額、絵葉書、写真、しおりに携帯ストラップなどなどについても全て当てはまるんですけど。私はこのパンフレットやお土産を見てすぐに変だと思いました。では私の撮った金閣寺の実物の写真をご覧ください。

ね?パンフレットの写真とは違うでしょ。そう、実物の金閣寺って1階部分が金色じゃなくて普通の白木造りの色をしてるんですよね。一説には1層目の書院造は貴族階級を表し、武家造の2層目がその上で金色に輝く、つまり武家が貴族を完全に押さえ込み地位も権力も上なんだぞと知らしめるためだとか(ほかの客を案内してたタクシーの運転手が確かだと言ってました(笑))。って、脱線しましたが、ご覧のように金閣寺は2層目と3層目だけが金色なわけです。なのに昨日のパンフレットとかお土産の各種金閣寺グッズは見事なまでに全層金ピカです。こういう嘘はいけませんよね。工事中でまだ1層目には金箔を貼ってないのかと思ういたいけな小中学生がいたらどうする気でしょう。というわけで、特にパンフレットはハングル文字も含めて至急訂正してもらいたいものです。嘘、大袈裟はいけません。
あ、それから昨日書いた筑紫哲也氏のお連れの若い方というのは男性でした。なんか妙な勘ぐりメールをいただいたので念のため。 (2005.09.27)
2051昨日までの50話を過去ログに移しました。興味のある方はご覧下さい。
さて、では今日のお話です。F1ブラジルグランプリでルノーのフェルナンド・アロンソが3位に入り、ポイントで最年少ワールドチャンピオンを決めました。まあ、この話は各種モータースポーツメディアにお任せしましょう。では今日は昨日行ってきた京都の話をしましょう。朝5時に家を出る予定だったのが、ここにある折り畳み自転車DAHONのハンドルがどうやっても動かなくて、小さなバールのようなもので外側の鞘管をこじ開けながら30分もかけて折り畳んでたために出発が遅れ、結局出町駐車場に着いたのが7時前という30分遅れのスタートでした。そこから北野天満宮の朝市に向かい、1時間半ほど見て回ったあとは天満宮の目の前にある粟餅屋さんで粟餅をいただいて一路仁和寺へ。ほとんど人がいない世界遺産で立派な庭を拝見した後、きぬかけの道を登って竜安寺へ。同じ世界遺産ですがこちらは人人人。枯山水の庭園もゆっくり心静かに眺めるという状態じゃありませんでした。で、次はそのまま金閣寺へ向かいましたが、ここも竜安寺と同じく人の山。さらに驚いたのが、入り口でもらった説明書きの一番頭がハングル文字。一体ここはどこの国なのかと思いましたよ。

金閣寺を出た後はまたまたそのまま大徳寺へ。ここで今回の京都散策の一押しの大仙院に巡りあいました。ほとんど人がいない院内をお寺の方が丁寧に案内して説明してくれます。枯山水も非常に分かりやすい流れで構成されていて、「つくばい」の元となったと言われている岩も自然にその世界に溶け込んでいました。で、一通り案内を聞いて一回りしてきたところで入り口からある人が入ってきました。その人とはTBSのニュース23でお馴染みの筑紫哲也氏。お連れの若い方と二人で突然やってきたという感じでした。大徳寺を出た後は道中にあった「こ豆や」という湯葉中心のコースを食べさせてくれるお店で昼食をとり、そのまま世界遺産下鴨神社へ。これで出町駐車場近くまで戻ってきたのでそのまま家路へつきました。家に着いたのが午後6時前、トータル12時間半の小旅行でした。それにしても世界遺産の下鴨神社が全く変換できないって、MS-IME2002ってアホ? (2005.09.26)