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サービス一覧 モーターキット構成 製作部品例/技術指導  
弊社各種サービスを紹介致します。
直接弊社へご試乗にいらっしゃる場合は、キットサンプルをご覧頂いた上での説明も致しますので是非ご来社下さい。

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モーターキットご購入について

お問い合わせフォームにて、ご住所/お名前/メールアドレスと車両型式、運用用途などをご記入頂き、送信下さい。
3営業日以内に弊社から「仮見積」として候補を数パターン挙げて返信致しますので、それをベースに詰めていきます。
* 手順については改造方法をご覧下さい
* 希望品ご指定がある場合はこの限りではありません
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モーターキット構成部品例
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改造EVに使用するモーターキットの構成品を紹介します。
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製作部品例
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弊社で製作した部品例を紹介します。
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改造技術指導/講義活動
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コンバートをしてみたいけれど解らない、自信が無い。
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EV改造方法紹介
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キット選定から改造作業、車検申請まで手順を紹介します。
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改造費用参考例
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「コンバートには全部でいくら要るの?」参考例を紹介します。
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FAQ
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よくあるご質問について、回答を紹介します。
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FAQ よくあるご質問
キット購入したとして、改造は誰でも出来るの?
一般人が改造なんてして、車検を通せるの? 
そもそも改造って違法じゃないの?
やることは凄く難しいんじゃないの?


A:原動機のコンバートは“構造変更”に当り、オーナーが自分で自分の車を改造することについては「自己財産」なので、“違法改造”で無い限り問われません。
 それに関しては資格も必要とされませんが、車検整備に関しては所定の方法で行って下さい。
 強いて挙げるならば、通常の12Vと異なる電圧を扱い感電事故等の危険が伴うため安全のために低電圧取扱の資格(短期間に取得可)が望まれます。
 改造は難しいか、難しくないかは個々の見解により分れます。
 エンジン→モーターの脱着作業、電気配線の知識、部品レイアウト、書類作成の大きく4種の工程についてどうか?でしょう。
 「整備業者なのでエンジンをおろすのは問題ないが、配線や書類とか苦手で解らないよ?」といった業者様でも技術指導のご要望あればフォローします。
 詳しくは弊社試乗車をご覧になってご判断頂きたく思います。
 「作業は全くNG」といった場合は改造作業の代行もご相談下さい。






予算はどれくらい?
ある程度は覚悟しているけれど、実際にいくらかけてどの程度のものが
出来上がるの?


A:モーターキット価格は改造費用参考例をご覧下さい。
 ※必ず持込車検となりますので、車検整備代も考慮して下さい。
 性能については自動車メーカー製の量産型EVが補助金前段階で400万円を大きく超えることを考えて下さい。
 電池購入は通販利用で出費を抑えられますが、あまりに安価なものは耐久性など難がある場合がありますのでご相談下さい。
 完成車での納車は別途作業工賃、車検代(整備代含)が必要です。
 また、ベース車両の手配等も必要であればご相談下さい。




航続距離は伸ばせないの?
鉛バッテリーを200kg以上も積んで、乗車人数も減らしてでもたったの40kmしか走れないのは困る。もっと何とかならない?

A:まずはEVとの向き合い方次第です。
 必要な距離分だけ電池を積んで走ればコストダウンだけでなく、「無駄なエネルギーを積んで走る」ことも無くなります。
 例えば通勤でご自宅から駅まで行くだけの車両、奥様がお買い物に行かれるだけの車両、畑まで行くだけの車両、施設の敷地内だけで運用する車両など、そのようなエネルギーが必要でしょうか?
 毎日“アシ”としてお使いの車両、実際にはどれくらいの走行距離でしょう?
 より長距離を求める場合はリチウムバッテリーを使用します。
 ただし、鉛バッテリーに比べて同容量比較でコストは2倍近いです。
 また、搭載量はベース車に依存しますので限界があります。




そのリチウムバッテリーで気をつけることは何?
よく携帯電話で電池が爆発するって聞いたけど?
それに、テスラ・ロードスターで車両を長期間放置したら要電池交換になったとか。


A:リチウムバッテリーと一口に言っても、実は種類が豊富にあります。
 最初に発明されたリチウムイオンバッテリー(Li-ion)はエネルギー密度に優れる反面、過電圧や過熱、外力、引火での燃焼などで内部短絡したりして爆発に至る側面を持っています。
 その対策品として、現在ではリチウム鉄(Li-Fe)やリチウムマンガン(Li-Mn)、リチウムポリマー(Li-PO4)などが若干エネルギー密度が劣るものの安全性優先で作られています。
 ただし、リチウムバッテリーの総じた特性として、過放電をしてしまうと再使用不可となります。(再生不可)
 リチウムバッテリーにとっての過放電は、ガソリンエンジンでレッドゾーンから更に高回転まで回し続けたり、燃料に砂糖を混ぜることと同じなのです。
 長期保管の際は定期的に電池状況を確認し、補充電をしてやればよいのです。
 正しい知識を持ち、的確な向き合い方をすれば恐れることはありません。





ミッションを使うのはなぜ?
せっかくEVにするのに何でミッションで減速する必要があるの?

A:FF車の場合は、左右差が取る為にデフを残す必要があるからです。
 FR車でしたらこの限りではなく、直接ペラシャフトを駆動して頂いても構いません。(実際にそういった仕様実績があります)
 ただしレイアウトや申請の都合などから日本に於いては“原動機変更”とするのが最もやり易い方法です。
 仕様や条件次第ですが、4速発進のまま固定で走行など出来ますのでクラッチペダルレスでもほぼ問題ありません。
 もちろんギアシフトをしてやればより効率を高めることが出来ます。
 ATベース仕様も製作可能ですが、AT作動のためにコストが増える一方でMTに対しては伝達効率は落ち、航続距離面でも劣ります。
 キットによってはクリープも作れますので、仕様について詳しくはご相談下さい。




A/Cは諦めるしかないの?
足に使うから航続距離はそんなに求めないけれど、
さすがに真夏のA/Cレス、三角窓も無しではキツイよ?


A:方法としては簡単に2通りあります。
 一つはモーター背面のテールシャフトでコンプレッサーを駆動する、これはP/Sポンプも同時に駆動させることも可能です。
 または、作動電圧の条件ありますが電動のコンプレッサーを使用する方法。
 搭載スペースに全く余裕の無い軽自動車、FF車等では諦めて頂くこともあります。


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ヒーターはどうしているの?
保安基準でデフロスタ(霜取り)機能は義務付け。
冷却水がないEVはどうするの?

A:モーターキット構成品に1500W相当の電気ヒーターコアを含めています。
 既存のコアと置き換えてご使用頂く事でデフロスタとして使います。
 また、ヒーターコアは不変のまま冷却水を温めて循環させる方法、A/C付車では冷媒ガスを利用する方法もあります。




雨の日って乗れるの?
雨の日に乗ったら壊れちゃうの?
洗車したら感電しちゃうの?


A:どこまで、とは構造や条件にもよりますので言い切れませんが、通常の小雨時走行程度でしたらアンダーカバーでの防水で防げています。
 もちろん、エンジン同様に冠水してしまったらどうしようもありません。
 一部の高価なキットを除き、基本的には防水構造にはなっていないので、直接水がかからないように制作・運用して頂くよりないです。

どうしても欲しいけれど、充電環境が無い!
マンションの立体駐車場、勤め先でも充電は無理。
どうすればいいの?


A:設備の問題は大変解決し難いものです。
 ただし、最近では市役所などでも充電可能となっています。
 案外、毎日の通勤路脇に充電施設があるかもしれませんね。

急速充電って出来ないの?
電気自動車関連の技術で話題に上がる急速充電器。
あれを使えるようにならないの?


A:オーソドックスなコンバートの仕様では諦めて下さい。
 急速充電は車載の充電器を介した普通充電と違い、バッテリーへ500Vという高圧で100Aの直流電流を直接やり取りするものです。
 当然ながらその取扱いだけでなく、電池のリスクも非常に高く、充電器とリアルタイムに各情報の通信を行い制御しながらとする必要があります。
 「どうしても欲しい」という場合は、全く方法が無いわけではありません。
 ご相談下さい。

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じゃあ充電時間ってどれくらいかかるの?
朝夕の通勤や日中のお買い物にしか使わないけど、
いざ使おうって時に充電が完了してなかったらどうなの?

A:充電時間は電池の容量、種類や充電器仕様に依ります。
 鉛バッテリーですと、充電の電流量を大きく取れないので家庭用100V充電ですと標準的な仕様で8時間程度かかります。
 単相200Vの場合でその約半分に程度です。
 充電器は基本的にどちらも受け付けられるものを使用します。



燃費(電費)ってどれくらいなの?
せっかく改造するならHVに乗っている友人に自慢したい。
実際のトコどうなの?


A:2011年での深夜電力料金で換算すると1km走行当り 1円〜2円。
 例え30km/L走るHVでもガソリン代が 1L当り 150円とすれば 5円/km。
 その差は歴然です。


auto eject
維持費ってどうなの?
18年経過で税金が高くなっている車なんだけど、電気自動車にしたら
扱いってどうなるの?

A:車検証記載“燃料の種類”の項が“電気”に変りますと、車両の扱いが“次世代自動車”枠になります。
 自動車重量税は初回免税、以降減税対象(平成23年現在、エコカー減税適用)となります。
 また排気量が0ccとなりますので、自動車税が普通車/小型車では“ 1L以下 ”の枠になります。
 (※軽自動車は元来“660cc以下”)



環境性ってほんとにいいの?
走行中に排気ガスを出さないのは解るけど、突き詰めれば発電するためにCO2は出てるでしょ?

A:発電所の燃料採掘〜輸送や発電所建設、送電までを含めたエネルギー効率で比較してもCO2排出量は大きく下がります。
 リッター12kmクラスと比較すると約8割減となります。
 対環境性については、最新のHVよりも優れています。
 また、電池はリサイクルされるのでその面でも良いと言えます。




なんで電気自動車なの?
自動車の歴史を振り返ると100年前に姿を消した電気自動車。
そもそもなんで今更に電気自動車なの?

A:19世紀には史上始めて100km/hの壁を超えた電気自動車ですがその後スターターモータの発明やガソリンの入手性向上、そしてなによりフォードT型の圧倒的価格差の前に姿を消しました。
 その後、度々登場することはあってもかつてのシェアを取り戻すことなく表舞台からおりることを繰り返しています。
 インホイールモータの技術ですら1900年にもう存在していました。
 現在注目を集めているのは対環境性(地球温暖化問題)や、石油資源の将来的な枯渇、モータ制御技術の向上、リチウムイオンバッテリーの発明、世界的不況を背景に新技術分野での雇用促進期待などに後押しされています。
 モーターはエネルギー効率面でも非常に優れています。
 (エンジン 20%〜30%に対しモータ 80%〜95%超)
 改造EVではそういった面の他に、わざわざ原動機を載換して製作した“特別な1台”だけの優越感、製作過程を愉しむといった技術や環境性云々以外の側面もあります。 






電動化は車でしか出来ないの?
同じく陸上を走るバイクやトライク、ATV、水上の船なんかは
EVに出来ないの?

A:理屈ではほぼ何でも出来ると言えます。
 原動機を置き換えることは他の乗り物から機器まで、電池等の搭載性にも依りますが可か不可かで言えば可能です。
 ただし、軽二輪未満(原付一種、二種)については、申請こそ簡易ですがモーターの定格出力制限がありますのでご注意下さい。

 二輪、三輪、原付ミニカーでのEV化など、ご期待に沿える様に致します。




HV化は出来ないの?
せっかくだから今載っているエンジンを発電機にして、
駆動用にモーターを搭載、なんて出来ないの?

A:理屈上は可能ですが、現実的に後付けではまず構造上非常に難しいです。
 コンバート用にラインナップされているモーターの多くは全長がそれなりにありますので、既存の駆動用エンジンと同居はほぼ不可能です。
 (原動機でなくてもエンジンを搭載すると、排ガス対策が要)
 ただしHV化についても、全く方法が無いわけではありません。
 ご相談下さい。




AC、DC、BLDC。モーターの種類ってどれがいいの?
モーターって種類がいっぱいあるけど、どれを選べばいいの?

A:モーターは種類によって得手不得手があります。
 ACモーターはモーター構造は単純ですが、制御機器がDCブラシモーターの場合の3.5倍程度と言われトータルでは割高です。
 高回転での運用が得意でブラシ交換等のメンテナンスの必要もありません。
 新幹線やテスラ・ロードスターでも採用されています。
 対してDCブラシモーターは電圧・電流に回転・トルクが比例し制御が最も安易で、低回転で最大トルクを発揮します。
 ただし、磨耗部品(ブラシ交換など)のメンテナンス要となりますので、整備環境やご経験が全く無い場合にはお勧めしません。
 市場での運用は歴史が古く現在得でも大半の電車にも使われており、滑らかな動きはオーディオ機器で今後も重宝されます。
 ブラシレスDCモーターはその名の通り、DCモーターの作動特徴(電圧・電流に比例)を持っていながらブラシ等の磨耗部品を廃した構造となっています。
 メーカーによっては永久磁石式同期モーター(埋込/表面)とも呼ばれ、高価な永久磁石を使用し、位置制御も必要なので他のモーターに比べ割高です。
 現在のトレンドで自動車メーカーの量産EVに多く採用されています。
 コストや運用方法、運用環境でご選択下さい。





回生機能って?
よく回生ブレーキって耳にするけどそれって何?
あった方がいいの?

A:モーターには大きく3種類の電気ブレーキがあると言われます。
 モーター=発電機という考え方はよく知られていますね。
 通電を止めてもモーターが回り続けることで今度は発電する電気を抵抗(主にモーター自身のコイルを利用)へ流す発電ブレーキ。
 逆回転方向に通電を切り替えることで強引にブレーキをかける純電気ブレーキ。
 そして、発電した電気を電池に戻す(充電に使う)のが回生ブレーキです。
 一見、エネルギーを回収出来る回生ブレーキを求めたくなりますが、そのためには昇圧機能(96Vのモーターがアクセルオフで発電するのはせいぜい80V〜程度)が必要になり、その分コントローラーが割高になります。
 「とりあえず改造EVを作ってみよう」で平坦路運用が主ならば回生無しでもOKだと考えられます。
 ただし、下り坂が多い所で運用する車両や不特定多数の方が運用される車両では、安全の為に回生ブレーキが望ましいです。



振動・騒音が少なくて静かって本当?
よく歩行者に対して危険、なんて言われてるけどどうなの?

A:内燃機関のように爆発による振動が無いので低速域では非常に静か、停車中は全く回転していないのでモーター音は無音です。
 振動や発熱が減ることで周辺部品への影響も小さくなります。
 一方で歩行者に対しては低速域ではロードノイズばかり。
 ご希望、必要に応じて市販のHV向け近接走行音発生装置を流用することで対応しています。
 ※車速信号が無い車両の場合は別途部品要


軽トラ、小トラでもOK?
畑まで行くだけだから距離も速度もほとんど要らない、極力安く作って貰ったらどれくらい?

A:航続距離を40km以下と推定して製作すれば1台当り100万円前後。
 ※制動倍力装置用の負圧ポンプ込、鉛バッテリーで想定
 改造作業も代行ならばそこに工賃、車検整備がのります。(改造費用参考例参照)
 初期投資を抑えた仕様が上記ですが、長くお使いになるご予定でしたら価格差が回収出来ますのでリチウム仕様をお勧め致します。
 車体の持込無し(中古車新規手配)の場合、軽トラや軽1BOXなどは使い込まれたものが多いので車両状態を考慮し、車体代のご予算をそれなりにみて頂くのが無難です。



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