第三次欧州遠征 〜それでも欧州へ行きました〜



4:ローマの休日・・・のはずが、バチカン巡礼。

翌朝の朝食、アメリカンブレックファストです。めずらしい。
コンチネンタルって資料には書いてあったけどね。


(予想外に充実した内容の朝食でした。味は・・・・まあ、気にしない(笑))

かっちかちのスクランブルエッグやら変なドーナッツやら味はいまいちでしたがおなかは満足。
何かとお腹の空く観光前にこれはよかった♪

今日はとりあえずローマ市内を一通り観光。あわよくばバチカンへと思ったが
ホテルの人の話ではバチカンは立入禁止状態だとのこと。今回は無理そうだねえ。

とりあえず、ホテルをでて、歩いてコロッセオへ。途中教会で聖パウロだかペテロをつないだ鎖とかがのこされてました。

 
(上写真左:見事な彫刻 右:聖遺物とやら。鎖。)

また、コロッセオ方面へ向かう道は両側にたくさんのお土産物屋が軒を連ねていますがまぁ、法王ものが多いことw
親しみを込めて「パパ」と呼ぶのですが、どの店でも物を見せては「パパ、パパ」だからなあw

でも、街の様子を見ていると、本当にみんなヨハネパウロ二世に親しみを持っていたんだなあ
と伝わってくる雰囲気でした。


(左:たどり着いたはコロッセオ! 右:こうして歩いている人も絵になります)

(左:コロッセオの中央部、下にあった待機場(?)が見えるね。右:コンスタンティヌスの凱旋門)

コロッセオの中をウロウロした後は、フォロ・ロマーノへ。昔のローマの遺跡だそうな。
レンガ造りの遺跡を見ていると都市国家ローマの土木技術水準の高さが見えますね。凄い。
緑に囲まれているのでちょうどいいトレッキングにもなります。


(左:フォロロマーノエリアの入り口 右:昔の役所らしい。凄いな・・・)

(上写真左右、とにかく、凄い都市遺跡、こんな大昔からコレだけの技術があったローマ人って凄い)
 
しかし、周りの公園には巨大なパブリック・ビューインングの会場が出来ている。
ここまでして葬儀を生中継するなんて、さすがローマ法王。

←赤十字が水を大盤振る舞い・・・硬すぎて美味しくない(わがまま)

ちなみにここでは赤十字(?)の人とかが大量に水を振舞っていたので一本頂いたのですが
めっちゃくっちゃ硬水であんま美味しくない・・・(贅沢言うな)


(真実の口、かまれちゃだめよ?(笑))

その後真実の口に立ち寄りまして、お約束通り手を入れてみる・・・噛まれませんでしたよ?(笑)

お昼には・ピザが食べたかったんだけど、こっちでいう「ピッツェリア」は大抵夜のみの営業なので
あきらめてちょっとこじゃれたカフェみたいな所の横で冷たいリゾットを・・・
要は言葉がうまく通じないんで注文ができなかったわけですが。イタリア語はわからない、。

←冷えひえのリゾットサラダとカプチーノ

欧州旅行していてドイツとイギリス以外はかなり言葉に苦労する事を切に痛感。
観光地であっても決して英語は万能ではないってことですね。
(よくよく考えれば、日本で英語通じる人間がどれだけ少ないことか(^^;)

というわけで、もう一回ランチ(ぇ
当時のオレはどうも食欲というものが貪欲だったようで(笑)


(セットで頂いたボンゴレとムール貝トマトソースとポテトフライ。美味しい!最初からコレにしとけば・・・(苦笑))

ボンンゴレスパゲティとムール貝のトマトソースとポテトフライで10ユーロ。
食べすぎだねえ・・・でも、美味しかったです。

さて、なんとかバチカン市国に足だけでも踏み入れようとする私ですが
当然のごとく怒濤の参拝客と報道陣とガードマン・・・・かなり厳しい


(左:警備の警官がかっこよすぎる(汗) 右:サンタンジェロ城も大混雑の模様)

(サンタンジェロ城上からバチカンを望む、眼下にはマスコミの集団)

隣のサンタンジェロ城も屋上がテロ対策で閉鎖。
サンピエトロ寺院がこんなに遠いとわ・・・・

屋上手前の格子窓(笑)から覗いて、凄い状況になっているバチカンを眺めます。

さて、城から出て、再びサンピエトロ寺院の方角をちょっと見てみると、なんだか進めそう。
ちょこちょこ進んでみると、急に開けた通りに出てきた
そしたら、急に後ろから凄い量の人に押しつぶされるように前へでて、みんな密着状態。
凄い列!!!


(あれれ、どうしてこんなところに? 右:凄い人、密集(汗)この後数時間・・・・)

どうやら、偶然にも私はヨハネ・パウロ二世へお別れをする方々の列に
紛れ込んでしまったみたいです(汗)・・・思えば願いが通じたのか(汗)
周りの人に「ツーリストでもいいのか?」「俺、クリスチャンじゃないけどいいの?」とか
失礼なことを聞いて回りましたが皆ノープロブレム。

これも縁だと思いそのまま流れに身を任すことに。
・・・・四時間位ならびましたかね。微々たる移動速度、暮れ行くバチカン
相当な時間をかけてやってきましたサンピエトロ寺院。

 ←こんなに日が暮れても、まだたどり着けません。

でも、観光なんてできるわけもないわけで。(って、ものすごい特別な時に来てるけど)
スイス人の衛兵に四方を守られた中央に永眠しているヨハネ・パウロ二世へ見よう見まねで
祈りをささげ、サンピエトロ寺院を後にしました。

・・・・偶然だってずっと思ってたけど、今回の日記を書き直していて
バチカンに入りたいって思ってた願いが神様に通じたのかもしれないですね。っていうとなんかくすぐったいけど。

さて、参拝を終え、一路ホテルへ戻る事に。しかし、バスもメトロも良く解らないのでひたすら真っ暗ではないが暗い道を歩く。
道に迷いそうになって途中で道を尋ねると「バチカンから歩いてテルミニへ帰る!?クレイジーだ、なにしてんだよ」
とか言われる始末(苦笑)でも、道は親切に教えてくれました。

で、なんとかたどり着いたテルミニ駅周辺。ここまでくれば大丈夫(笑)
でも、お店を探すのもだるいので、またもトラットリアEVAで夕食。
流石に店長は俺を覚えていて、言葉の通じない俺を色々かまってくれた(笑)

今回の夕食はカツレツでした。食後のカプチーノを大きなグラスでサービスしてくれたのはいいけど、グラスだから熱いって(笑)
おいしゅうございました♪

 
(左:まずはイタリアビール 右:ラザニア♪)
 
(左:カツレツ!おっきなレモンをぎゅっとひと絞り 右:カフェラテ。グラスが熱いって(笑))

で、目の前のホテルへ帰宅。
疲れていたのでシャワーを浴びて、速攻で就寝。おやすみなさーい

Copyright KazumitsuSakurai All rights reserved 2005-2011


その3へ戻る

その5へ進む

第三次欧州遠征トップへ戻る