■ Little Summoner/Little Warrior 投稿日:2014年06月16日(月)



しろくまの冒険

◆タイトル Little Summoner/Little Warrior
◆制作 しろくま
◆ジャンル ロリっ子ダンジョンRPG
◆対象 Little Summoner 全年齢/Little Warrior 15禁
◆ツール RPGツクールVX
※ 要:RPGツクールVX RTP(ランタイムパッケージ)DLが必要です
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リトルサマナー

Little Summoner


ロリっ子セーラはサマナー修行をしつつ、ある大切な願いを叶えて貰う為に塔の最上階を目指す


まずRPGや戦闘シュミュレーションの類をプレイしたことのある方なら、主人公の定番職業といえば、所謂「剣系」〜この作品の主人公セーラの職業(クラス)であるサマナー(召喚士)は脇キャラによく割り振られるもので、本来は主人公職業ではない、ということにピンとくると思います

誰が決めたという訳でもないのでしょうが、基本主人公は勇者剣系になっており、私の世代なんかパーティを組むような作品は「間接系や補助系を極力入れない」のが殿方の正統でした
そう、往年の名作「タクティクスオウガ」で私が常に魔女だの妖精だの数名を引き連れて、ちまちまコマを配置している様子を見た男友達は「オレ、魔女も妖精も使った事がない」と呆れたように言い放ちやがった
あの屈辱…婆になった今でも忘れません
ふーんだ!日本人なら出汁(下地を敷く)取るような戦闘したっていーじゃんか!補助系・マスコット系侍らすのは女の醍醐味なんだ。ゼイゼイ…

〜閑話休題(笑)

主人公らしくない。といえば更に「ロリっぽい」ではなく、セーラは「正真正銘のロリ」なので、本気で毛ほどの耐久力しか持っていません
サマナー及び補助魔法の潜在能力は高く、育てれば後々ちゃんとメインを張れる能力を備えますが、冒頭では肉弾系の敵には女騎士イシュタルがいなくては一歩も進めないであろう程にヒヨヒヨです
思わぬ所でHP/MPが足りなくなる〜なんてことも多いので、セーブが出来る場面ではセーブ作業は欠かさず(ダンジョン内ではセーブはできません)パーティを組む時は常に「基本後方キャラ」ということを頭の端においた方が良いです

パーティ全体の戦闘対策としては強制イベント戦闘も含め、全体レベルを上げて適切なサーバントを配置していく基本だとは思いますが、歴戦の勇者と豪語する方ならギリギリレベルで裏技要素を探っていくのも、一つの楽しみかと思います
私は地味地味サーバントが追加される度に全体同レベルになるように調整しながら進みましたが、ひょっとするとチェンジをせずに特定サーバントとメインの二人でゴリ押しできるのかもしれません
但し一定以上のレベルがないと、まずクリアできないおまけ要素もあります
+サーバント弱点を水晶系ガジェットで補うことや、ドーピング系スイーツの補充・点検もお忘れなく
詰まったら素直に作者さんのブログ、掲示板を見た方が良いです

ストーリーは本筋のセーラのお父さん復活の願いや、最初から謎めいたあのキャラ周辺はシリアスですが、基本コメディ
戦闘面だけ取っても充分楽しめる要素満載ではありますが、その辺りの脇道設定を楽しめられるかどうかが好みの分かれる所かな?
…私は締める所は締めつつ、コメディ調で流れていく作品が大好きですし、何よりロリ好きなもので(言うまでもないけれど、ロリ耐性が低い方は…そもそもプレイしないか 笑)お腹一杯楽しめました

ところで魅力的なキャラクターの中でも一際精彩を放っている青い髪の某紳士ですが…ツクール作品の多くで、この顔グラフィックは「容姿はいいけど、どこか変」なキャラクターに割り振られています
デフォルトでそのような設定でもあるのでしょうか?気になります(情報求む 笑)




りとうお

Little Warrior


前作のサマナーに続いて、脇キャラ職業のウォーリア(斧戦士)が主人公セーラ(前作セーラの子孫でプリンセス)の職業
ウォーリアは直接攻撃の耐久度的にはどの職業より高いのですが、いかんせんスピードがない為大概使いにくく、かくいう私も弓が持てる設定の場合は早速それに換えてしまう常なので、最初に気負いを入れてからプレイ致しました
結果的には主人公補正なのか?セーラは全体的にバランスが取れていて案外使い易く動かし易かったです
←職業に伴って今回のセーラは性格、筋力共にガチムチ系
対して前回のセーラ的役割はお相手の王子様が草食系補助魔法系に設定されており、後半に行くにつれパーティのバランスも取れていきます

クルクルツインテールが可愛いセーラは何においても直情型でおませな印象(少々特殊よりの性癖も有り、各方面で15禁 笑)
勢いが過ぎる部分も多いですが、家臣・家族・婚約者思いで、慈悲深く、試練に直面しても決して屈することはありません
一国のプリンセスに必要な気質もステータスも(笑)ちゃんと備わっていますので、前作よりシビアに感じられるダンジョンも彼女の成長に合わせてコツコツやっていけば、そんなに苦ではないと思います

ボス戦では一寸したコツが必要な時もあるので、前作同様、作者さんのブログや掲示板を覗いて見たほうが無難とは思いますが…
私のようにほぼ必須事項スキル+アイテムのない状態で、王様の試練と賢者を制覇した奴もいますので、なんとかなる時はなります(笑)
なんと私、全部終わってから王子の例のアイテム場所の事を思い出しまして…賢者トライ時は例のご先祖アイテム持っていなかったんです
コツを掴むまで30回以上は全滅したけれど!(笑)それでも勝つ事はできます
←掲示板にこのことを投稿したら、一応必殺アイテムなしでも勝てるようには設定してあるそうです
私以外にそんな無茶した奴はいなかったみたいだけど(笑)
ちなみに手に入れてもう一度挑戦したら、楽勝でした…(いいの、人生とゲームは常に回り道組なの… 笑)

そうそう、こちらは前作とは異なり、15禁です
15禁判定の意味は…ラストまで進めれば解ります



他、余談的キャラ感想等

・ツクールでも人気あるのであろう、金髪頭の妖精さんキャラ
青髪の兄ちゃん同様濃いキャラに使用される事が多いですが〜大抵女の子(基本設定はそうなのかな?)で、なんとなく「女好き男の娘妖精」のイメージがあった私は、トリスタンがそのものの役で嬉しかったです

彼は戦闘面ではマスコット的存在かと思いきや、こちらもトリックスター的役割をこなしてくれて(特にその速さが)意外な所(賢者戦等)で役立ちました

・例の中ボスに当たる?んであろう彼は、攻める方向が間違っていたと思うね
あの容姿を生かして、王は王でも「夜王」を目指せば、割と簡単に世界制覇できたかと…惜しい人を亡くしました(笑)

・個人的に前作イシュタルが戦士と結ばれた事に、ものっ凄く驚いた…
不満というのではないのですが、てっきりイシュタルの最終的な相手は「あの紳士」だと思っていました…(私だけか? 笑)
これって女性脳発想なんでしょうかね?


◇他にプレイにしたしろくまさんの作品
◆Little Warrior 暫定エター版

2013/07/20


■ もえくり 投稿日:2014年06月16日(月)



もえくり

もきゅソフト

◆タイトル もえくり
◆制作 もきゅソフト
◆ジャンル くりーちゃー萌え萌え擬人化召喚しみゅれーしょんRPG
◆対象 全年齢



RPGと有りますが、ストーリー要素はないので、一種の将棋型戦闘シュミュレーションに当たる作品なのではないかと思います
←この辺の詳しい区分が解らないので、間違っていたらごめんなさい

可愛らしいクリーチャーに騙される方も多いかと思いますが、難易度は高めです
「なんだ、萌え系緩々ゲームかよ」とスルーした歴戦の猛者は、ぜひ一度プレイをお薦め致します
いや、告白かと思って校舎裏に出向いたら、ガチで果たし果し合いだったくらいのギャップはありますから!ホント!
もう配置クリーチャー選択(クリーチャーが成長してもHPが変わらないのが地味に辛い)やマスター選び段階から、後々難易度に差が出来る等、初っ端から油断を許しません
←ここだけの話、初回は魔法使いマスターは止めたほうがいいかも(私は某面で死にそうになりました)

クリア条件は…貴方が「相当度のおにゃのこ好きである。将棋、チェス、オセロ等の駒置き頭脳攻略が好き。変な所で負けず嫌い(←多分一番必須)細々したアイテムを収集せずにはいられない」の全てか何れか一点に特価していない場合、結構難しいかも

私はほぼ、おにゃのこ好きと負けず嫌いの非常食で凌ぎました(言い切れる 笑)
何度も投げ出したくなったけど…多くのユーザーが悶絶したと予想される裏十七面に週末丸々費やし、途中息抜きを兼ねた薔薇の剪定で、召喚時間制限だの、配置だのブツブツ攻略を考えて蕾をぶった切るというベタ過ぎ展開っぷりだったけれど(笑)なんとかクリア
〜しかし本来なら全マスターキャラ、アイテムコンプも本髄ではあるのですが、今回はクリーチャーを全部集めたところでギブアップ
マスターコンプは無理でした(条件を絶対クリアできない子が数名)

私は伝説にはなれなかった…勇者よ、後は任せた」ガクリ

何か読み返すと、あまり褒めていないような気もしますが、本当にこういった頭脳を使う戦闘シュミュレーションが好きな方には堪らない、ゲーム性の高い作品だと思います
←クリーチャー組合わせ、召喚順だけでも相当パターンが考えられますし、マスター職業別でも様々な攻略パターンを練る事ができます

逆に、可愛いクリーチャーでサクっと萌えたい目的の方には少々不向きかも
クリーチャーはカード画と軽い育成要素(能力選択・振り分け)が用意されているのみで、ストーリーやイベント、詳しいプロフィール等はありません
決して全てが用意されていれば良いという訳ではないですが、「己の妄想力」が問われます

私は…最初はどうかな?と思っていたのですが、クリーチャーの動き(足跡が付く等)や特性(岩を出すなど)を追っているうちにまんまと萌えられる己に愕然
うう、認めたくない。こんな能力(笑)

2013/07/20


■ なりそこないスノーホワイト 投稿日:2014年06月16日(月)



3号館B階段下。

◆タイトル なりそこないスノーホワイト
◆制作 3号館B階段下。
◆ジャンル 童話風恋愛?ADV
◆対象 多分女性向け 全年齢
◆ツール 吉里吉里2/KAG3
→男性可?



むかしむかし、エンゲルランドと言う国に、
少々我侭でナルシストな、けれどそれはそれは美しいお姫様がおりました。

「ねえエステリオ、この国で一番美しいのは誰かしら!」
「それは姫、貴女様でございます」

国一番の美貌で皆にちやほやされていたお姫様でしたが、
ある日父親である王様の再婚で継母と一緒にやって来たノクシア姫は、
お姫様よりずっと綺麗で、性格まで良くって??

「ね、ねぇエステリオ、この国で一番美しいのは誰かしらっ……」

「それは??」

これは、ちょっとわがままなお姫様と、まるで鏡のように正直な彼女の召使いのおはなしです。

〜サイト内ストーリー紹介文引用


まず、この作品に男性可?表記したのは、ひとえに主人公の姫が「男なら一度見ておいて損はない」と推薦する可愛さ故に、です(更に私を含む女子好きの女子には垂涎物であります 笑)

我儘設定で実際キツい物言いもありますが、ちゃんと自分の立場も目下の者の事も考えており、なによりまだまだ子供な部分(本当は十四歳なんだものね)がチラチラ見えて、本当に可愛らしい

個人的には継娘より断然お姫様の方が綺麗だと思いますが…ヨーロッパっぽい背景設定だし、この国は金髪至上傾向なんだろうか?(笑)

EDをコンプリートして思った事は、「あ、これは主人公は所謂「攻略対象」と恋愛関係方向で成就する話ではないんだな」という事でした
←一部ヤンデレ傾向の恋愛停滞EDを除いて
それが「不幸」ということは決してないし、トゥルーED後等はキャラクター達の成長に納得しつつも…どこか淋しい
姫の父親である王の再婚から、姫と過去には真に幸せな立場だったであろうリオ、そして影の存在を含めて全員の存在意義が変わっていく…本来の立ち位置に戻っていくんだ、といえばそうなんですが

変わらないようで二度と同じ形態(位置?)で存在することはない未来は確実に迫っている…そう、林檎を飲み込むか否かは違えども、摘み取る前に時間が戻る事はないのですね
いや、好きだけどね、そういう切ないの(笑)

対して個別EDは事件性の違いはあれど、停滞EDや(死を含めた)離別EDが多いのは、大局に添っていくことが別に個人に取っては幸せとは限らない例えのようにも見えました
相手の幸せを願うことが自分の幸せにもなることが少ないように〜
ホント、現実でもあんま正当が幸せに直結することって無いんだよなぁ(笑)
この世の無常に正当ハッピーEDは神業スキル必至システムになっているのかしら?

少々ムカッときたのは姫の父親である王様〜自分が再婚するのは勝手だけど、そうでなくても思春期で多感な娘に継親子と仲良くしろだの、心の拠り所にしている存在を取り上げるだの、親として酷すぎる
←その後のリオの気の利かない台詞がまた姫を抉るしねえ…もー君ってやつは(笑)
ネージュの「お父様は私とお母様が世界で一番好きだって言っていた癖に……」台詞は可哀想で泣けた
良いお父さんの定義は色々あると思うけれど、娘にとっては「お母さんを幸せにしてくれるお父さん」が大前提なのですよね…死んじゃったのは仕方がないし、再婚相手にはまっさら状態で臨む方が、そりゃ誠意があるだろうけど…子供にとっては以前の発言行動をまるで無かったことのように再構築を要求されるくらいなら、貰えるものを貰って絶縁された方が恨める分だけ、余程気の持っていきようがある気すらしますよ

私なら王様に毒を盛るね!イケメンだからって許さん(笑)


※ 現在同サイトさんに[狐面の守り神]という漫画が掲載されていました。
 こちらのロリショタも可愛いです

2013/07/19


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