![しろくまの冒険](./usrimg/sirokumanobouken.png)
◆タイトル Little Summoner/Little Warrior
◆制作 しろくま
◆ジャンル ロリっ子ダンジョンRPG
◆対象 Little Summoner 全年齢/Little Warrior 15禁
◆ツール RPGツクールVX
※ 要:RPGツクールVX RTP(ランタイムパッケージ)DLが必要です
こちらで無料DLできます
![リトルサマナー](./usrimg/ritoru0.jpg)
Little Summoner
ロリっ子セーラはサマナー修行をしつつ、ある大切な願いを叶えて貰う為に塔の最上階を目指す
まずRPGや戦闘シュミュレーションの類をプレイしたことのある方なら、主人公の定番職業といえば、所謂「剣系」〜この作品の主人公セーラの職業(クラス)であるサマナー(召喚士)は脇キャラによく割り振られるもので、本来は主人公職業ではない、ということにピンとくると思います
誰が決めたという訳でもないのでしょうが、基本主人公は勇者剣系になっており、私の世代なんかパーティを組むような作品は「間接系や補助系を極力入れない」のが殿方の正統でした
そう、往年の名作「タクティクスオウガ」で私が常に魔女だの妖精だの数名を引き連れて、ちまちまコマを配置している様子を見た男友達は「オレ、魔女も妖精も使った事がない」と呆れたように言い放ちやがった
あの屈辱…婆になった今でも忘れません
ふーんだ!日本人なら出汁(下地を敷く)取るような戦闘したっていーじゃんか!補助系・マスコット系侍らすのは女の醍醐味なんだ。ゼイゼイ…
〜閑話休題(笑)
主人公らしくない。といえば更に「ロリっぽい」ではなく、セーラは「正真正銘のロリ」なので、本気で毛ほどの耐久力しか持っていません
サマナー及び補助魔法の潜在能力は高く、育てれば後々ちゃんとメインを張れる能力を備えますが、冒頭では肉弾系の敵には女騎士イシュタルがいなくては一歩も進めないであろう程にヒヨヒヨです
思わぬ所でHP/MPが足りなくなる〜なんてことも多いので、セーブが出来る場面ではセーブ作業は欠かさず(ダンジョン内ではセーブはできません)パーティを組む時は常に「基本後方キャラ」ということを頭の端においた方が良いです
パーティ全体の戦闘対策としては強制イベント戦闘も含め、全体レベルを上げて適切なサーバントを配置していく基本だとは思いますが、歴戦の勇者と豪語する方ならギリギリレベルで裏技要素を探っていくのも、一つの楽しみかと思います
私は地味地味サーバントが追加される度に全体同レベルになるように調整しながら進みましたが、ひょっとするとチェンジをせずに特定サーバントとメインの二人でゴリ押しできるのかもしれません
但し一定以上のレベルがないと、まずクリアできないおまけ要素もあります
+サーバント弱点を水晶系ガジェットで補うことや、ドーピング系スイーツの補充・点検もお忘れなく
詰まったら素直に作者さんのブログ、掲示板を見た方が良いです
ストーリーは本筋のセーラのお父さん復活の願いや、最初から謎めいたあのキャラ周辺はシリアスですが、基本コメディ
戦闘面だけ取っても充分楽しめる要素満載ではありますが、その辺りの脇道設定を楽しめられるかどうかが好みの分かれる所かな?
…私は締める所は締めつつ、コメディ調で流れていく作品が大好きですし、何よりロリ好きなもので(言うまでもないけれど、ロリ耐性が低い方は…そもそもプレイしないか 笑)お腹一杯楽しめました
ところで魅力的なキャラクターの中でも一際精彩を放っている青い髪の某紳士ですが…ツクール作品の多くで、この顔グラフィックは「容姿はいいけど、どこか変」なキャラクターに割り振られています
デフォルトでそのような設定でもあるのでしょうか?気になります(情報求む 笑)
![りとうお](./usrimg/ritoruw0.jpg)
Little Warrior
前作のサマナーに続いて、脇キャラ職業のウォーリア(斧戦士)が主人公セーラ(前作セーラの子孫でプリンセス)の職業
ウォーリアは直接攻撃の耐久度的にはどの職業より高いのですが、いかんせんスピードがない為大概使いにくく、かくいう私も弓が持てる設定の場合は早速それに換えてしまう常なので、最初に気負いを入れてからプレイ致しました
結果的には主人公補正なのか?セーラは全体的にバランスが取れていて案外使い易く動かし易かったです
←職業に伴って今回のセーラは性格、筋力共にガチムチ系
対して前回のセーラ的役割はお相手の王子様が草食系補助魔法系に設定されており、後半に行くにつれパーティのバランスも取れていきます
クルクルツインテールが可愛いセーラは何においても直情型でおませな印象(少々特殊よりの性癖も有り、各方面で15禁 笑)
勢いが過ぎる部分も多いですが、家臣・家族・婚約者思いで、慈悲深く、試練に直面しても決して屈することはありません
一国のプリンセスに必要な気質もステータスも(笑)ちゃんと備わっていますので、前作よりシビアに感じられるダンジョンも彼女の成長に合わせてコツコツやっていけば、そんなに苦ではないと思います
ボス戦では一寸したコツが必要な時もあるので、前作同様、作者さんのブログや掲示板を覗いて見たほうが無難とは思いますが…
私のようにほぼ必須事項スキル+アイテムのない状態で、王様の試練と賢者を制覇した奴もいますので、なんとかなる時はなります(笑)
なんと私、全部終わってから王子の例のアイテム場所の事を思い出しまして…賢者トライ時は例のご先祖アイテム持っていなかったんです
コツを掴むまで30回以上は全滅したけれど!(笑)それでも勝つ事はできます
←掲示板にこのことを投稿したら、一応必殺アイテムなしでも勝てるようには設定してあるそうです
私以外にそんな無茶した奴はいなかったみたいだけど(笑)
ちなみに手に入れてもう一度挑戦したら、楽勝でした…(いいの、人生とゲームは常に回り道組なの… 笑)
そうそう、こちらは前作とは異なり、15禁です
15禁判定の意味は…ラストまで進めれば解ります
他、余談的キャラ感想等
・ツクールでも人気あるのであろう、金髪頭の妖精さんキャラ
青髪の兄ちゃん同様濃いキャラに使用される事が多いですが〜大抵女の子(基本設定はそうなのかな?)で、なんとなく「女好き男の娘妖精」のイメージがあった私は、トリスタンがそのものの役で嬉しかったです
彼は戦闘面ではマスコット的存在かと思いきや、こちらもトリックスター的役割をこなしてくれて(特にその速さが)意外な所(賢者戦等)で役立ちました
・例の中ボスに当たる?んであろう彼は、攻める方向が間違っていたと思うね
あの容姿を生かして、王は王でも「夜王」を目指せば、割と簡単に世界制覇できたかと…惜しい人を亡くしました(笑)
・個人的に前作イシュタルが戦士と結ばれた事に、ものっ凄く驚いた…
不満というのではないのですが、てっきりイシュタルの最終的な相手は「あの紳士」だと思っていました…(私だけか? 笑)
これって女性脳発想なんでしょうかね?
◇他にプレイにしたしろくまさんの作品
◆Little Warrior 暫定エター版
2013/07/20