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2014年06月
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■ 図書室のネヴァジスタ「四月の魚〜Poisson d'avril〜」 カテゴリ:女性・女性一般向 投稿日:06月07日(土) 01:17


四月の魚
四月の魚

◆タイトル 図書室のネヴァジスタ
「四月の魚〜poisson d'avril〜」
◆制作 タース・エンターテインメント
◆ジャンル 女性向一般
2010年エイプリルフール企画ゲーム
◆対象 全年齢
(一応犯罪が絡んでいるので…昨今の規制状況から念の為12歳以上程度?)
◆ツール 吉里吉里



妹からの暗号、暴かれる秘密、男女8人脱出劇!!

――四月の魚、ご用意しています――

三か月前、罵倒と共に追い払った妹から届いた、
エイプリルフールの招待状。

多額の会社の金を横領していた私は、
事実の発覚に怯え、追い詰められていた。 

招かれた山荘にいたのは、 
妹ではなく正体不明の七人の男たち。 

彼らは一体、何者なのか。 
姿を消した妹との関係は。 
四月の魚とは。 

閉じられた空間で、次々に暴かれていく事実。 
私は生きて帰れるのだろうか。

〜サイト内ストーリー紹介文引用



'10 エイプリルフールゲームで一番のお気に入りです

本編「図書室のネヴァジスタ」のストーリーやキャラクター描写等を変えて、立ち絵素材のみ転用という2010年エイプリルフール企画ゲームだそうです

「色々な製作者さんが同じ素材を使用」というのはよくありますが、製作側が同じで番外編ではなく、異なるストーリーに使用するというのは、有りそうで滅多に無い派生企画ですね

ストーリーは主人公始め、皆なんらかの嘘を抱え、大方は人生に追い詰められた状態で「200万を持って」終結する所から始まります

主人公だけはそのお金が「妹が男性陣を騙して、横領した自分の為に持参させたのであろう」ことは予想しつつも(妹本人が登場しない為)自分の危険を思うと言い出すこともできないままに、あれよあれよの展開に巻き込まれていきます

テンポは良いし、絵も文章も上手いし、からくりは面白いし、センスに到ってはもう脱帽
←「怪盗はあの人だな」というのは途中で予想はつくんですが、引き方等も上手く、種明かしまで楽しめました

個人的に話の途中で歌が入ると読みテンポやテンションを乱されるもので苦手な作品が多いんですが、この作品では「ここぞ」という所で入り、邪魔にならず(むしろテンション上がる)「やはり何でも好き嫌いより味付け(見せ方・構成力)によるんだなー」と再確認しました

何より各キャラクターそれぞれの「嘘」が解けていく場面に、おばちゃん一々泣けたわ…(笑)

題材的にはある程度歳を取った方が、粋も甘いも共感しやすいかもしれません
←私も20代半ばまで(今は仲良しです)姉貴が大嫌いでしたからねー。気持ちわかる。…ははは
…10代にプレイしたら楽しめなかったかも

以下は誤解も生みそうなので、発言して良いものか少々迷ったので反転

こちらは基本BL…というかボーイ系の製作者さんのようです
何度も言っていますが、私はBL・ボーイ系に嫌悪は無い代わりに嗜好もない口です
その箇所に感想を持つ事が殆どありません(製作側にはBL形態そのものが基本ポイントだと思いますので…失礼極まりない…ホントにすみません)
しかし絵柄や基本シナリオやセンス(構成かな?)等が好きなBL作品は結構ありまして
その度にコソコソ出かけていっては

「男ばっかりー。女子いないー。いても嫌な女か、ノリが良いだけか大人しい存在感も味もない女ばっかりー(我ながら無理言うな!…ギャルゲーに貞操観念ある男女キャラを求める以上に無理じゃ! 笑)」

と勝手に(ホントにな)がっくり戻ってくる事しばしばだったんですが…この作品に出会えて何かすっきりしました
「ビーフシチューが食いたい。でも肉は鶏肉がいい」系の無茶振りを叶えて貰った気分です

ゴチになりました!(笑)

2011/03/02



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