
◆タイトル ぼくというモノ
◆制作/サイト 1010
◆ジャンル 一般向け ビジュアルノベル(選択肢なし)
◆対象 15禁 ※ 残酷描写があるため
◆ツール Nscripter
ぼくというモノがなんであるのかを各々想像し、ぼくというモノがもたらす恐怖を味わうお話(かな?)
絵も効果も上手く気持ち悪さを増長していて、作品としては好感度高なのですが…
個人的には怖いより先に被害者(?)小夜の勝手に腹が立ちました
拾った動物(動物外も)は最後までちゃんと世話すること!プリプリ
◆タイトル あの夏祭りで誰が死ぬ?
◆制作/サイト 河童ボーナス
◆ジャンル デジタルノベル
◆対象 全年齢
◆ツール Nscripter
この話の怖い部分は生への執着や真実を隠す醜さ…なのでしょうか
「人間腹減ったら善悪も正道も関係なくなる」所がものすごく怖かった
私「(特に子供が)飢えてる」状態が苦手です
福祉が行き届いてない国は勿論、現代日本でもご飯食べさせられてない子沢山家庭映像とかみると泣けてくる。バカです
←「避妊知識のない国じゃないんだから、養えないならなんであんなにつくるんだよ」おうおう(泣)
勿論、本当の飢餓を知らない自分だから「腹が減ったからといって、他人の物を盗んじゃいけない、羨んではいけない。分け与える、親切にするのは当然だ」と偉そうにしていられるのは解っています
極限まで飢餓を経験すると、隣人愛・家族愛なんて吹っ飛ぶそうですし…人に救われても(それが例えその人が自分の犠牲になって死んだとしても)感謝より生き長らえた自分に安堵し、状況を脱した際には逆に他人に対して被虐欲・征服欲を増している
一つ壊れたというより、人が人となった時に着けた囲いを失うんでしょう
飢えが国単位で起こった場合は戦争になりますしね
このお話は架空の物語ではありますが、生死は勿論、人が人と有る為の心を取り戻す機会を得られてほっとします
◆タイトル 千夏ちゃんとあそぼう
◆制作/サイト いにしゃるK
◆ジャンル デジタルノベル
◆対象 全年齢
◆ツール Nscripter
男性が読んだ方がきっと怖い作品
私のような、妙齢を通り越した女子には千夏ちゃんのしつこさが笑えました
(実際ラスト爆笑。ごめんなさい)
所詮まだまだ小娘のやること…いえいえいえ(苦笑)
最初からこの二人の勝負は見えていますしね
主人公が自分の美貌を本気で「才能」として挑んだなら、もう少しそれなりの結果を出せたかもしれませんが
そして、その両方に騙される男達…本当に遊ばれてるのは彼らでしょう。哀れですが、カモになるだけあって軽率過ぎ。一寸同情できません
とはいえ、この登場人物全員の相互しあう滑稽さ(作者さんの意図する部分じゃなかったら、すみません)がなかなか楽しめました
2009/11/16