◆タイトル それじゃあ、またね
◆制作 LUNA BLESS(閉鎖)
◆ジャンル サウンドノベル
◆対象 全年齢
◆ツール 吉里吉里
今更感125パーセントの名作ですね
サウンドノベルを嗜む方なら一度は読んだ事があるでしょう
噂は私の住む最果て営業所までも届いておりましたが、つい先日まではあまりに有名で「オレは絶対に落とされない」的にDL>放置抵抗していました
プレイに到ったのは、HD整理で何気なく開いた。そんなきっかけ。ワンプレイ
泣いた
泣いたとも(笑)
アレだ「スタンドバイミー」を観た時
本編は「まあ、青春ですね」くらいにか思わなかったのに(好きな方、ごめん)エンディング歌が流れた途端、ぶわっと来たアレ
「アルジャーノンに花束」読んで、どこもかしこも泣けて却ってどこで泣いたらいいのかわかんなくなって煮詰まったらラストあの一行で大泣きした。アレ
やられた
あえて悪態をつけば、文章が可笑しい箇所もあるし、理想の女性元云々もいかにも男性の好きそうな設定でカチンとくる、等はあるんですが…そんな突っ込みなんて、所詮負け犬の遠吠え
凄い。このセンス良さ、雰囲気。もしくは華
ちくしょー!これこそ私の欲しかったけれど、一も無い物さ
大体タイトルからハイセンスの香り漂っているじゃない
その時点で気づけよ、私も
しかし、起動時強制フルスクリーンだけはどうかと思う
この最初だけはセンス悪い
◆タイトル 私の黒猫
◆制作/サイト Quadriennale(閉鎖)
◆ジャンル マルチエンディングノベル
◆対象 全年齢
◆ツール 吉里吉里
人間の言葉を話す黒猫と飼い主の少女のひと夏の物語
動物(特に猫)・子供・死にネタというのは困った時の三種の神器であると同時に、軽々しく扱ってはいけない禁じ手だと私は思っています(よく使うけど! 苦笑)
この「しゃべる黒猫」設定も押し付け強い擬人化話では…と多少構えていたのですが、黒猫はあくまで猫の域を出ない(出られない?)少女の良きパートナーでした
派手な展開はないけれど無理もなく、流れも切り替わりにもストレスがない
それにしても黒猫が『ドン吉』命名された時点で出て行かなかった所に彼奴の情の深さが窺えますな
ドン吉、常に紳士だもんなあ〜
私なら逃げる。もしくはもっと訴え続ける(笑)

◆タイトル クイーンとオセロ
◆制作/サイト nino
◆ジャンル ミニアドベンチャー・絵本風
◆対象 全年齢
◆ツール ブラウザゲーム ※要 flash環境
この方のオイルパステルとテンペラの中間のような絵と、一寸毒を含んでいるようなフワフワした感覚に嵌る文章がとても好きなのですが、いかんせんこちらのLiveMaker製のゲームは(古いバージョンのLiveMakerなのかな?)私のパソコンでは殆ど起動しません
このクイーンとオセロもその理由でサイトにあったタイトル画面だけ見てたんですが、先日flash版が上がっているのを発見!即行プレイしました
野良猫クイーンと天使のオセロが出会ったお話〜ですが、基本筋はクイーンで、淡々とした日常に彼女のほんのりほろ苦い心情が語られます
裏町の雰囲気が何かほっとする
は〜キングかっちぇー!(結局言いたかったのはソレか)
◇他にプレイにしたninoさんの作品
◆RPG
超短編ですが、色んな意味で…長い物語になりそうな
2009/11/10