604

第2世代PowerPC時代

PowerPCは601から604へと世代交代しました。
第2世代のPowerPCは、やはり速かった。
ロジックボードも68030から続くNuBusを捨て、PCIBusへと変化し、
すべてに新設計となりました。
会社でも、PowerMac8500/120その後8500/180と導入していき、
そのスピードを実感していきました。
601機である8100は同時にお払い箱。

今から考えると同じPowerPCなのにどうして601ってこんなに遅いの?
と聞きたくなりますが、 その辺の電子的な事は子供の頃の通信講座以来、
頭の中で混んがらがるようになったのであまり考えなくなりました。
601は一部で絶大な支持を得ている?ようなので、現在の技術でロジックボードを設計し直おし、
ボトルネックを無くせばサクサク度は向上するのではないでしょうか。
でもやっぱり遅いでしょうが。
そういえば、この時登場したミドルレンジの横置きデスクトップにPowerMac7200という機種がありますが、
形や設計思想は604機と同じでしたが、CPUは601でした。 やっぱり遅かったと記憶しています。

IIvx・7100と大金をかけてしまった私には不遇な時代でありました。
なにせお金をかけるタイミングを2度も失敗してしまった私には、
PowerPC604を搭載するマシンに手をだす気力が湧きませんでした。
会社での仕事は、先んじてMacを手に入れたおかげで人より知識がありどうにかこなせていたので、
後は自宅で趣味の3Dを作るくらいでした。
3Dソフトも今ほど良いものでは無く、ハードウェアも本格的な事をするには莫大なお金が必要な時代でした。 Windows陣営も95を発表後ハードウェアがどんどん進化していきどんどん安くなっていったのは、
周知の事実ですが、それに対抗ずるためにはMacも安くしていかなければなりません。
この時期安くなったMacを買った人はけっこういらっしゃるようですが、
どうも休眠しているマシンが多いようです。
604機からCPUの乗ったドーターカードをロジックボードに挿す形式になり、
純正品を含めクロックスピードの速いドーターカードに変えることで、
容易にスピードアップが可能になりました。
大金をかけてロジックボード交換アップグレードをした私には夢のような機械達に見えました。
逆に、次はもっと良いものがでるのではとの期待から手をだすタイミングを逃してしまいました。

IIvx | 7100/66AV | G3B/W | 8500/180
マックな人達