私がIIvxを7100にアップグレードした時にメモリを譲った友人がBatsu氏です。
氏はつい最近まで、会社の同僚でしたが、現在はフリーとして活躍していらっしゃいます。
氏は私よりちょっと早くにMacを手に入れました。 Macintosh IIci・Apple13インチモニタ・エプソンPSプリンター・エプソンGT6500スキャナー
その他アプリケーション等をまとめてなんと、5年リースで導入したのです。
会社員でありながら、リースとはびっくりしましたが、その後独立をされたのを考えると、そのころから将来は独立を考えていらしたのかもしれません。
IIciは私も欲しかったマシンです。その後色々周辺機器も増やしながら、地道にリース期間は過ぎて行きました。しかし5年はパソコンには長過ぎます。マシンを新しくしようと思ってもリースだと叶いません。私もそうでしたが、マシンの性能の限界を感じてきたころには、会社のマシンの方が良くなってきていて、ほとんどの事は会社で済ませられるようになりました。自宅ではマシンを立ち上げない日も増えてきます。
そんな時、氏は仕事である場所に缶詰め状態になりました。
その仕事が現在の氏の環境をつくる要因となったわけですが、 その仕事のおかげで、残業代が思いのほか手に入り、氏はそのまま秋葉原へ行きました。
当時Appleは、MacOS互換機路線を突っ走っていて、海外のAppleに親しいメーカーが色々互換機を発売していましたが、なんと日本のakiaが互換機を出したのです。
PowerPC604e250MHzのデュアルCPUマシンです。 氏はそのマシンを買いました。メモリは128M程でした。
しかしakiaはデュアルだからなのか、特殊なチューンナップが施されているのか、普通
のメモリには対応していなかったのです。規格上は当時のMacやその他互換機と同じDIMMでしたが、どうもakia純正ものでないと動かないらしいのです。
その後は例のごとく自宅ではあまり大きな仕事をしなくて済んだので、akiaのメモリ容量
でも大丈夫だったようですが、人生において考えることがあり独立を決意されました。
独立後、さっそく仕事用マシンとして、中古PowerMacG3B/Wを購入しましたが、
仕事途中で、HDから異音を発し事切れてしまったのです。 しかし、中古でも保証のついたものでしたので、修理に出しましたが梨の礫。頭に来て電話しましたところ、修理不能で返金と相成りました。
戻ってきたお金で、新型が出たばかりで安くなっていた、PowerMacG4/400MHzを購入しましたが、
今度はスイッチトラブルで起動不能となりました。 仕事途中でどうしても必要なデータがHDに保存されていましたので、氏はそのまま秋葉原へ直行!
新型のG4/466MHzを購入し、起動不能の400MHzからHDを取り出し、466に接続。
SCSIに慣れていた氏もULTRA ATA HDは初めてで、最初上手く認識できませんでしたが、ディップスイッチを操作する事で解決。みごとデータを取り出しました。
今、氏の自宅には真新しいPowerMacG4は2台鎮座しています。
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