たまに掲示板に書いていただく、murakiyoさんから、
プロセッサーカードをいただきました。2つも。
ありがとうございます!!

はたしてこれは、何のカードか?
ドーターボードとかプロセッサーカードと いわれるもので、
PCIマシンのプロセッサーカードスロットに差し込まれているものです。
これを、換えることにより、簡単にCPUアップグレードが出来ます。

基盤を良く見ると、Apple Computer Incの文字が。 どうやら純正もののようです。
家の、8500/180にも付いている見なれた放熱板ものが一つ。
その放熱板は、カード全体を被う巨大なもので、
PowerPC604がいかに熱を発するか、 あるいは、熱に弱いかが分ります。
もう一つは、それに比べただCPU周りを囲んだだけの簡素なものです。
でもプロセッサーカードで、こんな簡単な放熱板のものは見た事ありません。
純正ものなら、種類は限られているわけで、当時の機種から判断すると、
120 150 132 180(各Mhz)のカードがあったと思うので、
(200とかもあったかなあ・・・それは後にでた8600だっけ?)
家のは、既に180Mhzなので、120以上なら、近所の友人のマシンをちょびっと、 速くしてあげることが出来ます。

さっそく調査開始。 けっこうネットをあたると、オールドMacに関することは、珍しいデータが載ってます。
カードのアッセンブルナンバーで、機種を見分けるデータがありました。
悲しいかな、一つは120Mhzのものでした。 友人宅のも同じ速さなので、コレクションですね。
2つ付けたらマルチCPUなんてなればいいのに。

さて、もう一つの小さな放熱板の方は・・・・ けど、この放熱板どこかで見たような気がするのですが・・・
ありました。これは100Mhzのものです。
でも100Mhzの604ってあったかなあ? とまじまじ基盤を見ると、
一つのシールに601100の数字を見つけました。 そうだ、この放熱板7100とかで見たんだ!
こっこれは何??PowerPC601が乗ったPCI機ってあったっけ?
7200?でもあれはプロセッサーカード方式じゃなかったような・・・

答えはPowerMac7500/100でした。


私はてっきり7500は604機だと思い込んでいたのですがAppleのデータシートで確認したら601の100Mhzでした。
生き残っていたのですね、PCI時代にも。
だとすれば、この放熱板の下には、青く輝くPowerPC601の姿があるのですね。


IIvx | 7100/66AV | G3B/W | 8500/180
マックな人達