カーナビ装着記 その1 購入から取付
本当はホームページに載せる予定がなかったので写真を全然撮ってなくて
文章のみになってしまいました。

プロローグ


ずいぶん前から、すでに付けてるお友達からも勧められてたんだけど、
予算の関係もあってなかなか実現しなかったカーナビ・・・
99年2月、ベンツC230ワゴンへの取付、実現させました!

ナビを買おう!

ロードサイド型の車用品店でも、時々安く売ってますが、ここは得意の(?)
インターネットを駆使して卸し直売価格の通販などのお店を探して検討しましょう。
だいたい30%引きくらいにはなります。
なにしろ結構値が張る物ですからねえ・・・かなり違いますよ。
ただし、取り付けはやってないところが多いですね。
それから、気を付けないと保証書なしとか、新古の物も扱ってるところも
あります。物には問題ないんでしょうけどちょっと不安・・・

機種選びも頭を悩ませるところですが、我が家では取り付けの容易性、
スペースの犠牲の少なさなどを考慮して1DINサイズの物に絞って考えました。
たまたまオーディオスペースの下に、小さい物入れとして
使われている部分があったので、そこにセットする事にしました。

当時カーナビ界は、CDを使う割と安いタイプの物とDVDを使って高機能を
売りにした物に二極化していました。今のDVDとHDDと同じ関係ですね。
我が家ではどうせ安く買うのならいいのを買っといたほうがいいかなと
思いきってパナソニックのDVDのものを購入しました。


注)あくまでこれは’99年2月の話なのでお忘れなく!

 購入品リスト
ナビ本体



取り付け金具

取り付けキット 

消費税

合計


¥24,000



¥3,500

¥6,500

¥12,500

¥262,500


パナソニック CN-DV2500VD ナビ本体、チューナー
アンテナ、リモコン、汎用取り付けキット一式、
その他のセット。定価は¥355,000

車種別取り付け用金具。ベンツCクラスの
オーディオスペースを使うときは必要
車種別の取り付けキット。

税金・・・

これで全部です。もし、ロードサイド店で
取り付けまでやってもらったら40万は堅い・・・
今はモデルチェンジが進み、さらに安く、高機能になってます。
電気製品の宿命か・・・

いざ取り付け


ロードサイド型の車用品店では、国産車に限り取り付け無料のところもあります。
格安で手に入れた場合、なかなかそういうわけにはいかないので
さらにケチって自分で取り付けにチャレンジしましょう!
取り付け工賃って結構高いんですよ。自分でやる価値はあるでしょ!!
専門店のようにきれいにはできませんが,ちょっと知識があればできます。

 
まずは準備から

まず、難しいのは車速センサーなどの各種配線がどこにあるのかということです。
本体に付属の配線図や、取り付けキットの説明書があるのでよく読んでおきます。
参考にしたクラリオンのサポートページはこちら
以前はソニーのページを参考にしていましたが、今はない。

そして配置計画を練ります。
本体はダッシュボード内にセットします。
トランク内でもいいんですが、音楽CDなどと差し替えるとき面倒になるし、
配線の多くがダッシュボード内にあったので、配線引き回しが増えるので・・・
テレビの場所はやはりダッシュボード中央エアコン吹き出しの上がいいでしょう。
もっとも見やすく、邪魔にならないのはここだと思います。
チューナーユニットは、助手席の足下に置きます。
電動シートでなければシートの下もいいですね。
GPSアンテナは車内でも問題ないらしいですが、屋根の上に置きました。
TVアンテナはフィルム式でなければ屋根の上か、リアウインドウしかないでしょう。

 
取り付け本番!?

まず、既存のオーディオを取り外します。
が、ベンツの場合、特殊工具がないと取り外すことができません。
取り付けキットに付属のピンを使って外します。

基本的には図面の通りに、圧着式コネクタという物を使って
既存の配線につなげていく作業の繰り返しです。

ダッシュボード既存オーディオ配線にあるもの(ない車もあります)
 アクセサリー電源

 車速センサー

 イルミネーション

 電源(常時ON)

 FMVICS

そのほかの配線
 電源

 サイドブレーキ


 バックライト

 マイク

 GPSアンテナ

 TVアンテナ

キーの位置に連動してON、OFFするための線。

車のスピードの信号が流れている線。
これがないと、自車位置がズレやすい。
ライトのスイッチと連動するための線。
ライトONで、画面が連動して暗くなる機能を使う場合必要。
キーOFFでもメモリーを維持するための線。
バッテリーに直につなぐようになっているが、そうでなくても大丈夫。
FM多重放送で、渋滞情報などを得るための配線。
TVアンテナからの分岐も可能。

車の電気は普通、プラスとマイナスの片方しか配線しないで、片方は
鉄のボディを流れています。従って適当な鉄のねじにつなげます。
安全のためにサイドを引かないと、TVを見たり各種操作ができなくなる
機能のための線。でも、ボディーアースすれば常時ON!?(裏技)
しかも、サイドブレーキに配線するより簡単。
ナビは進行方向を理解できません。
テールライトのユニットから取るのが楽だと思います。
ボイスコントロール用のマイク。サンバイザーに付ける。

磁石になってるので屋根に置くだけ。室内に置くこともできる。
近年は室内配置が一般的。
ロッド式の場合、本当はガラス面用ですが鉄板でも大丈夫でしょう。


チューナーユニットからも電源等いくつか配線があります。
後は、各機器をつなぐ配線をします。

配線の引き回しは、マットの下やカーペットの折り込み部分などをフルに
活用して隠し、どうしてもダメなところは付属の部品を使ってまとめます。

後は元通りにオーディオを取り付けて電源を入れて
配線チェック(ナビの機能であります)して終了です。
結構感動の瞬間〜

最初は結構誤差があってどうなるかと思ったけど、しだいに精度がアップしてきて
最近ではほとんど狂いません。学習機能は馬鹿にできん!

もともとGPS電波の誤差は100m位だそうですが、そんなに狂いませんよ。
FM多重のD−GPS(GPex)を使えば5m以内になるそうです。
なお、現在はそのような物に関係なく誤差は出ないはずです。
以前は、GPS衛生の管理者である米軍が故意に精度を落としていたようですが、
いまはそのようなことはしていないので、普通に誤差がでないらしいです。
どっちにしても、立体駐車場などの螺旋状の道は苦手なようです。

ルート探索は、さすがに地元の人には及ばないけど
当てにはなると思います。初めて行くところは特に心強い♪
到着予想時刻もまあまあ当てにはなるかな。
電波&光ビーコンを追加すればさらに情報が得られ、自動的に渋滞をさけるよう
案内してくれますが、都市部ならともかくどうしても必要とは・・・

ボイスコントロールは子供のいる車内では使い物にならなかったことが判明。
子供が騒いで入力できない。復唱しなくていいのに・・・
変換精度はまあまあ。今一歩の向上があれば・・・

インターネットの機能もあるんですが、通信速度が遅すぎると思うんですけど
いったいどれほどの人がこの機能を使ってるんでしょうか?

カーナビは、まだまだこれから機能アップ&値下げの期待できる商品だと思います。
いつかは買わないといつまでたっても手に入らないけどね。

あんまり画面に注目しすぎないよう、安全運転を心がけましょう


その後のナビ

99年7月、思うところあってナビのバージョンアップをすることにしました。
特に不満があったわけじゃなかったんだけど、せっかくだから・・・
追加した物は以下の通りです。
また、例によって格安店で購入し、自分で取り付けました。


光・電波ビーコンユニット 購入価格 36,000円
   今から考えると高いね〜 これは。
   これを追加することで、自動的に渋滞をさける案内も可能に♪
   FM多重に比べ、より狭い範囲の情報を得ることができるようになります。
   感想としては、もうちょっと安くならないかな〜ってところかな・・・
   肝心の情報の質も今一歩の向上を期待したいですね。

バージョンアップディスク 購入価格 17,000円
   どんどん新しい物が出てくるのは電気製品の宿命・・・
   でも、これを使えば最新の機能が手にはいるのです。
   しかも、肝心の地図も新しくなる〜♪
   12月発売の年度更新版の地図ディスクプレゼント付きで、新しいディスクもゲット♪
   いまどきのHDDに比べればたいしたことないんでしょうけど
   DVD2層ディスク 8.5Gの情報量は十分すごい・・・

D−GPS対応ディスク  購入価格  4,800円
   なぜか当時のパナソニックは他メーカーと違い、D−GPS機能は別売りディスクで
   対応になっていて、最初から付いている機能ではありません。
   FM多重の渋滞情報と同時に使うことはできるのですが、1つの受信機で
   切り替えながら受信するために、D−GPSメインで使用すると、
   肝心の渋滞情報がなかなか受信できない事態に陥りかねません。
   同じ局で両方流してくれれば・・・問題ないんでしょうけど。
   一応、FM多重メインで併用する設定で使ってます。

05年12月、6年ぶりに地図ディスクをリニューアル。
6年も経つと結構道って変わってるんだよね。
年度更新版がなかなか出ないのでもう出ないのかと思ったらやっと発売になったので早速ゲット。
CLK200のナビにも使えるので、いかに本体がボロくてもムダにはなるまい・・・
詳細地図も増えて便利さアップ!気分良し!
そんなことより驚いたのが、プログラムも改善されて自律航法精度もアップするらしい。
全く宣伝されていない機能なのでちょっぴり嬉しかった♪


ナビがコワれた!?

DVD方式のナビは大概数年使っていると時折起動しなくなります。
そんなときは、一旦ディスクを取り出し、文字の書いてない面を見てあまりの汚さに驚き、
丁寧に拭き上げてディスクを入れると動きます。

それでもしつこく何年も使っているとダメな場合も出てきます。
そのときはいわゆるクリーニングディスクも一応有効です。ピックアップレンズを磨きましょう。
ディスク面にハケが付いているような物はすべて、ディスクの取り説に
スロットイン式のカーステ等は不可と書いてありますが、ここは自己責任。

相性などもあるようですが、地図ディスクのようなデュアルレイヤーのディスクは
特に読みとり不可になることが多いように感じます。
映像DVDが視聴できるのに地図を読んでくれないこと多数。

あるとき、どうしても地図が起動しなくなってしまうことがあり、
意を決して、ダメモトで分解整備にチャレンジしてみました。
全く他人にはお勧めできませんが、ピックアップをダイレクトに拭くにはこれしかありません。
結果、成功してなんとか息を長らえることが出来ました。
基盤を傷つけないのは当然、ピックアップ周りは特にデリケートなので注意しましょう。
この作業自体、勿論自己責任ですし、うまくいくとは限りません。
失敗すれば、テレビ専用機になってしまいます。(本体がなくてもテレビは見られる)


なんだかんだ文句もあるけど、結構 各種設定もいろいろできるし、
基本性能的に致命的な不満がないので、結構満足して使ってますよ〜



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