伊豆 某 キャンプ場
2008年4月5、6日訪問。静岡県伊豆市にあるキャンプ場。
土日で予定がとれるのが、この週末を逃すとしばらくなさそうだったので、
あらゆる誘惑を断ち切って、無理矢理キャンプを企画した。
キャンプ自体も冬季中断を経ているので、久しぶりの父子2人旅です。


まずは、サイクルスポーツセンターへ
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自転車に乗りまくった後、
修善寺の温泉に立ち寄り、キャンプ場へ。
今回の我が家。芝サイトを選択。
右上のガードレールは伊豆スカイライン。
テント泊は私たちのみ、
他はバンガローに1組だけでした。


林間(?)サイト
いくら何でも殺風景だと思ってしまうのは
いけないことでしょうか?
まあ、時期が悪かったんでしょうな。
ドッグランの方から見た
キャンプ場全景。
山間の雰囲気はかなりのものがある。


さっき自転車に乗ってたのにまた自転車?
ちょっと乗れば気が済むとはいえ、
元気だね〜
山間だけに、日照時間はやや短め。
朝晩もそれなりに冷える。
その分、毎春悩まされている
伊豆地方の強風は少な目だった。


翌日はさっさと撤収して天城山登山。
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夕方別件があったため、渋滞が
本格化する前に帰宅の途についた。

 場内
主に、芝生のサイトと、林間サイトに別れ、総数で50くらいかな?
林間なら直火も可能。ただ、私が行ったときは、
林間サイトはホームページの写真で見るより相当荒れており、
私たちをしてもちょっとワイルドすぎて直火のメリットもかすんでしまった。
焚き火台が有れば済む話だから・・・
今回は、寝心地が良くグッズが汚れない点で、芝サイトにした。
ドッグランもあって、特に犬連れのキャンパーには良いだろう。
歩いてすぐの所に滝があって、水遊びが出来るらしい。
キャンプ場の立地が、四方を山に囲まれた中にあり、山中にいるという感覚は充分。
雰囲気も、環境も良好だと思う。蛍の季節には乱舞する姿が見られるらしい。
しかし、サイトから見える範囲で、いわゆる民家は見えないものの、
作業小屋や、釣り堀?、電柱などの人工物があり、それはやはり何とも言えない。
そもそも、伊豆スカイラインに面している時点で車の音はあきらめるしかない。
しかし、意外にも(?)、あくまで個人的にはだけど、気にならなかった。

 施設
料金は伊豆にしてはまあまあだと思う。
設備面がそれなりだと言われればそんなもんかもしれないが。
トイレは洋式もあって、キャンプ場のトイレとしては、まあきれい。
風呂やシャワーの類は場内にはない。
主に日帰り用の屋根付きBBQ場がある。
特に子供向け遊具のような物はない。
ドッグランがあるので、犬連れにターゲットを当てているようだ。
FOMA可、ゴミ分別すればOK。

 アクセス
東京からの最速アクセスは伊豆スカイライン経由だろう。
沼津から修善寺経由で来ることも出来るし、伊東側から来ることも出来る。
どのルートにせよ、冷川を目指せばよい。
立地からして、伊豆半島の中心と言って過言ではなく、
ここをベースにあちこち行くなら地理的条件は最高だと言えよう。

 総括
今回は、前後の予定が先にあって、後からキャンプ場を探した面が否めない。
実はここに決めた経緯は、立地条件最優先で考えたときに、
父子2人でのキャンプだと、リーズナブルでいいキャンプ場があるなら、
今更わざわざ高規格なキャンプ場でもないだろうということで、ちょうど良かったからだ。
なるほど、この2日間は細かいハプニングはあったものの、合理的に過ごせた。
しかし、伊豆スカイラインに面しているのは立地の良さの裏返しだ。
そういった場所的な制約なしで選んでいたら、急速に魅力が減退してしまいかねない。
だって、ちょっと走れば、安いだけならもっと安いキャンプ場はあるし、
僅かに金額を足せば、はるかに快適なキャンプが出来る場所はあるのだから、
わざわざ交通量が少ないとは言い難い道沿いでキャンプしなくてもいい気もする。
このキャンプ場は、便利さと不便さ、利用料金、利用条件、環境その他全てが
微妙なバランスの上に成り立っているように感じてならない。
ある特定の条件を優先すればストライクでも、それ以外の場合はまるでダメという具合。
もしあなたが、細かいことは気にしない人、犬連れの人、時間優先の人
であれば、このキャンプ場はお勧めできます。
反対に、高規格でなければダメな人、人里離れたところでないとダメな人などは 
地理的に最高だったとしても、別なキャンプ場を探した方がいいでしょう。

 追記
08年9月、当該キャンプ場よりページ削除依頼が来たので、匿名としました。

                            2008.4.7 作成
                            2008.9.10更新


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