天城山 登山記
2008年4月6日 日曜日。
今日は伊豆半島の最高峰、天城山にチャレンジだ。
じつは、他の地域でもそういう例は結構あるのだが、
「天城山」という山は現実には存在せず、一帯の山域を指して天城山という。
その中の最高峰は万三郎岳で、標高は1405m。


天城高原ゴルフ場横の
ハイカー専用駐車場に駐車。
トイレもあって、快適スタート!
写真撮る角度ミスったかな・・・
背景の山がよく分からん。
天城山縦走路入り口。
9時35分、クライムオン!!
   

40分であっさり万二郎岳登頂。
相変わらず快速登山。
ここは視界もほとんどなく、
休憩する人もまばらだった
尾根を縦走する。
途中、開けたところから見えた富士山。


アケビのトンネル
まるでトトロみたいな気分になれる。
そして11時15分、万三郎岳登頂!
これで百名山も7座目。
高度感はなかなか。
相模湾側も駿河湾側も一望だ。
   

山頂で、お昼にする人がたくさんいた。
まあ、私たちもそのつもりだったのだが。
絶景を肴にラーメンとパンを食べ、
コーヒーを飲んで一休みして下山。
帰りはしゃくなげコース。かなりの急坂だ。
全部で4時間ほどの山行でした。

思ったよりはワイルドなコースでした。
巨石や巨木群、意外に豊かな植生を見ながら歩く。
距離も標高差も程々で、単調ではなく、山に登った感もバッチリ。
百名山の入門としても最適なんではないだろうか。
1400mもあれば、真夏でも一時の涼を得られるのではないかと思う。
また、行程も標高差もたいしたことはないとはいえ、やはり登山には違いなく、
道迷いの可能性のある地点が多数有ったように思う。
もし、少しでも天候不順だったら・・・油断は出来ない。

天城山域は土砂流出が激しいらしく、あちこちで登山道が流されていた。
登山道復旧に使う石のボッカに協力お願いの看板があったが、
実際石を持てと言われて持つかと言えば、結構難しいと思う。
登山道の維持管理の難しさ、それに携わる人たちの苦労は相当な物だろう。
人を集めるだけでも大変そうだ。
私たちが快適登山できるのもこういった苦労の上に成り立っている。
それを改めて感じた1日であった。

                          2008年4月7日作成


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