親愛なる○○○○様
3通目にまで目を通していただけるとは光栄だ。
ここまで読み進んでこられたあなたは、かなり知的レベルの高い方とお見受けする。
私どもは、まさにそのような真に情報の価値をご理解いただける方に貢献したいと思っている。
しかし、いつも慎重なあなたは、もう少し確証をつかみたいとお思いのことだろう。
そんなあなたのために、更に検証を続けよう。
いままでのメールでお送りしたデータは、最終収支でプラスになった人の割合であった。
つまり、損をしなかった人の割合だ。
しかし、ギャンブルの醍醐味は損をしないことではないのを、あなたはご存じのはず。
ギャンブルの醍醐味は、ずばり、「どれだけ儲かったか」だ。
あなたも、そこが一番知りたいところだろう。
では、それぞれの手法で一番儲けた人はどのぐらい稼いだのだろうか。
<一番稼いだ人の最終収支>
| 手法A |
手法B |
手法C |
手法D |
| 7280$ |
1052$ |
380$ |
90$ |

これまたご想像の通りの結果である。
手法Aは最も儲かった人が多かったが、単に人数が多いだけではない。
その獲得金額も比べ物にならないぐらいに莫大であることがお分かりいただけるだろう。
手法Aは手法Bの約7倍、手法Cの約20倍、手法Dの80倍。
他の手法と比べれば、その大きさは決定的である。
プレーヤー全体で一番儲けたのは手法Aの採用者だということが分かった。
では、2番目はどうだろう。
2番目は6000ドルを儲けた人で、やはり、手法Aの採用者だった。
3番目は?
やはり、手法Aの採用者.
もう、じれったい。
結論から言おう。
儲けた人のうち、上位140人が、すべて手法Aの採用者だったのである。
つまり、高額取得者のほとんどが手法Aの採用者だということだ。
やはり、手法Aは圧倒的な強さを誇る。
他の追随を許さぬ鉄壁の必勝法であるのは間違いない。
ところで、ひどいのは手法Dである。
最高金額でも僅かに90ドルである。
手法Dの場合は、プラスになった人がほとんど存在しない上に、最高に儲かってもこの程度なのだ。
このような手法に手を出してしまったら、あなたに成功は訪れない。
ただちに、手法Aに乗り換えるべきである。
いかがだろう。
もうそろそろ、手法Aの真価を実感していただけたのではないだろうか。
ご興味のある方には、追って、さらに詳しい情報を提供することができる。
よろしくご検討のほどを願う。
ギャンブル研究社
|
3通目のメールです。
今度は、人数ではなく、金額です。
その手法で最高どれぐらい稼ぐことができるか、ということを表しています。
手法Aの金額の大きさは、他に比べて際立っていますね。
手法Aは、成功者が多いうえに、儲けた金額も大きいようです。
やはり、手法Aは文句なしに最高のテクニックなのでしょうか。
出されるデータは、すべて手法Aの優秀さを証明しています。
しかも、出されるデータはどんどん極端なものになってきています。
それが、ますます胡散臭さを感じさせます。
でも、これらの数字はすべて本当だとすると、どういうことなんでしょうか。
「きっと何かからくりがあるに違いない」
と、思っていると、4通目のメールがやってきました。
あなたは、4通目のメールを読みますか。

|