2000年4月下旬の日記

新年度から仕事量が増えたこと、パートナーの長*さんとの同居生活を開始したことなどで、生活パターンが少々変化してきました。インターネットに接続する時間も激減し、日記の更新も滞りがちな10日間でした。でも、元気です。(2000年5月6日記)

4月21日(金) 養父の四十九日のために帰省。あれこれあって福岡に宿泊。
[日記]金曜日は自宅から至近距離の校舎で、朝から90分授業を2コマ担当する。授業が進むにつれて生徒たちの目がキラキラ輝いてくるのがうれしい。
明日の午前11時から養父の四十九日法要がおこなわれるので(3月8日、9日、10日の日記を参照)、今日のうちに我が一族の本家のある長崎県某市へと移動することにした。自宅で、長*さん(銀河のパートナー/同居人)から借りた男物のスーツに着替える(一応、親戚筋に気を遣ってそうすることにしたのだが、通夜と告別式のときには、ノーメークで男物の黒いスーツを身にまとっていたのにもかかわらず、「**ちゃんがお嬢ちゃんになって帰ってきた」とひと騒動されたから、次からは女物のスーツでもかまわないのかもしれない)。自宅近くのJRの駅に飛行機のチケットを買いに行くが、長崎空港行きの便はすでに満席。仕方がないので、いったん福岡空港へ飛び、長崎本線の最終の特急で某市に向かうことにする。チケットを買った後は、美容院で髪の毛を黒く染めてもらう。
飛行機のチケットには銀河の日常生活での通称(戸籍上の姓+女性的な名)と「43F」(43歳女性っていう意味ね)の文字が記載されている(購入時の申込書は性別欄を空欄にしておいたのだが、ちゃんとFにしてもらえた)。男物のスーツを着てノーメークだったけど、搭乗手続きカウンターも何の問題もなく通過(帰りの長崎空港でも同様だった)。ところが風が強かったせいで、飛行機が予定時間を大幅にオーバー。福岡空港に到着したときには、長崎本線の最終の特急まであと20分しかなかった。急いで博多駅に向かうが、ギリギリで間に合わない。今日中に長崎県某市に移動するのはあきらめ、今晩は福岡の実家(実の父母と弟が住む家、つまり銀河が育った家は福岡にある)に泊まることにする。でも、鍵がない(実家はすでにみんなが本家に向かったので留守)。実家の世話をしてくださっているお手伝いさんが鍵をお持ちだというので、いったんお手伝いさんのご自宅に寄って、鍵を借りてから実家に戻る。なんやかんやで布団に入ったのは、午前1時。

4月22日(土) 養父の四十九日。アクシデントもあり意外なできごともあり。
[日記]福岡の実家で目を覚ますと、もう朝の8時。四十九日法要の開始時間は11時だ。あわてて支度をして、博多駅へ。ホームに停車していた長崎本線の特急に飛び乗る(10時過ぎには目的地の長崎県某市に到着するはずだった)。ところがこのとき大失敗をしてしまった。長崎本線は佐賀県の「肥前山口」という駅で、線路が長崎行きと佐世保行きに分岐する(博多駅を出発するときには長崎行きと佐世保行きの車両が一緒になっていて、肥前山口で2つに分かれる列車も多い)。本家のある長崎県某市へ行くには、長崎行きの方に乗らなければならない。博多駅に停車していたのは「佐世保行き」の車両と「長崎ハウステンボス行き」の車両が連結した特急だったので、銀河は何の疑いもなく「長崎ハウステンボス行き」の方に乗車した(「長崎」って書いてあるものね)。ところが、車両を切り離すために長めに停車するはずの肥前山口をあっという間に通過。怪訝に思って確かめてみると、「長崎ハウステンボス」駅も佐世保方面にあることが判明する。ビックリして次の駅で下車。折り返し肥前山口に戻るが、次の長崎行き特急は1時間待たなければ来ない。本家に連絡すると、お寺さんの厚意で法要の開始時間を少し遅らしてもらえることになった。長崎県某市に到着したのは11時半。そのままタクシーでお寺へ。約20分の遅刻だった(ちょっとみっともなかった)。
通夜や告別式のとき(3月9日、10日の日記を参照)とは違って、親族間のいざこざもあまり表面化せず、とりあえずはお食事会まで無事に終了。その後は弟と相続税の支払い方法について相談(養母と、本家の養子に入っている銀河および弟の相続税が、下手をすると3人分合わせて4億円だとか5億円になってしまうらしい)。
面倒なことはみんな弟に任せて(ごめん)、夕方には長崎空港から帰京。新宿西口で長*さんと食事をしていると、トランス(用語についてを参照)界の大先輩(年齢は銀河と同じだけど)NMさんから電話がかかってくる。今日の銀河の行動についてやけに詳しくご存じなので不思議に思っていると、なんと歌舞伎町で、さっきまで四十九日法要で同席していた東京の叔父とNMさんが一緒に飲んでいるというのだ(あまりのことに、しばらく事態が把握できず呆然)。誘われるが、むちゃくちゃ疲れていたので辞退。この東京の叔父は「隠れゲイ」で(親戚のなかでもこのことは一部の者しか知らない)、銀河のこともうすうすはご存じのようだから、まあいいんだけど(それにしてもビックリ仰天してしまった)。

4月23日(日) 疲れ果てて、一日中寝ていた。
[日記]東京に戻ってくると、法事だの親族の争いだの莫大な遺産だの相続税だのが遠い世界のことのように思える。一昨日、昨日と乗り物での移動ばかりだったので、さすがに疲れ果てて、今日は一日中ベッドで毛布にくるまってダウンしていた。
[BGM]Trinovox,"Mediterranea." トリノヴォクスはイタリア出身の3人組超絶技巧派ア・カペラ・グループ(ドイツを中心に活動していると言う)。ヴォーカルだけでなく、ギターやドラムスなどの楽器の音まですべてを人間の声だけで演奏するという、キューバで言えばヴォーカル・サンプリング、アメリカで言えばミルス・ブラザーズやインク・スポッツ(ちょっと古いかな)みたいなグループだ。イタリア語で「3」を意味するtrinoと、「新しい」って意味のnovoと、「声」を表すvoxをつなげたグループ名が、彼らの音楽のコンセプトをよく表している(このネーミングは最高だ)。97年発表の本作は、紀元前7世紀から現代に至る地中海沿岸諸国の詩人たち(レズビアンの元祖サッフォーも)の作品に、自分たちで曲をつけ演奏したもの。詩はイタリア語だけでなく、フランス語、スペイン語、シチリア語、ヘブライ語、アラビア語、トルコ語、アンダルシア語、サルデーニャ語、トスカーナ語、ラテン語、古代ギリシア語にまで及ぶ(未聴だが、ファースト・アルバムでは、なんと松尾芭蕉の俳句に曲をつけて日本語でうたっていたらしい)。曲の方は地中海の民族音楽の系譜を引くものではなく、完全な現代ポップ(フランク・ザ?パあたりと共通する感覚があるような気がする)。技巧の限りを尽くしたサウンドに感嘆。特に、人間の声で表現するエレクトリック・ギターの音色は感動もの。

4月24日(月) 銀河は「母親」体質を徐々に露呈しつつあります(笑)。
[日記]月曜日は都内の某校舎。午前中に90分授業を2コマ、夜に現役生(高校3年生)対象の授業を90分。先週の水曜日に始まった新学期だが、今日で1週間のスケジュールがひとまわりしたことになる。生徒募集がうまくいったためか(今年はうちの予備校のひとり勝ちに近い様相だったらしい)、どの校舎も例年になく明るい雰囲気。今年一年、楽しく仕事ができそうだ。
長*さんと一緒に暮らし始めて10日が過ぎた。自分でもうすうすは気づいていたことなのだが、銀河はどちらかと言えば「ハウスワイフ」じゃなくって「母親」体質の持ち主だ。長*さんの帰宅する時間に合わせてお風呂にお湯をためておいて、入浴中は背中を流してあげたり、リヴィング・ルームで寝込んでしまった長*さんをパジャマに着替えさせて、ベッドまで連れて行ったり、朝はちょっとだけ早起きして朝食を用意したり。で、こういうことの根本にあるのが、どうやら「ハウスワイフ」的な感覚じゃなくて、ちょっと世話の焼ける子供をなだめすかしながら世話を焼く「お母さん」的心情のような気がするのだ。パートナーと一緒に生活することは、自分を発見することでもあるんだなって、ちょっとばかり思っているここ数日。
[BGM]Vocal Sampling,"Una Forma Mas." ヴォーカル・サンプリングはキューバのア・カペラ・グループ。キューバ音楽の名曲や自作の曲を取り上げ、演奏のすべて(楽器の音まで)を人間の声で表現する。97年の来日公演も大好評だった彼らの、これは93年ドイツ録音のデビュー・アルバム(そう言えば、昨日の[BGM]で紹介したトリノヴォクスもドイツを中心に活躍している)。高度な技巧を駆使しているのだが、(トリノヴォクスと違って)あまりそれを意識させず、聞き手を楽しくウキウキした気分にさせてくれる(そういった意味では、アメリカのミルス・ブラザーズやインク・スポッツの系列に並ぶのかもしれない)。映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』でキューバ音楽に関心を持った方々に、次にぜひお勧めしたいのが彼らのアルバムだ。トレース(キューバ音楽で使われる6弦ギター。ふつうのギターよりも高音)の音を模写したスキャットがとりわけイイ味。こうやって聴いていると、どんなにテクノロジーが進歩しても、人間の声が最高の楽器なんだなって実感する。ちなみに、キューバには女性ア・カペラ・グループのヘマ・クアトロっていうのもあって、こちらも必聴。
[読書記録]中村うさぎ『だって、欲しいんだもん!―借金女王のビンボー日記』(角川文庫)。『週刊文春』連載中のエッセイ「ショッピングの女王」がイイ味を出しているので、文庫化されている作品を買ってきて読んでみた。少々古いけど(単行本で出たのが97年)、こちらの方も抜群に面白かった。筆者の中村うさぎさんは売れっ子のジュニア向けファンタジー小説家なのだが、エッセイの方は自らのブランド物買いまくり生活を書きつづったもの。75万円のカーテンを買った翌日に90万円のソファーを買ったり、1ヵ月のアメックスのカード使用額が450万円になったりという豪快な買い物ぶりの一方で、公共料金が払えずに水道を止められたり、住民税を何百万円も滞納してひどい目に遭ったり(うーん、人のことは笑えないや、私も)、カードの支払いのためにアコムで借金したり、質屋に通ったりという浪費ビンボーぶり。買い物依存症の当事者による闘病記とも言えそう。同じく買い物依存症気味の私は、同病相憐れむ気持ちになりました。文庫版の解説は精神科医の斉藤学氏(麻布十番の斉藤学診療所でおなじみ)。

4月25日(火) 先週に引き続き、火曜日は授業準備で死にそう。
[日記]火曜日はお休みなんだけど、水曜日から始まる1週間に備えての授業準備が大変。先週の火曜日が徹夜になってしまった(4月18日の日記を参照)のに懲りて、毎日少しずつ準備を進めていたのだけど、先週末に九州に帰ったこともあって、やっぱり授業準備に追われる一日になってしまった。それでも、少々早めに取りかかっていたこともあって、午前2時には終了。4時間半の睡眠は確保した。
[BGM]Gema 4,"Gemas." ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ・プレゼンツのイブライム・フェレールのアルバムにも参加した、キューバの4人組女性ア・カペラ・グループ、ヘマ・クアトロ(映画『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』にもほんのちょっとだけ登場)。99年の暮れにリリースされたとおぼしきサード・アルバムは、これまでの2枚とは違って、11曲中7曲に小編成のバック演奏がついている。もともとヴォーカル・サンプリング(キューバの男性ア・カペラ・グループ)あたりに比べてコンテンポラリー・ポップ寄りという印象が強かった彼女たちだが、バックに演奏がついたことでさらに音楽性の幅が広がった感じがする。ブラジルの女性コーラス・グループ、クアルテート・エン・シーを連想させる、ちょっとジャズ的なサウンド。ブエナ・ビスタ効果で、日本でも売れてくれるといいな(日本盤タイトルは『光る石』)。

4月26日(水) iCabで快適なブラウジング。
[日記]今日は千葉県の某校舎で、90分授業を午前中に2コマ、夜に1コマ。今学期は水曜日始まりなので、今日の授業はどれも初めて講義する内容(明日から月曜日までは、同じ内容の授業をあちこちの校舎でくり返すだけ)。1週間のうちでもいちばん神経を使う日だ。
帰宅後、久しぶりにインターネットに接続。もっぱら音楽系のサイトを見てまわる。現在使っているブラウザーは定番のInternet Explorer 5と、iCab(ドイツ生まれのMac専用ブラウザー)。Internet Explorer 5もiMacにぴったりのインターフェイスがいい味を出しているんだけど(銀河はMacユーザーだけど、マイクロソフトは別に嫌いじゃない)、最近のお気に入りはなんといっても軽快なタクシー、iCabの方だ。容量は3MBだし、必要なメモリーもたった4MB。複雑な機能はないけど(JAVAScriptとかは表示できない)、とにかく軽くてすいすい動く。Internet Explorer 5が図体のでかいアメ車だとしたら、iCabは燃費のよいドイツ製の車と言ってもよいかもしれない(銀河は車なんて運転したことないし、まったく知識もないので、この比喩が適切かどうかはわかりません。見当はずれだったらゴメンナサイ)。ジオシティーズとかの無料ホームページなんかによく出てくるウザったい広告もカットされるんだよ。
面白いと思ったのは、表示しているページのHTMLに文法的な間違いがないかどうかを判定してくれる機能。間違いがなければグリーンのスマイル・マーク(例のお馴染みのやつね)が、軽度な間違いだったら黄色のスマイル・マーク(スマイルはしてないから、単なるフェイス・マークかな)が、重症の間違いだったら赤いしかめっ面マークが、ツール・バーの右端に表示される仕組み(そのマークをクリックすると間違いを全部指摘してくれる)。ところがね、いろんなページを見てまわっても、グリーンのスマイル・マークを見ることができるページって、iCabのホームページ日本語によるiCabのホームページぐらいしかないんだな(笑)。黄色のフェイス・マークのページもほとんどなくって、たいていのページは(アップルとかマイクロソフトとかのコンピューター関連企業のホームページも)赤いしかめっ面マークになるの(もちろん、銀河のページもお酒に酔ったみたいな真っ赤っかの顔だ)。
今出まわっているのは正式リリース前のiCab Preview 2.0って無料ヴァージョン(もちろん日本語版がちゃんとある)で、Mac系の雑誌の付録CD-ROMにも収録されているし、iCabのホームページここからも10分ぐらいでダウンロードできる(日本語によるホームページもあって参考になる)。カスタマイズ用のアイコンも、たくさんあって(いろんな人が自作のアイコンを公開している)楽しいよ。夏には有料の正規版がリリースされるそうで、無料版が使えるのはそれまでらしいんだけど、Macユーザーのみなさんには超お勧めです。
[BGM]The Kinks,"Muswell Hillbillies." キンクスの過去のアルバムのうち、特にファンの間で要望が高かった12枚が、オリジナル紙ジャケ仕様でリリースされた。個人的に彼らのアルバムのなかでいちばん好きなのがRCA移籍後の第1作『マスウェル・ヒルビリーズ』(71年)。アメリカ進出が最大の目的だったRCA移籍なんだけど、このアルバムは商業的には成功を収めることができず(全米チャートで最高100位)、ファンの間でも賛否両論があるようだ。一般的には、キンクスが当時のアメリカのカントリー・ロックやスワンプ・ロックの影響を受けて制作したアルバムとされているが、ジャケットがアイリッシュ・パブの店内の写真になっていることからもわかるように、大英帝国のミュージック・ホール全盛期の伝統をも引き継いだ、実にイギリス的な匂いが濃厚な作品だ。イギリスのミュージシャンによるすぐれたカントリー・ロックやスワンプ・ロックといえば、ロニー・レインやグリース・バンドのアルバムが思いつくが、キンクスのこれはそれらよりもさらにイギリス的にねじれた味わいがある。レイ・デイヴィスの皮肉の効いた歌詞も絶好調。

4月27日(木) 自宅近所の鹿児島料理のお店へ。
[日記]銀河の自宅の近所には鹿児島料理を売り物にしている飲み屋さんがある。前々から気にはなっていたのだが、銀河には飲酒の習慣がないので、気になりつつもそのままになっていた。長*さんと一緒に暮らすようになってからすぐに、このお店のことを屋久島出身の長*さんに教えてあげたのだが、数日前にひとりで立ち寄って、お店のご主人(鹿児島出身)とすっかり仲よくなったらしい。というわけで、今夜はふたりで行ってみる。「つけあげ」と「きびなごのお刺身」を食べてみたんだけど、マジでおいしい(これまで行ったことのある鹿児島料理のお店のなかで、いちばんかもしれない)。すっかり気に入ってしまった。年中無休で朝の5時までやっているというので、これからは利用する機会も多くなりそうだ。
ふたりで生活し始めると、ひとりのときとは行動範囲がずいぶん変化したりする。これまでに行ったことのないところへ頻繁に行くようになったりして、ちょっぴり新鮮な気分だ。
[読書記録]田中克彦『「スターリン言語学」精読』(岩波現代文庫)。ソ連史の悪夢としてその存在が全否定されているスターリンだが、すぐれた言語学関連の論文を何本も遺していることは意外に知られていない(故意に知らされていない)。本書はスターリンの言語理論を左翼運動のドグマから解放し、同時代のヨーロッパの他の言語学者たちと比べながら、言語学のコンテクストからソヴィエト・イデオロギーを検証しようとする意欲的な試み。その目的が完全に成功しているかどうかについては論が分かれるところだろうが、スターリン言語学の検討を通して、逆に近代ヨーロッパ言語学史のエッセンスがくっきりと浮かび上がってくる仕組みになっているのに感嘆した。スターリンの論文「マルクス主義と言語学の諸問題」を併載。

4月28日(金) 給料日。大量のショッピングで至福の一日。
[日記]今日は給料日(うちの予備校は月末が給料日)。午前中で仕事を終え、午後からは新宿へ。週末だし、ショッピングにはもってこいの日。
最初は、東口のワシントン靴店の3階(大きなサイズの婦人靴のフロア)で春夏用のサンダルを1足買ったらすぐに帰宅するつもりだったのだが、履き心地のよいものがいくつか見つかったので、同じものを色違いでそろえたりして、結局、6足も買ってしまう(7万円強)。これで歯止めがはずれてしまった。西武新宿の駅ビル(ペペ)4階にオープンしたばかりのユニクロでカジュアル・ウェアを大量に買い(あのユニクロで5万円近くも使ってしまった)、紀伊国屋書店で書籍を5万円分(白川静著作集の既刊分をそろえる)。買ったものを両手で持ちきれなくなったので、いったん自宅に戻って荷物を置いてから、また新宿へ(途中から脳内麻薬が出まくって、忘我の状態。自制が利かなくなる)。丸井地下のヴァージン・メガストアでCDを30枚。三越の2階のGAP(最近いちばんのお気に入り)で店員さん(GAPの店員さんの接客はとても気持ちがいい)に勧められるがままに試着をしまくって、6万円を消費。その他、使い捨てのコンタクト・レンズを2ヵ月分とか中村屋のケーキとか。トリップしたまま、幸福感に包まれて帰宅。

4月29日(土) 買い物の歯止めが利かない。
[日記]昨日火がついたショッピング魂は不滅。今日もまたGAP(今度は新宿南口の店舗)でお買い物(デニムのベストがとってもかっこよかったの)。
銀河のショッピングの基底にあるのは、物欲というよりもむしろ浪費欲だ。お買い物の最大の快感は、どうもレジでお金を払う瞬間にあるような気がする。そう言えば、蕩尽する快楽こそが文化を創るって、昔、どこかの文化人類学者かだれかが書いたもので読んだ覚えがあるなあ。
[BGM]Mar'ia Creuza,"Yo, Mar'ia Creuza." ブラジルの美貌の歌姫、マリア・クレウザ(1944年生まれ)。個人的にはブラジルの女性歌手のなかでいちばん好きなのが彼女だ。もう20年ほど前のことになるが、六本木のピット・インでの来日公演のときに楽屋でサインをしてもらったのが懐かしい。この盤は、本格デビュー直前の71年にアルゼンチンで録音されたアルバムの初CD化。ブラジルのスタンダード・ナンバーばかりを、透明感のある声でクールにうたいあげる。

4月30日(日) 目標通り、1ヵ月で2キロの減量に成功!
[日記]4月1日から開始したダイエット。当初は68.5キロだった体重が、今日の時点で66.5キロ。予定通り1ヵ月で2キロの減量に成功した。ちなみに、この1ヵ月心がけたことは次の通り。
(1)毎日、決まった時間に規則正しく3食を摂取する(食事の間引きは絶対にしない)。
(2)6食に1回(つまり2日に1回)は、通常の食事をダイエット用の代用食(ドリンク・タイプとビスケット・タイプの2種類)に置き換える。
(3)過食を抑える(適度な食事量で満足感を得られるようにする)サプリメント、栄養強化サプリメント、コレステロールを除去する効果のある食物繊維のサプリメント、糖分や脂肪の吸収を阻害するサプリメントなどをそれぞれ1日2回ずつとる。
(4)ケーキとアイスクリーム(大好き!)は特に我慢しない(ただし、規則正しく3食をとっていると、ケーキだとかアイスクリームとかを食べたいという欲求があまり生じなくなった)。
(5)エレベーターとエスカレーターを使うのは極力やめ、階段を利用する。
健康的なダイエットのためには、毎日3回きちんと食事をするのがいちばんだと強く実感(特に朝食を抜かないことだよね)。それに、急激な減量(リバウンドと肌荒れの原因)を避けることも大切だ。少しずつ、気長にね。
さて、5月。10日ごとに0.5キロのペースで減量していって、5月末には65キロが目標だ。


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