久喜   くき   Kuki   東武伊勢崎線


新幹線が上を走る東口は東武が管理

「久しく喜ばしい」と縁起がいい駅名

沿線の光景(和戸駅から)

 和戸から久喜までは3.8kmと浅草からこれまでと比べて長いが、電車は田園地帯のほぼ直線の線路を快走するので、それほど時間はかからない。和戸駅を出発するとすぐに備前堀川を渡り、しばらくは住宅と畑と田んぼが入り混じるようになる。備前前堀川を渡り、やがて田園地帯を走る線路とやや離れたところを並走する道路に住宅が並ぶという光景が展開し、東武伊勢崎線は久喜市に入る。住宅が増え始め、左手から東北新幹線の高い高架橋が近づき、東武伊勢崎線は右にカーブしながら、JR宇都宮線(東北本線)と合流する。そして、東北新幹線の高架橋の下を通ると、3線が並走しながら久喜駅に到着する。


駅案内

 JR宇都宮線(東北本線)との接続駅である久喜駅は乗り換え客が多い駅である。駅の出入口の改札より乗り換え口の改札の方が広い。東武線で館林方面から来て、ここでJRに乗り換えて、大宮、東京方面へ行くという客が多い。また菖蒲の里でもある久喜市の玄関口であり、駅周辺も整備されて人通りが多い。このため東武線のホームにも人が多い。東武動物公園以南の賑わいが戻ったかのような駅である。以前よりこの地域の中心地であったが、2010年3月に周辺の鷲宮町、栗橋町、菖蒲町と合併し、重要性が増している。

 2006年3月18日からは特急「りょうもう」の一部が停車するとともに、東急田園都市線・半蔵門線からの直通電車の運転区間がこの駅まで延長された。そしてここから先の館林方面へは特急を除いて日中は乗り換えることとなった。これにともないかつては1面しかなかったホームも増設工事が行われた。なお、駅のそばを東北新幹線の高架橋が通るが、駅は無い。その点では少々損な駅である。


のんびりムードの東口

JR線と並んでホームがある

こちらは東武線の改札口

広い乗り換え専用改札

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔商業施設〕

 〔その他〕

 〔路線バス〕

 〔関連サイト〕


JR線の改札口は東武線より広め

西口はJRが管理している模様

ペデストリアンデッキも整備されている

駅前にあるビル「サリア」

駅データ


西口にある再開発を記念する像

駅の横を東北新幹線が通過する

JR宇都宮線でも利用客がかなり多い駅


トップ駅紹介和戸/久喜/鷲宮   参考資料