横浜  よこはま   Yokohama   東急東横線・横浜高速鉄道みなとみらい線


西口の駅ビル

東急東横線はここまで

沿線の光景(反町駅から)

 現在、電車は地下をそのまま走行して横浜駅に到着するが、地下化以前も反町駅を出発するとすぐに、高島山トンネルに入っていた。旧線では高島山トンネルを出た電車は1926年2月14日から1928年5月17日までは終着駅であったにもかかわらず、1950年4月7日に廃止された旧神奈川駅の跡を通過し、低い高架橋を走っていた。

 東横線はそのまま鶴屋町の跨道橋を渡り、左手にはJR線と京急線の線路と首都高の高架橋、東口のビル群、右手にはビル街を見ながら、川と川の上の首都高の高架橋のあいだを通って横浜駅に進入していた。この光景も過去のものとなり、横浜の街の光景から東横線は消えた。


駅案内

 神奈川県内の駅で最大の利用客数を誇る横浜駅であるが、行政機関やオフィスは関内駅周辺、観光名所はみなとみらい地区や元町・山手地区周辺に集中しており、横浜駅周辺は純粋な商業地域となっている。

 地下化以前の東横線横浜駅はシアルとJR線の間という便利な位置にあり、JR線、京急線との乗り換えも専用改札を通じてスムーズに乗換えができた。しかし、ホームや階段、改札口などが狭く、ラッシュ時や下り電車の到着時にはホームが人であふれ、ぎりぎりの状況であった。

 地下化によりホームは地下5階となり、出入りや乗換えには不便になったが、ホームの幅は広がり、ホームと地下3階の改札口を結ぶエスカレーターやエレベーターも整備され、ゆとりのある駅となった。改札口周辺も地下とは思えないほど明るく広々としている。改札口近くのお手洗いは男性用の一部の区画が扉により分割可能で、女性用の清掃時には一部を女性用にすることができるなど、いろいろと工夫も凝らされている。JR線の下を横断して駅の東西を結ぶ自由通路も1本から3本に増え、混雑が緩和されている。

 しかし、東横線・みなとみらい線の改札口と地下1階の自由通路を結ぶ階段は狭く混雑している。また特に、相鉄線、市営地下鉄との乗換えでは長い通路を歩かされることになる。このあたりではエスカレーターや動く歩道などの増設も検討の余地があるだろう。

 東急電鉄東横線はこの駅まで、ここから先は横浜高速鉄道みなとみらい線となる。乗務員は運転士、車掌とも東急の乗務員がそのままみなとみらい線内も担当する。境界駅である横浜駅も東急の管轄である。なお、駅構内の売店は一部を横浜高速鉄道が受け持つことになり、横浜高速鉄道では京急の子会社に出店の権利を与えたため、東急の駅ながら京急系の売店があるのが面白い。


西口にはデパートやホテルが多い

地下5階にある広々としたホーム

改札口も広々としている

西口の高島屋

周辺案内

※ 駅からの所要時間は地上(中央西口付近)に出てからを基本にしています。東横線地下改札口から地上までは3〜5分ほどかかります。

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔商業施設 西口方面・駅構内〕

 〔商業施設 東口方面〕

 〔その他〕

 〔路線バス〕

 〔空港連絡バス〕

 〔高速バス〕

 〔深夜急行バス〕

 〔関連サイト〕




駅データ


東急と横浜高速鉄道の分界点

みなとみらい線方面ホームの駅名標は青色



トップ駅紹介反町/横浜/新高島 (旧)高島町   参考資料