菊名 きくな   Kikuna   東急東横線


横浜線とは反対側の出入口

東横線の重要駅のひとつ

沿線の光景(大倉山駅から)

 大倉山の街を高架で抜けると電車は地平に下り、JR東海道新幹線の高架橋の下をくぐる。新幹線車両の姿もしばしば見られるが、停車する列車が多い新横浜駅がすぐ近くにあるので、減速している列車を見ることが多い。

 地平区間を踏切無しで通過し、電車は再び高架上を走る。この区間は立体交差化のため、地上にあった線路を一晩で高架に切り替えた区間である。線路のそばに住宅、左手少し離れたところに横たわる丘、右手遠くには新横浜のビル群を見たあと、左手の大型ショッピングセンター「サミット」の横を通過すると、まもなく菊名駅に到着する。


駅案内

 特急を含む東横線のすべての列車が到着する菊名駅であるが、利用客はJR横浜線との乗り換え客が圧倒的に多い。駅前は、住宅地の中の狭い道の両側に小規模な商店街がある程度である。近隣でかつては同じく乗り換え専用駅であった新横浜駅が発展していったのとは対照的である。そのためか、JR横浜線の快速は長い間、菊名駅には停まらなかったが、2006年3月18日のダイヤ改正から停車するようになった。

 かつては東横線とJR横浜線との間には改札口がなく、直接、乗り換えることができたが、現在はJR管理の中間改札が設けられている。またずっと以前には東横線と横浜線との間に短絡線が存在し、東急の新造車両の搬入などに使用されたが、こちらも今はない。大倉山駅から菊名駅までの立体交差化が行われるまでは、ホームの渋谷寄りに踏切があり、電車の渋谷寄りの1両はホームにかからずドアが開かなかった。

 かつて東横線に乗り入れていた日比谷線からの直通列車は菊名駅が終点であった。2013年3月に副都心線との乗り入れが開始されると同時に、日比谷線との直通は行われなくなったが、その後も渋谷方面への折り返し電車が終日に渡って設定されている。ホームから改札口への階段は最も横浜寄りにあり、渋谷よりのホームの幅は狭い。朝は当駅始発の電車の座席確保待ちの行列でホームが混雑する。特急運転開始以降は菊名駅で待ち合わせをする列車が日中を中心に大幅に増加したため、あわただしくなった。

 駅前と駅の中とのギャップが大きい駅である。


駅前の商店街

ホームの幅はあまり広くない

駅の規模に比して改札は小さい

JR線連絡口への通路

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔商業施設〕

 〔その他〕

 〔横浜線沿線の見どころなど〕

 〔路線バス〕

 〔関連サイト〕


JR横浜線菊名駅


駅データ






トップ駅紹介大倉山/菊名/妙蓮寺   参考資料