大倉山  おおくらやま   Okurayama   東急東横線


東横線らしい駅

旧大倉財閥が由来の駅名

沿線の光景(綱島駅から)

 綱島を出発し、高架上から商店街を見下ろす間もなく電車は鶴見川の鉄橋にさしかかる。多摩川と比べて鉄橋の高さが低いのが特徴で、川面がよく見える。左手の下流には綱島街道とJR東海道新幹線の端もそれぞれ見えるが、そちらも橋の高さは低い。2002年8月上旬に多摩川に現れた「たまちゃん」ことアゴヒゲアザラシは8月下旬に鶴見川のこの付近に現れ、見物人が殺到した。このアザラシは9月には横浜駅付近の帷子川、その後、今は無き桜木町駅付近の大岡川に現れている。よほど東横線の沿線が気に入っていたらしい。

 鶴見川を渡り右手に河川敷を利用した自動車学校を見たあと、電車は住宅街の中の築堤の上を走行する。しばらくすると切通しの中に入り、両側に坂道を見て、大倉山駅に到着する。綱島駅から大倉山駅までの駅間距離は東横線第2位の長さの1.7km、綱島駅の前後の区間はどちらも長い。


駅案内

 坂道のある住宅街、駅前に並ぶ商店街、近くの文化施設や女子高校の存在、東横線といわれて一般の人がイメージしそうなものがそろっており、その意味では最も東横線らしい駅ともいえる。東横線らしい駅というと田園調布駅や日吉駅を思い浮かべる人も多いであろうが、前者は東横線の中でも際立った高級住宅街、後者は学生が特に多い駅であり、大倉山駅の方がより平均的であるといえる。駅の利用客や駅前の人通りは少なくないが、なんとなくのんびりとしたムードが漂う駅である。

 港北区役所は当駅が最寄り駅、横浜市の区役所は主要でない駅の近くにある場合が多いようだ。


駅前の商店街

ホームは微妙にカーブしている

街角には彫刻が

駅のそばにある坂

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔商業施設〕

 〔その他〕

 〔路線バス〕

 〔関連サイト〕




駅データ


綱島駅を出てすぐに鶴見川を渡る電車

ここも駅舎は高架下にある



トップ駅紹介綱島/大倉山/菊名   参考資料