学芸大学  がくげいだいがく   Gakugei-daigaku   東急東横線


ホームは高いところにある

大学のない「大学駅」

沿線の光景(祐天寺駅から)

 祐天寺を出た電車はそのまま高架橋をほぼ真っ直ぐ進んでゆく。中小ビルと住宅の入り混じった光景が続き、やや単調な車窓となる区間である。右に五本木小学校が見えるとまもなく駒沢通りと斜めに交差し、学芸大学駅に到着する。


駅案内

 駅名の由来となった東京学芸大学がはるか以前に東京都小金井市に移転してしまい、お隣の都立大学駅とともに「大学の無い大学駅」になってしまっていることは有名である。大学の付属高校は残っているところも都立大学駅と同じである。戦前は学校の校名変更にあわせて頻繁に駅名の変更が行われたが、機械化、電子化が進んだ現在では、駅名の変更を行うとすれば大変なコストがかかりそうである。

 とはいえ、東急としてもこの状態を放置するわけにもゆかなかったようであり、駅名の変更の是非について、1999年に東急電鉄により住民アンケートが行われた。しかし、結果は学芸大学駅周辺の住民については、変更に賛成という票が過半数に達せず、変更は沙汰やみとなった。駅名を変更しようにもしっくりとくる適当な地名がないというのも事実である。とはいえ、将来にわたってこの駅名のままでいいのかというのは課題として残りそうである。

 戦前の東横線急行運転開始以来の急行停車駅であるが、線路が真っ直ぐでスピードが出る区間ということもあり、特急は速度を上げて通過する。駅は島式ホームとなっており、高架橋がかなり高い位置にあるため、改札からホームまでは結構昇ることになる。


にぎわう西口商店街

ホームは島式

改札口はあまり広くない

高架下にも商店が続く

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔商業施設〕

 〔その他〕

 〔路線バス〕

 〔関連サイト〕


ボート遊びもできる碑文谷公園

東急の工場の跡地に作られたスイング碑文谷

駅データ






トップ駅紹介祐天寺/学芸大学/都立大学   参考資料