祐天寺  ゆうてんじ   Yutenji   東急東横線


地方の拠点駅のような駅舎

各駅停車のみがとまる

沿線の光景(中目黒駅から)

 中目黒を出るとすぐに日比谷線の留置線が東横線の上下線の間に現れる。この留置線では東京メトロ車両のほか、乗り入れてきた東武の車両も頻繁に見かける。車窓の右側の遠方はやや小高い感じを受けるが、その近辺は世田谷区であり、三軒茶屋のキャロットタワーもよく見える。

 蛇崩川緑道を越え、中小ビルと住宅が入り混じったほとんど平らな地域を、東横線は高架線で進んで行く。この光景が都立大学駅付近まで続いてゆくことになる。特急や急行に乗ると快足を飛ばすこの区間も、各駅停車に乗るとスピードを上げるまもなく祐天寺駅に到着する。


駅案内

 渋谷から自由が丘までの区間で最も目立たない駅を挙げるとするならば、この駅であると思われる。駅も相対式ホームがあるだけののんびりとしたムードの駅である。

 しかし、ホームの幅は広い。さらにこの駅には中目黒駅や学芸大学駅にも無い定期券売り場が2006年4月30日まであった。なぜこの駅に定期券売り場があったのかは不明であるが、その点では面白い駅である。駅の周辺には個性的な商店が多いのが特徴である。

 駅の名前の由来である祐天寺は駅から徒歩7分のところにある。享保の改革で寺院関係の財政支出が抑えられていたなか、祐天上人の熱心な活動が実り建立されたという歴史を持つ寺院である。


駅前は狭い路地に商店街がつづく

ホームは広くてゆったり

改札口付近も横幅が広くてゆったり

改札口そばにある定期券売り場

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔商業施設〕

 〔その他〕

 〔路線バス〕

 〔関連サイト〕


駅名の由来の祐天寺

祐天寺にある板絵

駅データ






トップ駅紹介中目黒/祐天寺/学芸大学   参考資料