中目黒  なかめぐろ   Naka-meguro   H-01   東急東横線・東京メトロ日比谷線


新山手通りの上にある駅ホーム

日比谷線との接続駅

沿線の光景(代官山駅から)

 代官山駅を出た電車はすぐに渋谷トンネルに入る。反町〜横浜間にあった高島山トンネルが、みなとみらい線開業に伴い廃止となった今は、このトンネルが東横線で唯一のトンネルとなっている。なお、東急線のトンネルはこのトンネル以外はすべて田園都市線に存在する。

 渋谷トンネルの上には旧山手通りが走っており、東横線はそのしたをくぐり、トンネルを出ると目黒区に入り、線路は下り勾配となり上下の線路が分かれる。左から駒沢通りが近づくと、駒沢通りの下を進んできた日比谷線が東横線の上下線の間に顔を出す。

 2000年3月に日比谷線の脱線事故が起こったのはこの付近である。脱線した菊名行きの列車の最後尾車両が、竹ノ塚行きの列車の側面に激突し、死傷者を出す大惨事となった。日比谷線と東横線の下り線との間にはこの事故の慰霊碑が建てられている。

 日比谷線を右に見つつ目黒川を渡ると、まもなく中目黒駅に到着する。


駅案内

 東横線と直通運転を行う東京メトロ日比谷線との接続駅であり、日比谷線に直通する東武伊勢崎線の列車も頻繁に顔を出すため、ホームの案内表示の行き先には北千住のほかに北越谷や東武動物公園など埼玉県の行き先が目立つ。ラッシュ時を中心にホームは乗り換え客で混雑するが、ホームの幅は狭い。東横線の特急運転開始当初は中目黒駅には特急は停まらなかったが、目黒区役所が中目黒に移転するとともに、日比谷線沿線の六本木などで再開発が進んだことにより利用客が増加したため、現在では特急もすべて停車する。

 日比谷線は永らく東横線に乗り入れていたが、2013年3月に東横線と副都心線の直通が始まった時から、日比谷線の乗り入れはなくなった。

 駅は新山手通りの上にあり、春はさくら並木が見事な目黒川もすぐそばにある。最近、駅前に大きなビルが建てられた。目黒区というとJR目黒駅周辺が中心のように見えるが、JR目黒駅は品川区にあるため、目黒区の中心というとやはり中目黒周辺である。東横線と日比谷線が接続する鉄道のアクセスも良好であるが、道路交通も駒沢通りと新山手通りが交差し便利である。乗換駅の印象が強い中目黒駅であるが、ただの乗換駅ではない。なお、駅名は中目黒駅であるが住所は上目黒となる。


駅を出るとすぐに新山手通りに出る

真ん中の線路は日比谷線のホーム

駅は東急がまとめて管理

日比谷線到着

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔商業施設〕

 〔その他〕

 〔路線バス〕

 〔関連サイト〕


駅前の中目黒GTプラザ

GTプラザ前の待ち人?

目黒区役所、もとは旧千代田生命本社ビル


駅データ


日比谷線と直通運転する東武線の車両

東急仕様の駅名標にも地下鉄の駅番号



トップ駅紹介恵比寿代官山/中目黒/祐天寺   参考資料