あざみ野   あざみの   Azamino   東急田園都市線


西口のバスロータリーは需要に比べて狭い

田園都市線唯一の途中開業駅

沿線の光景(たまプラーザ駅から)

 たまプラーザ駅の手前から急カーブが続き、途中で元石川トンネルをくぐりながら電車は進行方向を西から南へ90度近く変える。急行列車もこのあたりでは、カーブと3駅連続停車の影響でスピードがあまり出せない。台地の中を切通しで進み、台地が途切れると早渕川を渡り、まもなくあざみ野駅に到着する。


駅案内

 東急田園都市線で延伸の場合以外で唯一、途中に開業した駅である。以前から横浜市の地区センターと図書館があったが、横浜市営地下鉄の延伸開業により大きく発展し、2002年からはついに急行停車駅となった。これに伴い、周辺の人口も急増している。東急も乗客の増加に対応し、あざみ野駅構内や周辺に商業施設やスポーツ施設を充実させ、住宅街の開発も盛んに進めており、田園都市線沿線の中でも急速に発展が進んでいる街である。

 しかし、もともと各駅停車のみが停車する駅を前提に、駅構内や駅前広場、道路などの設備の能力が決められたためか、乗降客の増加に設備が追いついていない。設備の増強が行われているとはいえ、全体的に混雑しがちな駅である。すすき野、虹ヶ丘方面のほか、小田急線の新百合ヶ丘駅、向ヶ丘遊園駅へのバスも当駅から出ており、小田急線沿線へのアクセスにも利用できる。バスターミナルもしばしば行列ができる。

 横浜市営地下鉄の計画時に、東急では急行停車駅であるたまプラーザ駅を接続駅とすることを希望したが、横浜市の強い意向によりあざみ野駅が接続駅となった。横浜市営地下鉄をすすき野方面へ延伸する計画もあるが、実現性の是非は不明である。

 かつては大場町といい、田園都市線開業後も水車が残るなど、開発前の光景が広がっていたが、それも今は昔といえる。


すすき野・虹ヶ丘方面へは西口から

平日の朝は乗降客が入り乱れて大混雑する

電車が到着するたびに混雑する改札口

東急線の改札口と向かい合う地下鉄の入口

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔商業施設〕

 〔教育・医療機関〕

 〔その他〕

 〔周辺の駅の見どころなど〕

 〔路線バス〕

 〔関連サイト〕


建物の谷間にある東口

東口は出るとすぐに坂となる

カリタス女子短大近くの桜並木

住宅街にはさくらが多い

駅データ


西勝寺の参道の梅林

鶴見川の支流の早渕川が近くを流れる

トップ駅紹介たまプラーザ/あざみ野/江田   参考資料