たまプラーザ   たまぷらーざ   Tama-plaza   東急田園都市線


多摩田園都市の中核地区

中国語だと「多摩広場」

沿線の光景(鷺沼駅から)

 鷺沼駅を出てすぐ、短い鷺沼トンネルをくぐると道路と併走する。川崎市立鷺沼小学校を左手に見たあと、二つ目の短い有馬トンネルと抜けると、行政区画は横浜市青葉区になる。また渋谷と中央林間の中間地点もこの付近である。東名高速道路の下をくぐり、右手に東急のスイミングスクールが見えると、電車は左にカーブしながらたまプラーザ駅に到着する。左手には國學院大學、さらに遠くには港北ニュータウンのマンションや大規模ショッピングセンターが臨める。


駅案内

 「たまプラーザ」の名前は当時の東急電鉄社長、五島昇氏の命名である。「プラーザ」はスペイン語で「人が集まる場所」との意味がこめられているそうである。かつて全国にカタカナの駅名が少なかったころは異彩を放っていたが、今も強い印象を受ける地名である。東急多摩田園都市の中核と位置づけられており、東急やその関連会社の支店や本社が多くある。

 多摩田園都市の商業の中核として機能してきたが、隣のあざみ野が地下鉄との接続駅になるとともに急行が停車するようになって以降、相対的重要性が低くなってしまった向きもあった。しかし、2000年代に入り、東急により再開発が進み、2010年前後にたまプラーザ テラスとして、相次いで店舗が開業した。駅舎も建て替えられ、巨大な空間のある駅となった。線路の上に人工地盤が作られたため、ホームの雰囲気も大きく変わっている。

 駅の外に目を向けると、駅の北にはたまプラーザ テラスの中核テナント 東急百貨店とイトーヨーカドーが並び買い物客でにぎわっている。そして、さらに坂を登りきったところには、かつて「ウルトラセブン」の舞台ともなった住宅団地が広がっている。横浜市内の駅であるが、川崎市にある王禅寺方面へのバスも当駅から出る。南口は北口と比べると静かであるが、再開発により商業施設が相次いで建てられた。少し歩くと國學院大學たまプラーザキャンパスがあり、校舎のほか、野球や陸上のグラウンドが広がっている。田園都市線沿線には単科大学以外の大学はそれほど多くないので、貴重な存在である。

 なお、かつては上りホームに駅そば屋があった。典型的な郊外路線の東急の駅では貴重な存在であったが、2006年9月に閉店してしまった。


北口駅前には東急百貨店がある

人工地盤の下には大きくカーブしたホーム

開放的な改札口

駅舎内にも店舗が並ぶ

上から見た改札口

たまプラテラス内の芝生広場

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔商業施設〕

 〔川崎市宮前区・麻生区 菅生・王禅寺周辺の見どころ〕

 〔路線バス〕

 〔空港連絡バス〕

 〔高速バス〕

 〔関連サイト〕


南口、國學院大学へはこちらから

南口にもたまプラテラスの建物がある

工事前の旧北口駅舎

工事前の旧南口駅舎

駅データ


たまプラテラスからみた南口周辺

北口広場に飾られたクリスマスツリー

地域の憩いの場 美しが丘公園

駅前の商店街のさくら並木

トップ駅紹介鷺沼/たまプラーザ/あざみ野   参考資料