用賀   ようが   Yoga   東急田園都市線 (新玉川線)


地下鉄の駅の入口には見えない

もうすぐ地下区間も終わり

沿線の光景(桜新町駅から)

 上下2段構造となっている桜新町駅を出ると駅からの線路と通過線が再び合流し、各駅停車を追い越した急行電車はスピードを上げる。地上を走る都道427号線は下り勾配となっており、田園都市線も下り勾配が続く。このあたりの勾配は田園都市線地下区間で最急勾配となる35‰(1000m進む間に35m下がる)となっている。住宅街の中の狭い道の下を田園都市線は走り、左手の用賀神社の近くを過ぎると再び上下線が並列した形に戻り、用賀駅に到着する。


桜新町からしばらくは商店と住宅が混在する

このあたりの地上区間は住宅が多い



駅案内

 二子玉川の隣にあって目立たない印象であるが、世田谷ビジネススクエアの最寄り駅である。バス路線も充実しており田園調布駅や成城学園前駅に行くバスが発着している。東名高速道路と首都高速道路3号線の境界点が近くにあるため、その名も「東京インターチェンジ」が砧公園のそばにある。「用賀料金所」もあるため、道路情報でしばしば耳にする地名であり、環状八号線の交差点も近く、道路交通上の拠点となっている。

 桜新町駅からそれほど離れていないところにある駅であるが、桜新町駅周辺がどことなくゆったりとしているのに対して、オフィスビルや高速道路のある用賀はビジネスの街という印象が強い。しかし、北にゆけば都立砧公園や区立大蔵運動公園、世田谷美術館などがあり、家族向けの散策コースとしてもおすすめである。周辺には高校や大学も多く、朝夕を中心に学生の姿も多く見られる。

 駅のホームのタイルの色は「みず色」である。桜新町方の急勾配の関係で下り線のホームは上り線より40mほど二子玉川方にずれている。駅の二子玉川方にポイントがあり、臨時列車や異常時の折り返し運転などで使用される。となりの桜新町駅では半数近くの各駅停車が急行の通過待ちを行うため、用賀と三軒茶屋・渋谷方面の間を行き来する人は待たされてしまうことが多い。その点では損な駅である。


世田谷ビジネススクエア(SBS)

かなりカーブしているホーム

改札口は広め

SBS入口は駅改札口に直結

地下鉄の駅らしさを感じる東口

首都高とこの先で交差する

周辺案内

 〔見どころ〕

 〔教育・医療機関〕

 〔商業施設〕

 〔その他〕

 〔路線バス〕

 〔関連サイト〕

 〔散策コース〕


駅から砧公園へ続く「いらか道」

春はさくらのトンネルとなる西用賀通り

ひっきりなしに車が走る環状八号線

砧公園内にある世田谷美術館

駅データ


元ゴルフ場という感じがする砧公園

砧公園内にかかるつり橋

砧公園のさくら

花見客でにぎわう砧公園

砧公園の東隣にある大蔵運動公園

大蔵運動公園内のSL C57−57

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