エアプランツ植物園
−うちのエアプランツ観察日記(99.10.4
Open)−
エアプランツってなに?
正確には、パイナップル科Tillandsia (チランジア、またはティランジア)属の植物で、俗に、土に植えなくても、「空気中から水分を吸収して育つ」と言われていることから、その名があります。
(ただし、実際は空気中の水分のみでは生きて行けません。 週に2、3回霧を吹いてやるか、十日に1度くらい、一晩水にどっぷり漬けてやったり
(「ソーキング」というそうです)して水分を補給しないと、ミイラになってしまいます!!)
カプットメデューサ T.caput-meadusae (98.9.2撮影)
文字通り、一番の古株(笑)。 アメリカの神秘グッズ通販ショップ、Pyramid
collection より、95年に購入。 紫水晶の上にくっつけてあります。 昔はもっと枝振り(?)がよかったんだけど、なんだかだんだんぐちゃぐちゃになってきてしまいました。 ツボ形で、15cmくらい。
購入時には、もう一株、イオナンタがくっついてたんですが、ある熱帯夜にソーキングしたら、なんと恐ろしいことに、そのイオナンタは、一晩で腐ってバラバラ死体に。 (ひえええ〜〜〜) メデューサちゃんは無事でしたが、それ以来、夏のソーキングはやっていません・・・。
(近日、開花時の写真をアップ予定!)
イオナンタ T.ionantha (98.9.2撮影)
これは別な株のイオナンタ。 開花してだいぶたち、子株がだいぶ大きくなっています。 (エアプランツだけでなく、パイナップルの仲間は、花が咲くと、その株は成長せず、子株を出して、やがて枯れてしまいます。)開花したころには、紅葉してとてもきれいでした。 株の高さ、7cmくらい。
(近日、最近の写真をアップ予定!)
?(烈さんのご意見では、フラべラータでは?とのこと)
(98.9.2撮影)
緑葉系(葉が柔らかくて、緑っぽい)。 これも、開花してだいぶたち、子株が出てきています。 株の直径、20cm以上。
(2001.1.19撮影)
子株(下)がすっかり大きくなったため、親株(上)から分離。なんと、花芽が出てきていました!
その後の花芽。(2.18)
どんどん成長。(3.2)
こんなに伸びました。(4.6)
開花直前。 花序が2本も〜(^。^) (5.14)
ついに開花!!(5.23)
この株は、2002.1現在、元気で子株を育成中です。(^^)
アルビダ? T.albida? (98.9.2撮影)
買ったときは、矢印くらいまでの大きさでした。 そのあとだいぶ伸びた(この写真の状態で20cmくらい)んだけど、なんか成長が悪い・・・。 くっきり分かれちゃってます。 (^^;) こういう、葉が硬めで白っぽい毛が密生してるのは、銀葉系というそうで、比較的乾燥に強いようです。
(近日、最近の写真をアップ予定!)
?(ベルゲリ―かアエラントス?)
(98.9.2撮影)
上のに似てるんだけど、全体のつくりが少々小さくて(コレで10cmくらい)、葉が緑っぽい。 なぜか、花も咲かないのに、子株?が出てきました。
(近日、最近の写真をアップ予定!)
?(ハリシー?) (98.9.2撮影)
これも、アルビダ?に似てますが、もっと葉の間隔がつまってるので、別種らしい? 高さ12、3cm。
ストリクタ? T.stricta? (98.9.2撮影)
いまのところ、水やりは週に2,3度くらいやってます。(霧吹きで、たっぷり。)ただ、暑い時期に、葉の根元にたまるほどたっぷり水をやると、葉や芽が腐る、というかいたむことがあるようです。
(このストリクタ? や、イオナンタで、一時ありました) 葉の根元にたまりやすい体型のものは、気をつけたほうがいいようです。
直径16、7cm。
ブルボーサ? T.bulbosa? (98.9.2撮影) | シュードベイレイ T.pseudobaileyi (98.9.2撮影) |
この2つ、写真で見るととっても似てますね。(^^;) 両方ともツボ形で、細長い葉っぱだし。 実物を見ると、ブルボーサ?はつるつるで15cmくらい、シュードベイレイ は革っぽくって25cmくらい、という違いがあるんですが。 2つとも、葉が細くて数が少ないので、どっから水吸ってるんだろう? って感じです。
(近日、最近のブルボーサ?の写真をアップ予定!)
ファシキュラータ T.fasciculata (98.9.2撮影) (メラノクラターかも?とのこと)
これも緑葉系。でもちょっと葉は固めです。 この写真ではわかりにくいですが、花が終わって子株が出てきています。 株の直径、16、7cm。
(99.10.26撮影)
大きくなった子株と、すっかり枯れてしまった親株。
バルビシアナ T.balbisiana (98.9.2撮影)
革ベルトみたいな感触の葉がにゅるにゅる伸びています。 この状態ではば20cmくらい。
マグヌシアナ T.magnusiana (98.9.2撮影)
細くて、白い繊毛がはえた葉がきれいです。 湿気はきらいらしいので、水気は少なめにしています。 これで直径10cmくらい。
フックシー T.fuchsii (99.9.1撮影)
上のマグヌシアナとそっくりに見えますが、マグヌシアナがまったく「胴体」がなく放射状に葉が出ているのと違い、「胴体」から葉が出ている感じ。 少し葉は細く、堅めな感じで、毛はほとんどありません。 直径7,8cmくらい。 1度、開花しかけたのですが、職場の年末休みに自宅に持って帰った際、大掃除の巻き添えを食い、花茎が折れてしまいました。 くやちい(T^T)
ジュンセア T.juncea (98.9.2撮影)
ホウキの先っぽみたいな体型が独特で見分けやすいです。(笑) これも、大きくなってるのやらなってないのやら。25cmくらい。
セレリアナ T.seleriana (98.9.2撮影)
カプットメデューサに似てますが、枝振り(?)がちょっと違う感じ。表面の毛も少々荒い感じです。 15,6cmくらい。
ストレプトフィラ T.streptphylla
けっこう重量感がある、幅広めの葉。 一番左の状態で、高さ17,8cmくらい。 どうも、一日おきの霧吹きでは足りないようで、ときどきソーキングしています。 おもしろいことに、頑丈そうな外見の割に、ほかの種類よりも 水気がぬけやすい?ようで、水気がなくなるほど、如実に葉っぱが丸まってきます。 一番左が、水に8時間ほどつけた直後。一番右が、7〜10日たったものです。 ほかのも、このくらいわかりやすきゃいいのに〜。
?(ベッキアナでは?とのこと)
(98.9.2撮影)
細い葉にぎっしりビロードのような白い毛が。 銀葉系のくせに、どうも乾燥しやすいみたいである。 直径10cm弱くらい。
(続報・・・やはり乾燥に弱かったらしく、99年9月、お亡くなりになってしまいました。 合掌(T人T)
?(ベッキアナでは?とのこと) (98.9.2撮影) | ?(左の株が痛んだ状態) (98.10.27撮影) |
左の状態で、直径10cmくらい。この株、ガラスコップにビー玉をいれた上に飾ってたんですが、どうも湿気に弱い体質だったらしく、お尻のほうから腐ってきて、葉がごっそりとれ、右の状態に・・。 しくしく。
烈さんのご意見では、上とともにベッキアナでは?ということだったんですが、実物はちょっとちがうっぽいかも・・・
(続報・・・この株も残念ながら、99年9月ごろ、お亡くなりになってしまいました。 合掌〜(T人T)
BADな例(TT)
?(不明) (98.9.2撮影) | ?(不明) (98.9.2撮影) |
上の株も、湿気に弱かったらしく、お尻が腐ってきてしまいました。 一時、もちなおして子株を出したんだけど、(てか、最後の努力だったのかもぉ〜 (TT)) 結局、下の遺影を残しオダブツに(泣)
?(不明) (98.10.27撮影)
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