2001年知床の旅

夏の知床紀行(5)

5)野付半島から網走へ（8月6日ー7日）

潮風に夏草揺れる松の露
野付半島のトドワラは寂しい風景です。それに引き替え夏の野の花の綺麗なこと。砂嘴の両側はフラワーロードで有名な小清水原生花園以上でした。ハマナスは風が強く花びらが吹き飛ばされそう。途中で網を直す漁師さん達の側を一匹のキタキツネがフラフラ。


トドワラ（トドマツのなれの果て）	半島に初秋の風情


クサフジが満開	クサフジ綺麗でしょう

この日は養老牛温泉に宿泊。道内の方の隠れ宿的な温泉ですが、安くしかも設備はりっぱです。家族にタラバガニ一杯。食事も美味しい。部屋にある露天風呂から川の流れを見ながらゆっくり湯につかるのは良いですよo(^-^)o　道東のお勧め温泉です。
さて8月7日は知床散策の最終日です。一番良いお天気に恵まれました。開陽台から見る北海道は本当に丸い感じでした。牧草地と牛たち。道東のありふれた風景ですが心が和みます。


開陽台にて家族勢揃い	北海道は広い

網走監獄は昭和59年まで実際に使われていた舎房を移築した博物館ですが、迫力満点です。当時の罪人は何を感じたでしょうか。北海道の開拓にこの監獄の罪人達が活躍したそうです。
罪深きはちすを染める青き頬


網走監獄	監獄池の汚れなき蓮

愛深し互いを想う夏の旅はまなすや心をぎゅっとわしづかみ
北海道、来年また逢おう！