* Tips *
鉱物を撮影する時は
鉱物を撮影する時は
当展示室では、ご存じの通り、鉱物画像がメインとなっております。
蒐集した鉱物を撮影するのは、とても楽しいです。
どの角度が一番綺麗に見えるかなと考えながら、じっくり眺める……。
撮影相手は「動かない石」なので、アングルが決まったら、あとは簡単。
デジタルカメラを構えてシャッターを押す。
そして、撮影したら、撮影した画像を確認。
この過程、とても簡単そうに見えて実はかなりの難物です。
私も最初は楽勝だろうと高をくくっていたのですが……「肉眼で見える鉱物の質感」を、そのままカメラにおさめようとすることが、まさか、こんなにも、こんっなにも難しいとは!
おかげさまで、いつもいつも撮影には非常に苦労しております。
ただ一枚の満足の行く画像を撮影するのに、一体何回シャッターを押しているのか、数えたらブルーになってしまいそうです。
まさに汗と涙の結晶!(の割には今ひとつな画像ばかり…)
そうやって四苦八苦しながらたくさんの撮影を試みて、なんとか私なりに得た「鉱物画像撮影するためのコツ」みたいなものを、つらつらと書こうと思います。
(でも、しょせんはド素人の戯言ですので、大目に見てやってくださいネ…)
鉱物の質感をより良く引き出せるには「光」が欠かせません。
それも人工の灯りよりも、太陽光がダンゼンお勧めです。
写真撮影用にしっかりしたライトが使えるのなら話は別ですけれどね。(私が所有する家庭用の光源はどれもイマイチでした……)
鉱物に陽光をしっかりあてて、さらに逆光にはならないようにして撮影することがポイントです。
もちろん、蛍光する鉱物を撮影する場合、光の波長によって色変わりする鉱物を撮影する場合などはこれに当てはまりませんので…念のため。
では…陽光の下で撮影する時の注意点をいくつか。
(1)
陽光に弱い鉱物(オーケン石とか)もあるので、撮影するときには、まずそこのところを念のために確認してから。
(2)
太陽の光が強すぎるor淡すぎるところでの撮影は、実物とは趣の違う画像になってしまうので要注意。
(3)
フラッシュをたいてしまうと、鉱物が全体的に白っぽくなってしまい、質感を上手に捉えることは困難に。
(4)
遊色の出る鉱物を撮影するときは、カメラを構える角度が決め手。
(5)
どうしても画像におさめられない、気むずかしい色も存在するので、その時は公開を諦めて「この石はね、はずかしがりやサンなのよ……」と自分を慰める。
う〜ん、我ながら、5はやけっぱちですね……(苦笑)。
とりあえず、以上のことに注意して、根性で撮影してみると、私のように遠回りはしないのではないかな、と思います。
お役に立てれば幸いです。
最後に告白しますと、現在、当展示室に掲載中の画像全てが、大満足の一枚っていうわけでは決してありません。
さりげなーく気に入らない画像は差し替えたりしてるので、たまに見に来ると、同じ鉱物の写真でも趣が変わっていることがあると思いますよ。
蒐集した鉱物を撮影するのは、とても楽しいです。
どの角度が一番綺麗に見えるかなと考えながら、じっくり眺める……。
撮影相手は「動かない石」なので、アングルが決まったら、あとは簡単。
デジタルカメラを構えてシャッターを押す。
そして、撮影したら、撮影した画像を確認。
この過程、とても簡単そうに見えて実はかなりの難物です。
私も最初は楽勝だろうと高をくくっていたのですが……「肉眼で見える鉱物の質感」を、そのままカメラにおさめようとすることが、まさか、こんなにも、こんっなにも難しいとは!
おかげさまで、いつもいつも撮影には非常に苦労しております。
ただ一枚の満足の行く画像を撮影するのに、一体何回シャッターを押しているのか、数えたらブルーになってしまいそうです。
まさに汗と涙の結晶!(の割には今ひとつな画像ばかり…)
そうやって四苦八苦しながらたくさんの撮影を試みて、なんとか私なりに得た「鉱物画像撮影するためのコツ」みたいなものを、つらつらと書こうと思います。
(でも、しょせんはド素人の戯言ですので、大目に見てやってくださいネ…)
鉱物の質感をより良く引き出せるには「光」が欠かせません。
それも人工の灯りよりも、太陽光がダンゼンお勧めです。
写真撮影用にしっかりしたライトが使えるのなら話は別ですけれどね。(私が所有する家庭用の光源はどれもイマイチでした……)
鉱物に陽光をしっかりあてて、さらに逆光にはならないようにして撮影することがポイントです。
もちろん、蛍光する鉱物を撮影する場合、光の波長によって色変わりする鉱物を撮影する場合などはこれに当てはまりませんので…念のため。
では…陽光の下で撮影する時の注意点をいくつか。
(1)
陽光に弱い鉱物(オーケン石とか)もあるので、撮影するときには、まずそこのところを念のために確認してから。
(2)
太陽の光が強すぎるor淡すぎるところでの撮影は、実物とは趣の違う画像になってしまうので要注意。
(3)
フラッシュをたいてしまうと、鉱物が全体的に白っぽくなってしまい、質感を上手に捉えることは困難に。
(4)
遊色の出る鉱物を撮影するときは、カメラを構える角度が決め手。
(5)
どうしても画像におさめられない、気むずかしい色も存在するので、その時は公開を諦めて「この石はね、はずかしがりやサンなのよ……」と自分を慰める。
う〜ん、我ながら、5はやけっぱちですね……(苦笑)。
とりあえず、以上のことに注意して、根性で撮影してみると、私のように遠回りはしないのではないかな、と思います。
お役に立てれば幸いです。
最後に告白しますと、現在、当展示室に掲載中の画像全てが、大満足の一枚っていうわけでは決してありません。
さりげなーく気に入らない画像は差し替えたりしてるので、たまに見に来ると、同じ鉱物の写真でも趣が変わっていることがあると思いますよ。
2002-03-16 ( 2003-06-13 modified )