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動力の一部に電気を使用するエアガンの総称。
広義における「電動ガン」
電気で動くエアガン、あるいはガスガン。電動ガスガンは現在は製造販売はなされていないようである。そのため、下に述べる意味が一般的となっている。
一般的な意味
一般的には東京マルイから発売されている電動エアーガンの事を差す。簡単に例えると、モーターの力でピストンをコッキングする。
BV式との比較それまで主流であったBV式との比較をする。
BV式ガスガンはバレルが前後するために、命中精度が不安定であった。
これに対し、電動ガンはこの問題をすべて解決することに成功した。
マルイ以外の勢力
現在は東京マルイが市場をほぼ支配している状態であるが、他にも多くのメーカーが電動ガンを製造、発売している。
撤退した勢力
トイテック、マルシン、JAC、グンゼ産業などが電動エアガンを発売したが、大きな勢力を形成するまでに至らず、消えていった。東京マルイはラジコンメーカーでもあり、ラジコンのノウハウが活かされたからこそ、この成功があったのかもしれない。
TOPの電動ガン
TOPが製造する電動ガンはマルイのそれに比べ、金属パーツを多用しており大変リアルである。しかし、ジャバラ式と呼ばれる独自のユニットの耐久性に問題があるとされている。
現在でも性能に関してはマルイの物に劣っているとされるため、マルイのメカボックスが組み込まれることがある。
KSCの電動ガン
2005年にKSCからファン待望の電動ガンHK33Kが発売された。このエアガンは発表されてから発売までの間にかなり待たされたことでも有名である。
シアーを解放して発射するという独自のシステムだが、感触としてはコッキング式エアガンのそれに近い。
システマのトレーニングウェポン
システマ製のトレーニングウェポンも電動ガンの一種である。マルイの物に比べ非常に高額であるが、非常にリアルであり、操作性も実銃のそれとほぼ同じである。
初期のモデルは「勝手に放電する」といった、大きな欠点が存在した。
実はショートマガジンが存在しない。
規制への対応
現在の規制は0.98jまでであるが、マルイ製のノーマルの電動ガンであればこれに触れることはほとんどないといってもよい。したがって、何ら調整をすることなく使用することが可能である。 しかし、中古で購入する際は前のユーザーの手によって規制値をオーバーする改造を施されたものもあり、注意が必要である。 |