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アフターシュート式とは、ブローバック後に発射をするという方式のブローバックシステムである。
MGC製のグロック17で初めて採用された。
JACやMGC製のブローバックガスガンは、大抵はこの方式を採用している。
特徴
アフターシュート式はその名のとおり、ブローバック後にBB弾を発射する。
簡単に言ってしまえば「ブローバックしたガスをそのまま発射に使用する」というイメージである。
着弾点の問題
アフターシュート式はブローバック後にBB弾を発射する。そのため、そのブローバックの反動が着弾に影響してしまうのである。 そういったデメリットの存在により、ハンドガンはプレシュート式のブローバックに切り替わっていくこととなる。
ライフルや大型のサブマシンガンなど、長物においては電動ガンが主流となっていったためにガスブローバックのライフルの存在自体が危いものとなっていった。 ・ちなみに、プレシュート式のガスガンであっても、メーカーによってはその反動が着弾に影響することがある。
現在
遺産となった感もあるアフターシュート式だが、一部においてはいまだに存在している。
例えば大きな銃になってくると、ガスの放出量の問題が避けられない問題としてあがってくる。
そこでアフターシュート式はプレシュート式と比較して燃費に優れるために未だに採用されることがある。
タニオ・コバではこの点に着目し、「エコシュート」と称し、同社製の10/22用のアフターシュート化キットを開発・販売していたことがある。 |