編集(管理者用) | 編集 | 差分 | 新規作成 | 一覧 | RSS | FrontPage | 検索 | 更新履歴

アフターシュート - アフターシュート式とは、ブローバック後に発射をするという方式のブローバックシステムである。__

目次

アフターシュート式とは、ブローバック後に発射をするという方式のブローバックシステムである。

MGC製のグロック17で初めて採用された。
その後、多くのガスガンがモデルアップされた。

JACMGC製のブローバックガスガンは、大抵はこの方式を採用している。

特徴

アフターシュート式はその名のとおり、ブローバック後にBB弾を発射する。

簡単に言ってしまえば「ブローバックしたガスをそのまま発射に使用する」というイメージである。
そのため、燃費に優れているというメリットがある。
また、発射ガスが銃口からしか出ないため、消音性能も高い。
(ただし、ミドルシュート同様にボルトやスライドの作動音は残るため、ゲームでの有効性については疑問が残るところである。)

着弾点の問題

アフターシュート式はブローバック後にBB弾を発射する。
そのため、そのブローバックの反動が着弾に影響してしまうのである。
そういったデメリットの存在により、ハンドガンはプレシュート式のブローバックに切り替わっていくこととなる。

ライフルや大型のサブマシンガンなど、長物においては電動ガンが主流となっていったためにガスブローバックのライフルの存在自体が危いものとなっていった。

・ちなみに、プレシュート式のガスガンであっても、メーカーによってはその反動が着弾に影響することがある。

現在

遺産となった感もあるアフターシュート式だが、一部においてはいまだに存在している。

例えば大きな銃になってくると、ガスの放出量の問題が避けられない問題としてあがってくる。
さらにリキッドチャージを採用している場合は放出量の増大は性能の問題に直結してくる。
ガスが放出されることで圧力が急に低下するため、弾道が安定しにくくなるためである。

そこでアフターシュート式はプレシュート式と比較して燃費に優れるために未だに採用されることがある。
反動についてもライフルは重量があるため、その反動による着弾への影響はハンドガンとは比較にならないほど少ない。

タニオ・コバではこの点に着目し、「エコシュート」と称し、同社製の10/22用のアフターシュート化キットを開発・販売していたことがある。
プレシュートタイプに比べ、燃費などで優れており定評があったようだ。