UP DATE 2003.06.25

平成15年5月25日。初期型ステップワゴンのパワーウィンドースイッチには照明がないので夜間は使い辛い。

と思っていたらステップワゴン2へマイナーチェンジで照明付パワーウィンドースイッチが標準装備になりました。
これは使えるかも?早速マイナーチェンジ後の照明付パワーウィンドースイッチ交換にチャレンジです。
多少の配線加工は必要ですが照明付パワーウィンドースイッチ流用成功!
夜間でもパワーウィンドースイッチの位置がひと目でわかり大変便利になりました。

 

*** 必要な部品 ***

部 品 名 部品番号 数量 部品代 交換作業
ステップワゴン2(マイナーチェンジ後)
パワーウィンドーマスタースイッチASSY
35750−S47−901ZA 1,200円(中古) DIY
カプラ2極(ロック式)   エーモン 1122 適宜  
ダブルコード(赤・黒) 0.75スケア  エーモン M272 適宜 適宜  
配線コネクター(赤)  エーモン E488 適宜  

      

*** 交換作業の詳細 ***

初期型ステップワゴンのパワーウィンドースイッチには
照明がないので夜間は使い辛い。

と思っていたらステップワゴン2へのマイナーチェンジで
照明付パワーウィンドースイッチが標準装備になりました。

これは使えるかも?
早速照明付パワーウィンドースイッチ交換にチャレンジです。
まずは電装系いじりのお約束
ショート事故防止のためバッテリーのマイナス端子を外します。

次に照明用の電源をヒューズボックスから取り出すため
運転席ロアカバーを外します。
運転席ロアカバーは
パーキングブレーキリリースレバー奥(画像左上)
コインケース奥(画像右上)
ロアカバー左下(画像左下)
ロアカバー右下(画像右下)の4箇所のタッピングビスを外して
下側に引くように外します。

さらにロアカバーの右上は2個の金属クリップで固定されているので
外す時に紛失しないよう注意してください。
またオートエアコン装着車はロアカバー左裏側にある
室温センサーのコネクターとホースを取り外す必要があります。

コネクターは下側の突起を押しながら引き抜き
ホースはそのまま真っ直ぐに引き抜きます。
次にパワーウィンドースイッチを外します。

サービスマニュアルではスイッチ下の切り込みを
マイナスドライバーでこじって外すように記載されていますが
それではインパネを傷つける恐れがあるので
スイッチの突起を両手でつまみ手前に強く引いて外しました。

パワーウィンドースイッチが外れたら
スイッチ裏のコネクターを爪を押しながら抜いて切り離します。
照明の電源取り出しに使用した部材です。

エーモン
カプラ2極(ロック式)          品番1122
配線コネクター(赤)          品番E488
ダブルコード(赤・黒)0.75スケア 品番M272
マイナーチェンジ後の照明付パワーウィンドースイッチは
部品取り車から中古で1,200円で購入しました。
(新品の価格は7,000円です)

左がマイナーチェンジ前、右がマイナーチェンジ後です。

マイナーチェンジ前と比較すると外観は同一ですが
スイッチ裏面に照明用のカプラ(グレー)が追加されています。
部品取り車から取り外す際に車両側のカプラと配線も一緒に
取り外せば簡単に配線できたのですが・・・

パワーウィンドースイッチに付いている照明用のカプラを外して
エーモン製の汎用2極カプラに交換することにしました。
スイッチからカプラを外して赤と黒の配線を取り出し
エーモン製の2極カプラ用のロック付き平型端子(オス)を
取り付けます。

配線はとても短いので失敗は許されません。
作業は慎重行いました。
次に平型端子にエーモン製の2極カプラ(メス)を差し込みます。

カプラに平型端子がカチっと音がするまで差し込み
配線を軽く引っ張り抜けないのを確認して
パワーウィンドースイッチ側の作業は終了です。
ダブルコードの赤/黒線にスイッチ側と同じく
平型端子(メス)を取り付け2極カプラ(オス)を差し込みます。

そしてカプラ(オス)手前にしてダブルコードを
スイッチの穴に通しヒューズボックス側に引き込みます。
引き込んだダブルコードを
ヒューズボックスの照明用電源の配線に接続します。

照明用電源の配線は緑色のカプラにあります。
(画像の↑の位置です)
配線がかなり密集しているので作業をしやすくするため
緑色のカプラを爪を押しながら引き抜きます。

カプラはかなりきつく入っているので
力余ってケガをしないよう十分に気をつけてください。
抜いた緑色のカプラの配線にダブルコードの接続します。

画像の方向から緑色のカプラを見て
下段右から6ソケット目の赤/黒線にダブルコードの赤線を
上段左から4ソケット目の黒線にダブルコードの黒線
をワンタッチクリップで接続します。
画像をクリックすると640×480ピクセルに拡大します。

そして緑色のカプラをヒューズボックスの元の位置に差し込み
照明電源の取り出し作業は終了です。
最後にパワーウィンドースイッチの取り付けです。

パワーウィンドスイッチ裏に白いカプラを
そして照明用に追加した黒いカプラを差込みます。
(画像↓は照明用に追加した黒いカプラです)

パワーウィンドースイッチを元の位置にはめ込み
スモールランプをオンにしてパワーウィンドースイッチの照明が
点灯したら大成功!

運転席ロアカバーを元に戻して全ての作業が終了です。
スモールランプをオンにするとパワーウィンドースイッチ先端の
「AUTO」と「−」がオレンジ色に点灯します。

これで夜間でもパワーウィンドースイッチの位置がひと目でわかり
大変便利になりました。

ますます進化!がんばれ初期型ステップ!
初期型ステップの進化はまだまだ続くのであります。
(パチパチパチ)

 

*** 注意事項 ***

本改造はパワーウィンドーの電気系の改造です。
同様の改造をされる場合は個人の責任でお願いします。

 

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