八千代市保育園父母会

連絡会ニュースNo.27

2000年 9月 5日(火)発行

八千代市保育園父母会連絡会広報部

[2回あそぼうよ〜速報&合研報告]

[第2回あそぼうよ みんなよっといで!]10/29[日]に

〜今年も連絡会&保育園支部共催、企画募集中です。〜

8月27日[日]に本年度第4回目の定例運営委員会を、八千代市福祉センターにて開きました。残暑厳しい中20名の父母が参加し、

@30人学級実現に関する署名活動

A第2回あそぼうよみんなよっといで

B第13回八千代子育てのつどい

C受諾法人募集要領

D公立保育園の民営化

E合研分科会報告

F参加者からの各園近況 等について協議しました。(各項目詳細は後述記事参照)

 

30人学級の実現と教職員増で

ゆきとどいた教育をすすめ笑顔あふれる学校を

N小学校のS先生が、「全国3000万人署名」の意義を訴えにきてくれました。昨年度は、千葉県では、小・中学校で県単独採用教員を増員し、310名を確保、小学校1年生は3学期修了式時点での人数で学級を編成し、以後児童数が減っても2年生へ進級する時、学級数を減らさなくさせるなどの制度を実現させています。子どもたちのためになることですので、連絡会として積極的に取り組むことを確認しました。尚、用紙の左側(県へ)と右側(国へ)の両方に署名して下さい家族については子どもも含め代筆でもかまいません。友人知人に幅広く訴えて、署名用紙いっぱいに署名を集めましょう。又、今後同じ趣旨の各種署名にも同様に取り組むことを確認しましたので、ご協力ください。集まった分はその都度、連絡会の定例会議の際にお持ちよりください。

[第2回あそぼうよ〜]ふれあいプラザにて

昨年度3月12日の[第1回あそぼうよ〜]には、予想を大幅に上回る300人が参加し、この行事を継続的に実施してほしいという意見が数多く寄せられました。

父母会連絡会と八千代市職労保育園支部との共催で、「年に1回くらい、親子で楽しくあそぶ機会をつくろうよ。」との趣旨で始めました。今年は、10月29日[日]、昨年度と同じ八千代ふれあいプラザを借り、13:30〜16:30の3時間、和室大広間や研修室等を使って大いに楽しむ予定です。

次回定例運営委員会[9月24日]に企画の詳細を詰めます。各園父母のみなさん、特技を披露する絶好の場です。企画参加ご希望の方は、定例会議までにお知らせください。

他園の父母会はどうなってるの?

8月27日会議の最後に、各園の情報交換をしました。父母会の結束が固く毎月定例で会合を持ち親子遠足などを実施している園もあれば、連絡会の会議以外会合すらない園、夏祭りが中止になって父母会が停滞気味の園などさまざまです。解決策がすぐに見つからないまでも、他園の状況を知ることが改善のきっかけになります。ぜひ身近な話題を持ちよって、連絡会というネットワーク組織を活用していきましょう。

「公立保育所の民営化―どこが問題かー」

〜8/5全国保育団体合同研究集会(神奈川大会・横浜)分科会参加報告[会長]〜

[公立保育所民営化問題] 分科会 世話人:垣内国光先生(日本福祉大学)

〔1〕各保育団体からの提案

 上記テーマについて9つの団体から提案が行われました。どこの団体も行政側の一方的な民営化施策に大変苦慮されているようでした。民営化に対する行政側の説明はどこも一緒で、

「公立はお金がかかりすぎる」

「民営化すれば安くできる」

「園児一人当たりの年間経費は、…」など、どこかで聞いたことがある内容ばかりでした。

 以下主な点について。なお各団体の名称はメモしていなかったので、地域名のみです。

○高知県南国市公立園父母

・平成13年度より一部民営化実施予定[6月議会可決]

○大阪府吹田市市職労

・地域担当保育士を設置し、地域の子育て支援を行っている。

○東京都杉並区私立園園長

・公立園の民営化問題と伴に、特に小学校の給食の民間委託も大きな問題である。

・公立保育所の民営化も話題になっている。

・公立保育園の役割は大切。

=>私立園の職員の処遇改善や、公的の保障という意味でその役割は大切。

・親の就労形態が多様化する中で保育ニーズの多様化は否めないが、今後は保育行政だけでなく親の就労を保障する社会的な制度も必要だ。

=>雇用主が積極的に子育て家庭を支援するように行政側から雇用主に対して働き掛けが必要。

○東京都品川区公立園父母会

・延長保育・夜間保育(〜22:00)を実施している。(公:4園、私:1園)

・保育事業は拡大(多様化)されたが、その分日常(昼間)保育の質が低下している。通常の保育の質を下げてまで、保育事業を拡大する価値はあるのか?疑問を抱えている。

 ex.延長保育実施により、昼間の散歩がなくなった。=>理由:「ゆとりをもって生活できるように、お部屋で本や紙芝居などを見て静かに過ごしましょう」とか…(言い訳!?)

○兵庫県西ノ宮市 

・2ヶ所民営化予定。7月議会で7万5千名もの反対請願署名するも不採択。

〔2〕討論会(午後)

 午前中の提案内容を踏まえ、下記の2点について討議が行われました。討議の内容は、さまざまの立場の方からいろいろな意見がだされましたが、ここでは、垣内先生が最後に総括した内容を記します。

<討議テーマ>

@なぜ民営化がいけないのか?(なぜ、公立がいいのか)

A民営化反対運動でどんなことを大切にしていかなければならないのか?(何を求めていくのか)

<垣内先生より>

(1)民営化論争

 保育の市場化が行われている。その幹をなしているのが、公立園の民営化である。

 民営化の論点は概ね以下の3つしかない。

@保育の質は下がらない

・行政側は、「国基準を守ること=保育の質は下がらない」と説明する。

=>保育の質が下がらない根拠・保障は全くない!

A公立園は硬直的、民間園は柔軟(!?)

・公立園が硬直的なのではなく、行政側がやらないだけである。[お金がかかるから]

B高コスト論(後述)

@・Aについては、反論すべきであり、議論すれば必ず打破できる!

(2)低コストの民営化論

 「民営化=低コスト」という考えそのものが問題である。ではなぜ民間が低コストなのか保育園運営費用の8割は人件費。人件費抑制=低コスト

@職員加配をしない=>国基準で必要十分?!

A職員昇給がない。(ある程度までしか昇給しない。10年以上勤められない[人件費抑制]。)

B保育者の専門性の不要論

<対応>

○保育所で働く保育士・職員の適正な配置と職員が安心して働けることが、子どもの権利保障につながる。

○「××より良いから」とか、「△△を守っているから大丈夫」等の基準なき、相対論理にのってはいけない。相対論理ではなく、絶対論理、即ち「どうしたら子どもがよく育つのか」「そのために何が必要なのか」等を問うことが重要

○保育者自身が人間らしく、文化的な暮らしをしていないで、よい保育ができるわけがない。

○保育の質は、保育者の専門性・資質にかかっている。その中で、

・保育の自由の保障。

・保育の学習継続の保障。

    が重要である。

(3)保育の本質

○保育は商品売買のようにはいかない。

○施設・サービスを提供するだけではダメ。

そこには、身近な(精神的に)施設、協同性が必要である。大人(保育士・職員・父母)が協同的な関係の中にいることが大切である。

(4)公立保育所民営化反対運動

○協同性・公共性を如何に、維持・発展させるかが重要。

○民間移管(委託)後も、闘い続けること。

(5)運動のポイント

○公立施設を民営化するには、行政側に“積極的に説明させる”必要がある。

 =>必要があると“正しい判断”をして、そこに公立施設を設置したにもかかわらず、“お金がない”という“後ろ向きな考え方”だけで民営化するのは情けない。

○民営化に反対するだけでなく、よりよい保育の質を求める運動の展開

○父母の要望・要求を掘り起こす(保育士の立場として)=>父母を大切にする。

○民営化が回避できない状況でも、闘い続ける。

○民営化後の監視体制。

○公正な基準(要情報公開)で、公私間格差是正を求める。

○「地域全体の子どもを守る運動をしている」という意識

○地域を通じたコミュニティー、子育てを通じたよりよい人間関係を運動の中で築いていく。=>民営化反対運動を通して、子育てというものを地域のさまざまな人たちが一緒に考え、共有できるような人間関係(地域社会)を築いていくことが大切である。

〔3〕感想(ニュースNo.26既報)

【第13回八千代市子育てのつどい】実行委員会に参加決定

 「八千代市子育てのつどい」は1987年に第1回を開催してから2000年度で13回目を迎えます。第1回目の開催にあたっては当時の保育園父母会連合会の呼びかけで始まり、それから市内の子育てや教育に関係するさまざまな団体がネットワークを作り、年に1回、自分たちや地域の子育てを見つめなおす機会にしようと講演会を開くようになりました。

 今年度も乳幼児から青年期を見通した子育てについて考える機会にしようと講師をあたっています。期日は1月から3月初めのいずれかの休日で現在検討中です。

【第13回八千代市子育てのつどい実行委員会事務局より】

お詫びと訂正 『ちいさいなかま』の購読料について

〜9・10月は拡大月間です。仲間づくりにこの1冊を読んでみましょう。〜

 先日は、『ちいさいなかま』の購読申し込みありがとうございました。早速、出版社の方に問い合わせたところ、値上がりしたのは、違う雑誌だったことがわかりました。

 半年購読の場合

平常誌(11月号〜5月号)360円×6ヶ月=2160円  臨時増刊号(11月号) 460

合計    2620円

 となり、ここにお詫びと訂正のお知らせをさせていただきます。

 すでに支払われた方には、返金の連絡をしております。これから申し込む方は上記の値段にてお願いいたします。混乱させてしまって申し訳ありません。1冊でもたくさんの方に広めたいということで、早々に今注文されている分だけ発注しましたが、 次回の連絡会運営委員会の時にも、受け付けたいと思います。よろしくお願いします。

ちいさいなかま担当

合研「ちいなか」全国交流会に参加して[柏父母会]

〜県保問協発行[ちいさいなかまミニ・ニュース8/28]〜

 「ちいなか」は1972年に創刊され、今年が30周年の年であり10月号がなんと400号になるそうです。

 交流会には、創刊号からの読者だという京都の民間保育園の保育士さんが参加しており、やはり時代の流れに沿って「ちいなか」も随分と変わってきていると話しておられました。

そんななかで、いま読者から沢山のメッセージが届けられているのが、巻頭グラビアの「わたしの一日」だそうです。私も「ちいなか」が届くと一番にここを見て、落合さんの文章を読むのが楽しみです。“忙しい毎日をすごしているのは自分だけじゃない”、“こんなに頑張っている人もいるんだなぁ”と思うと、またパワーがわいてくる感じなのです。その落合さんが交流会に参加してくださり、いろいろと話を聞くことができました。私が勝手に想像していた落合さんのイメージとは全然違い、まだ若くてとてもきさくな方でした。落合さん自身も二人の子どもを育てながら仕事をしているそうです。この仕事を通じて、本当にさまざまな職種で子育てをしながら頑張っている人たちと接し、自分自身も成長し変わってきたと思うと熱く語っていました。

 来年の「ちば保育のつどい」にぜひ落合さんを囲んで話がしたい!とお願いしたら、快く引き受けてくださいました。楽しみですね。

 

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