八千代市保育園父母会
連絡会ニュースNo.85 |
2006年3月14日(火)発行 八千代市保育園父母会連絡会広報部 [2/26定例会&3/3作業部会報告]号 |
公立園3年連続3園民営化へ!!
3/18(土)午後JAにて緊急学習会
〜3月3日朝日新聞記事(右)参照〜
2月26日(土)2005年度第9回運営委員会(福祉センター)にて、ミニ学習会「野田市の民間委託」を保育園支部にお願いしながら、3月3日(金) 「子ども行政あり方検討委員会第2回保育園作業部会」に臨む姿勢について協議しました。
3月3日(金)作業部会では、冒頭で、前日2日の市議会答弁を伝える記事が紹介されました。連絡会からは、運営委員会協議をまとめた「見解」を文書で提出し、発言しました。保育園支部からも文書提出と具体的提案が出されました。
3月7日(火)付で子ども行政検討委員会委員長森田先生がまとめた「作業部会からの提言書案」に関し、3月9日夜緊急役員会を開き、作業部会での合意内容と異なる箇所等について、「提言書に関する意見書」を3月10日に提出し、13日に修正した「提言書案」を回答するよう求めました。
第3回目3月14日に最終案としてまとめられ、「提言書」の形で、受諾法人選考委員会に送られる予定です。
その前日13日に、「提言書修正案」が委員の元に送信されました。これを踏まえて、要望すべきことの再確認のため、保育園支部の情報・助言も得ながら、もう一度緊急役員会を持ち、14日の会合に臨みました。
3月4日(土)「第7回あそぼうよ!!みんなよっといで」
(150名近い参加者で大盛況&大成功!!)参加者にも案内の通り、3月18日(土)午後1時30分〜農業会館にて緊急の「学習集会」を開催します。公立保育園の役割が変えられるってどういうことなのか?今、私たちができること、取り組むべきことを話し合いましょう。父母会連絡会見解(3月3日(金)第2回作業部会提出・提案文書)
@移管条件の変更に関する要望部分
1.移管条件を変更しての民間移管は行わない。
「保育の質」を下げない民営化が前市長以来の前提。保護者も同じ理解。この作業部会の議論が無意味になること。
2.5年間の経過措置をはずすべき。
茶々おおわだみなみ保育園保護者もこの点を現在心配している。
3.保育士の定着率を上げるための努力をする。
茶々おおわだみなみ保育園保護者からの数少ない懸念材料が「新任職員の短い期間での退職が多いと感じる。」となっている。
4.保育士の雇用条件を担保するための条件を作る。
第二勝田保育園での知恵をお借りしたい。
5.財務状況を公開するように努める。
前回第二勝田保育園副園長発言から可能と解釈している。
6.保護者と保育園職員が、共に子どもを中心に対等に参画できる運営。
保護者が「子どもが人質」という意識で園側に遠慮してしまう。又は、職員側が、保護者の利便性を重視したり、経営者側の顔色をうかがったりする様にならないことが大切。子どものためにどうあるべきか、率直に意見交換できる体制が必要と思う。
7.看護師・栄養士の配置
(現状の維持)。8.障害児保育努力義務
(現状の維持)。Aガイドライン:多様性認めながらの最低条件、「保育の質」の維持。
既存の公立園、民間園を含む全園に適用してほしい。
(例)1999年8月10日付け「子育て支援対策検討委員会」石井委員長様宛提出文書一部抜粋して挿入
B「保育の質」を守るための協議体について
1.市全体の保育園状況を定期的に確認する第3者機関又は、行政の担当部署の設置。
学識経験者、保育園職員、保護者代表等からなる本作業部会のようなイメージ
2.前述のものと別に、生活圏域ごとの地域子育て施設協議体の設置。
地域によってニーズの違いもあるだろう。地域ごとの公立園・民間園・地域子育てセンター関係者の定期的な情報交換の場を持たせたい。
3.1.の機関により、ガイドライン(質を守るための物差し)が守られているかどうか、1・2年に1度評価をする。
C疑問点
1.提示されている7つの生活圏域の根拠は?その妥当性は?
地域ごとの年齢別の正確な人数がどうなっているのかが前提になるだろう。
人口増加中であろう緑が丘地域に、センターの役割を担える施設はいらないのだろうか?
2.生活圏域毎に地域子育てセンターの役割が一つずつあればよいのか?
D
2月26日定例運営委員会参加保護者発言@今より悪くなるのは止めなければいけない。市がどう進めていくか分からないといけない。
A今の保育に満足しているので、民営化するにしてもこのままで変わらないようにしてほしい。
B(大和田西)民・公どちらであれ、今と同じように保育してもらえるなら、民営化されてもいい。コスト削減目的なら、どこでどう削減し、子どもにどう影響するのか気になる。茶々おおわだみなみの民営化は悪くなかった印象。今後には不安がある。
C(茶々)今はとても満足。保育士が妊娠で辞めた。2年間で3人辞めている。若い先生が多く、交代が多いとは感じる。食事については、ふりかけなども手作りと聞き安心。5年間という条件は心配。
D(八千代台)今、公立保育園で満足。この状況が続くのならいいが、(野田市での民営化の例を聞き)不安になっている。このままがいい。
E聞き慣れぬ難しい言葉に戸惑い。大まかには理解できるが、詳細は理解できない。最終的に大人にも子どもにも良い方向を望む。
F1年間、障害児保育でお世話になった。周りの子に刺激を受け成長して良かった。経費削減の民営化で一番大きく影響を受ける層になるのでは。民営化で保育園に障害児が入れなくなるのではないかと不安。民営化しても入れるようにしてほしい。
G(大和田西)まだ決まってないことがたくさんある印象。資料をもっともっとみたい。5年間期限はなくすべき。移管条件は柔軟に変更できるのか?
H保育園保護者としての期間5年ほどになる。今日聞いている話は、もっともだと思う。あたりまえと受け止めるのではなく、もっと自分から考えていく必要がある。
I(村上南)民間委託のことは、連絡会ニュースなど便りに書いてはあるが、多くの父母の理解をもっと深める必要がある。園の父母会で直接解説してもらう機会を持ってほしい。
J民間園では、園長の方針次第と思う。ガイドラインの必要性を感じる。今日の話で、民間委託に不安を感じた。
K「保育の質」保たれるのなら、いいが・・・。今日の話や民間園に子どもを預けている友人の話を聞くと、維持が難しそうと感じる。子どもが一人目なので、分からないことを保育園の先生によく相談するが、そういうとき頼りになるのはベテランの先生。若い先生ばかりの保育園になってしまうのは困る。ベテランが残れる状態を保ってほしい。
L(八千代台)茶々民営化以来、保育園保護者として関わってきている。保護者の皆さんは、大きな反応無くあまり心配していない。民営化に関する興味も低い。不安があったが、今までどう進んでいるのか分からなかった。民営化の流れを止めることはできないかもしれないが、受ける法人がいいものであってほしい。職員の定着率が良いものであってほしい。
M他人事のように思っていたので話が聞けてよかった。今後、よく理解していかないといけないと思う。
N民間保育園にも良いものと悪いものがあると思う。
第7回「あそぼうよ!!みんなよっといで。」(3/4[土]ふれあいプラザ)
右写真:羊毛あそび
『子どもにとっていい保育ってなあに?』考えよう、今大人ができること
今、八千代の保育園で何が起こっているのか?
子どもの健やかな発達、成長を保障するために私たち大人は何ができるのか?
みんなで学習し、考えましょう!
日時:3月18日(土)1:30〜3:30
場所:八千代市農業会館
★民間委託八千代の場合
★国の財政の変化
★各地で起こる民間委託のトラブル
★私たちが守りたいものは…
★八千代の状況と市の計画
★そして今、大人ができること
共催:八千代市保育園父母会連絡会
八千代市職労保育園支部