アンティーク おもしろ道具
おもしろ道具


昔作られたおもしろい道具、とくに遊び心のあるものが好きです。
主に各地の骨董市などでみつけたもので、
動かなくなったものを修理するのがまた楽しいのです。



アメリカ製のスコープ
アメリカ製
イギリス製のスコープ
イギリス製
日本製のスコープ
日本製

ステレオスコープ】(ステレオビューアー)といいます。
立体写真鏡のことで今で言う3D写真を見る道具です。
ギャラリーでは、ヨーロッパのものが60枚、アメリカのもの100枚、
日本のもの16枚を実際に見ることができます。
 00-11 お宝発見!第28巻ステレオ写真

この写真は、レンズが横に2個付いている専用のカメラで撮影されたものですが、
レンズ付フィルム(使い捨てカメラ)を2台横に並べ、テープで止めて同時にシャッターを切ることで、
今でも簡単にステレオ写真を作ることができます。




携帯用蓄音機1.
携帯用蓄音機4.
携帯用蓄音機3.
携帯用蓄音機2.
MIKKY PHONE
蓋を開く
リプロデュサーと
ラッパを付けて
レコート゛を乗せる


【携帯用蓄音機】上の写真の順にふたを開けハンドル、ラッパなどをつけて、
SP盤を乗せると、どんな所でもレコードを聞くことが出来ます。



オルガニート
オルガニート2.
オルガニートのロールペーパー
d-2 WAVEサウンド 269KB 12.5秒
WAVE サウンド 269KB 12.5秒

【オルガニート】右のハンドルを回すと、中の3個のふいごが上下して風を送り、
穴の開いたロールペーパーも回転し、フリーリードに空気が引き込まれて、
音楽を演奏する。昔よく聞いた足踏みオルガンと同じ音がする。
手動式の自動演奏装置、アメリカ製で年代は1890年頃



紙腔琴の説明書
紙腔琴の説明書
紙腔琴
紙腔琴
紙腔琴の活奏曲譜
紙腔琴の活奏曲譜


【紙腔琴】(しこうきん)又は紙風琴ともいう、前のオルガニートを参考にして
明治27年頃につくられた日本製の手回し自動演奏装置だが、
機構が多少幼稚で、メロディの音はでるが音楽にはならない、
説明書によると、無師独奏、紙腔琴配用活奏曲譜、
近来粗悪の偽物続々現いる御注意製造専売本舗、十字屋音楽部、
大型上製金拾五圓、中製金九圓七拾五銭、並製金七圓、とあるが、
この紙腔琴が、上製なのか中製なのかははっきりしない。
知っている方がいたらメールで教えてほしい。




ディスクオルゴール


ポリフォーン・ディスク径 50㎝
do2.WAVEサウンド・324KB 16.0秒
   
ポォリフォーン・ディスク径56㎝
do1.WAVEサウンド 345KB 15.0秒

【ディスクオルゴール】
1890年代に作られたドイツ、ポリフォーン社製。

ディスクオルゴールとは、プレスによって大量生産が可能になったディスクを、交換することにより、1台の機械でなん種類もの曲をきくことができるというソフトとハードが別々になったオルゴールのことなのです。従来のシリンダーオルゴールは、1台の機械でせいぜい6曲~8曲が限度だった。

右側の方は、ディスク径50㎝、当時この会社ののベストセラー機だったようで、数多く見ることができます。本体の右側にコインの投入口がありコイン1個で一曲演奏します。このコインオペレーターがついているものは、営業用として、バーや、レストラン、ビヤホールなどに置かれていたようです。

左側の方は、ディスク径56㎝、オルゴールの部分は上記のものとほとんど同じもので、左右に8枚づつ、16枚の鉄琴が追加されているため、ディスクの径も6㎝大きくなっている。やはり、コインオペレーターがついている。



シリンダーオルゴール1.
シリンダーオルゴール
スイス・ベイラード社製
1885年頃・6曲入り
c-1 WAVEサウンド 312KB 14.5秒
   
オルガン付シリンダーオルゴール
シリンダーオルゴール・オルガン付
イギリス・ロンドン製、機械は
スイス製・1870年代・6曲入り


【シリンダーオルゴール】

左側は、スイス・ペイラード社製・6曲入りで縦17㎝、横34㎝、高さ12.5㎝と
やや小柄ながら大きな音を出す。

右側は、イギリス、ロンドン製になっているが機械の部分は、スイス製のようだ、
縦31㎝、横55㎝、高さ28.5㎝と中型で、オルガンに空気を送るふいごが
1つのため、音がとぎれることがある。



エジソンの蓄音機
エジソン・ホームの蓄音機
切り株型の蓄音機
カナダ製・切り株の形をした蓄音機
花の絵のついた蓄音機
日本製?・蓄音機

【蓄音機】は、エジソンが1877年に発明しますが、1950年頃まで作られていたようで、形や、種類や、メーカーも数限りなくあります。おもしろいのでは、将棋盤になる蓄音機というのを見つけたことがありますが、残念ながら部品が変えてあったので買わずに終わりましたが。有名なメーカー以外のものは、わからないことが多いのです。詳しい方お知らせください。



バイブレーター
手回し式バイブレーター
  

【バイブレーター】
PATENT NO 31106 MADE IN JAPAN

このバイブレーターは、ずーと前から私の家にありました。誰も使っていたのを見たことはありません。忘れ去られて戸棚の隅に眠っていたものを20数年前に見つけ出し、私の【おもしろ道具】コレクション第1号となったわけです。なぜ、壊れずに残っていたのか、という疑問があり、実際に使ってみると、心地よい振動で気持ち良いのですが、手回し式なのでかえって肩こりになってしまうようです。



複式催眠球
複式催眠球
  

【複式催眠球】
農商務省特許局 実用新案登録済 第19709号東京 精神研究会

使用法には、(誰でも此球を使用すれば、屹度人を催眠せしむることを得、且淺催眠を深催眠とすることを得。)とあり、そして、(催眠術を行はんとする者は、自分は必ず人を催眠せしむることを得る技倆を具へりとの大確信をようす、一旦施術に着手したる以上は、屹度催眠せしめざれば止まずとの大確信を要す、被術者も又術を受くれば必ず催眠すとの信念あるを要す、・・・)最後に(以上に記したる方法は初学者の為に一言せしに過ぎず、詳細は拙著「高等催眠学」を参照せられたし)となっている。

要するに、この催眠球で催眠をかけるには、施術者の大確信と、被術者の信念と、高等な催眠学が必要らしい。


      1400-06 お宝発見!第52巻「複式催眠鏡」   
2014年6月増刊号、岐阜県博物館で展示されますので紹介しています。
この【複式催眠球】についていろいろなことがわかってきました。詳しいことはこちら!


謎の道具1.
実際はこんな角度で使う
  
謎の道具2.


この道具も、ずーと我が家にあったもので、私の曾祖父が愛用していたらしい。
プレートには、KATSUYE YOSHIDA SHOTEN・TOKYO と記されている。
一部のお年寄りなどが使ったり、そうでない人が使うこともあるようで
今では、まったく違った機構や形状をしているが目的も、名前も変わっていない。
ポケットに入れたり、眼鏡になっていたり、耳に掛けたりして使うようで、
テレビショッピングなどにもでています。
この道具は何でしょうか?インターネットをしている若い人にはピントこないかもね。
わかった人、知りたい人、そうでない人もトップページよりメールで、
おもしろ道具を知りたいと書いて下さい。必ずお返ししますよ。

03年8月 オルガネッタを追加



00-09 お知らせ
清里の工房でオルガネッタの制作が完成し、
ギャラリーに到着しました。

00-04 お宝発見!
第21巻 オルガネッタⅡ
(手回し式室内用パイプオルガン)

 


前のページに
次のページへ
ギャラリーの入り口に戻る INDEX2へ お宝発見!へ