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オフライン局について

1999/04/21作成

1999/04/22追記
※画像が重たいので、別のページにしました。
1999/04/23追加
※オフライン局用通帳の画像を追加
1999/04/26修正
※恥ずかしながら誤字を修正しました
1999/04/28追加
※博物館明治村簡易局と南濃局の画像を追加
1999/04/29修正
※レイアウトの修正と一部文書を追加
1999/08/08修正
※一部の画像ファイルを差し替え、
および局めぐ記へのリンクを設定

1999/10/28修正
※志加浦、本堂簡易局のオンライン化の状況を追記

私が郵便貯金口座を作ったのは、大学生の頃です。当時はオンラインは普及しておらず、ほとんどが今でいうところのオフライン扱いでした。通帳自体も横向きだったと思います。
残念なことに、当時の通帳はどこか奥にしまわれてしまっているのか、手元にはありません。手元にある通帳でもっとも古いものは、1987年3月に更新したもので当然オンラインの通帳です(今のところ、私の局めぐはこの通帳からスタートしたことにしています)。それでもその当時はまだ全国でオフライン局が点在していたはずで、生憎その当時は前出のとおり局めぐにはのめり込んでいなかったために、その口座でのオフラインの記帳はそれ以降もありません。

ところが、数年前種村直樹氏の著作で、その本の発刊当時まだ全国に貯金のオフライン扱いをする局が9カ所あることを知りました。また、FCOLLGにてオンラインでの通帳でのオフライン局での扱いは手間がかかるということも知りました。

そこで、オフライン局用には別の通帳を作成することとし、まず手始めに日曜・祝日のみオフライン扱いの、博物館明治村簡易局(愛知県犬山市)にて通帳を作成することにしました。1998/09/20[日]のことでした。
愛知県犬山市・博物館明治村簡易局(個人受託)わざわざ明治村の入場料金壱千四百圓也(JAF会員の割引料金:通常は大人壱千六百円也)を払って入りました。もちろん、郵便局だけでなく、SLや京都市電なども楽しんできております。
もちろん、通帳は先例にならって、ボランティア/カードなし/ぱるるなし にしてあります。


その次の日から、日本列島に立て続けに2つの台風が襲来しました。通帳を作った2日後に早くも預入のチャンスが訪れました。三重〜岐阜県にかけて台風のため広域で停電してしまったために、オンラインが使えなくなってしまった局が3カ所あり、有効時間最後に訪問した南濃局(岐阜県海津郡南濃町)にてオフライン預入を行なうことができました。
岐阜県海津郡南濃町・南濃局拡大表示してみると、実は局内の電気が消えてしまっているのがおわかりいただけると思います。


その後、1999/12/07[月]には愛車を駆って山梨→埼玉(雁坂トンネル経由)と廻って、下條東割簡易局(山梨県韮崎市)と深谷櫛挽簡易局(埼玉県深谷市)を訪問しました。
山梨県韮崎市・下條東割簡易局(JA梨北/竜岡支所受託)埼玉県深谷市・深谷櫛挽簡易局(JA深谷市/櫛挽支所受託)
ちなみにこの2局は、1999/02/01[月]にオンライン化されてしまいました。

この頃から、残存していたオフライン局のうち数ヶ所でオンライン化の噂が流れ、急遽訪問することとしました。まず、1999/02/05[金]にはトレン太君を利用して上厨川簡易局(岩手県盛岡市)を訪問しました。
岩手県盛岡市・上厨川簡易局(JA盛岡市/厨川支所受託)局内(というかJAの中)にはすでにオンライン端末が鎮座しており、次の週(1999/02/08[月])から稼働するとのことで、私ははからずもオフライン扱い最終日に訪問できたことになります。


その2週間後、1999/02/19[金]にはまたもトレン太君で山形→福島と廻り、的場簡易局(山形県山形市)と大柿簡易局(福島県双葉郡浪江町)を訪問しました。
山形県山形市・的場簡易局(JA山形/村木沢支所受託)福島県双葉郡浪江町・大柿簡易局(旧JA浪江/大柿営業所受託)的場簡易局の方は健在でしたが、大柿簡易局は受託しているJAのリストラでJAの営業所自体が閉鎖されることとなり、他の受託者を捜して1999/04/01[木]からオンライン化されたらしいのですが、そのご訪問された方はいらっしゃいませんか。
ちなみに、1999/8に保険業務取扱開始の告示が出たのですが、以前の農協とはわずかに住所が変わっていたので、向かい側に移転したのかもしれないのですが....。

翌月、遠路はるばる愛車を駆って三重県方面へ遠征し、1999/03/23[火]に当月末に簡易局へ変わってしまう須賀利局とともに東の川簡易局(奈良県吉野郡上北山村)を訪問しました。
奈良県吉野郡上北山村・東の川簡易局(個人受託)噂に違わずものすごい奥地で、なにゆえ郵便局がいまだに存在しているのか、わからないところにあります。


最後に、新潟交通電車線の最後に臨んで、その前に北陸方面をまわることにして、1999/04/02[金]にトヨタレンタカーにて本堂簡易局(福井県坂井郡春江町)と志加浦簡易局(石川県羽咋郡志賀町)を訪問し、これでオフライン局訪問を目指してから4ヶ月にして9局を完訪(+不測の事態によるオフライン預入1局)しました。ちなみに、インターネットなどで見かけた情報では、両局とも今年の秋頃にはオンライン化されるのではとの予測が流れており、事実、志加浦簡易局は1999/09/01[水]、本堂簡易局は1999/10/01[金]からオンライン化されたとのことです。
福井県坂井郡春江町・本堂簡易局(JAはるえ/中支所受託)石川県羽咋郡志賀町・志加浦簡易局(JA志賀/志加浦支所受託)
ちなみにトヨタレンタカーは初めてだったのですが、利用した理由はというと「同一県内乗り捨て無料」というのと(このときは出発地:小松→到着地:七尾)インターネットから予約を入れることが可能(トヨタレンタカー自体でもできるのですが、トヨタレンタカー石川自体でも独自にWebを立てていてそこからも予約できるようになっている)に惹かれたからです。とはいっても、あるランク以上でないと乗り捨てはできない(当初考えていた軽自動車では不可!!)ということで多少高くはついたのですが....。


私のオフライン局用通帳:クリックするともっと大きい画像を表示しますこれがオフライン局用通帳です(クリックすると拡大表示します)。
4局目の深谷櫛挽簡易局でいきなり3行飛んでしまったり(主務者印が「受託者」になっているのにも注目)、7局目の大柿簡易局でちょっと失敗して主務者印で訂正してあったり、最後の志加浦簡易局の押印が「志加浦簡易郵便局」になっていたりと、わずか10局の預入にしてはいろいろと趣のあるものだと思います。

これで、このオフライン局用通帳は当分お蔵入りということになってしまうのでしょうか....。
もし預入する機会があるとすれば、2局目の南濃局と同じように、何かアクシデントが発生したときということになるでしょう。


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