モル日記6

 

「遅いぞ!とうちゃん!」

「おれ、ジュース!!」

「おれは、カルピス!カルピスじゃない〜!

「文句言うな!欲しきゃ、自分で行けば良いじゃん!」

威勢良く、ちび(弟)が言った。

「ギャ〜ン!」

「うるさい!自分は、欲しいの有ったから、勝手言うなぁ〜!」

(勝手なんだよ!二人共!)

「おい、何するんで、ここにいるんだ!」

口を尖らせて、大人しくなった。

やれやれ、しょうがないな!

それぞれ飲み物を手に、くつろいだ。

(何してるんだったけ?!)

「眠くなった」

「そうだな、お昼寝しようか?!」

「俺はしないよ!」と兄

「おれ〜だぁ〜って〜・・・」

白目をむいた弟が言いながら、コックリ

「あんまり騒いだから、出てこないと思うから、昼寝しようぜ!」

サマーベットを出してやった。

「ここで、良いんかぁ〜?」

「あぁ〜!」

兄が横になった。

「暑かったら中に来いよ」

ぐったりとした方を抱えて中に入った。

「ちび」を布団に入れて、コーヒーを飲んでいた。

「どうした?」

兄が入って来た。。

「ウゥ〜ン!つまんねぇ〜〜!」

「あくび」をしながら言う。

「少し寝てな」

「うん」

静になった。

庭では「ちび」も昼寝を始めた。

「あぁ〜!やっと静になった!」とでも言っているかのようだ。

「あれ!どうしたの」

洗濯をしていた、嫁が言う。

「疲れたようだ」

「おれも一眠りしようかな」

「そうすれば」

「少し経ったら起こしてくれよ」

日向ぼっこは疲れる。

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