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Last up date00/04/29

花粉症がきつくて畑仕事が出来ない腹いせだけで作ったページですので、かるーく流してね。

 

マスクがないと・・・

マスクと言っても、仮面ではない。白いガーゼで出来た、マスクの事。これがないと、何も出来ない。

何やら、薬局などでは、いろんな種類のマスクが売っているようだが、わたくしには、普通の、何の変哲もないガーゼのマスクが、春の間中の恋人になる。
何度か、活性炭入りマスク。とか、超気密マスクとか、色々なタイプとおつき合いをしたが、やっぱり、わたくしには、平凡な地味ーなマスクが一番合ったのだった。何故だろう。ミクロの物までシャットアウト、とかって書いてあっても、何故か余計に鼻水がダラダラするし。
しかも、これにティッシュをはさむとなおいい。(一番良いのは前にも書いたと思うけど、鼻の穴に、つめる。だけど、うっかりマスクをはずさなくてはならない出来事が、起きる場合がある。そんなときは、悲劇が起きる。そう、鼻の穴を詰めていることを忘れていることがある。と言うことが・・・なので、お仕事などで外出の時は、出来ないのだ。)

昼間から、夜寝るときでさえ、マスクを外せないわたくしは、連日酸欠気味になりながら、朝を迎える。
マスクをしないで寝ると、鼻が詰まっているから、口を開けて寝るしかなく、ただでさえ、花粉で爛れている喉が、更に、爛れて、声が出なくなる。(勿論、苦しくて、マスクを外してなんて、眠れないのだが)

早くマスクとお別れがしたい・・・

 

 

 

寝不足は、くしゃみがでる。

そら、もう盛大に。そして、なーんで、花粉症のくしゃみって、ああもでかいのか?お淑やかに、かわいらしいくしゃみだったならば、まだ良かったのに。と、思いつつも、響きわたるような、くしゃみ、くしゃみ。
早く寝ようと、思いつつも、そういう時に限って、買ってきた本の続きがどーしても気になって、結局読みふけってしまう。はああ、ダメな、私。

だんだん、鼻の中がムズムズする、から進化して、火炎放射器の様に、あっつい。
喉も、異物感を感じているようで、咳をしたくないのに、でてしまう。もう自分でも、うるさいわこの人。って感じですわ。

夜中寝ながらも、目がこそばゆくて、半分寝ぼけながら、目を擦っている。ものだから、寝不足だし、起きてびっくり、腫れ上がってるよ。この目が痒い、というイライラ感は、不愉快なんてものではなく、やる気を削ぐ。
目を瞑っていても、ジリジリするし。気を紛らわそうと、音楽を聴いたり、物を食べたりするけど、上手く成功して、痒みを忘れるということが出来る時ばかりはない。どうしても痒みが取れないとき、最後の手段として、日本酒しかない。ガーゼにお酒を沁みらせて、目の上に被せる。これは、目薬よりも、(私的には)効く。

一時期、花粉症の症状がほんの気持ち分良くなったような気がしていた時期があった。そのかわり、よっちゃんが、酷くなって、熱がでた。花粉症が酷くなってくると、油っけが抜けたような顔になり、しわだらけになって、瞼が赤く腫れ上がり、ホントに、見るも無惨な顔になる。ああ、成る程、私もああいう顔になっているのねと、妙に客観的に、見ていたら、やっぱり花粉症が幾らか軽くなったのかな、ッて思ったのは錯覚であったと、すぐに判明。やっぱり、5月までは、花粉は元気に飛び回っていそうだ。

ただ、よっちゃんと、私とでは、多分、杉の種類が違うのかも。だって、よっちゃんの方が、遙かに、苦しむ期間が短いのだもの。それって、何か複雑。・・・どうせ私は心の狭い人間さ。

 

 

一体いつまで続くのやら〜、もう、鼻水が滝のように流れてて、どうにもならい〜。
なんかねー、やはり、この辛さは笑いを誘うようで、「あら〜辛そうね〜」と言う声が、笑いを含んでいるようにしか聞こえない、最近ひがみっぽいわたくしです。

水分を取った方がいいと考えた訳だ。私は。だって、多分体中の水分が、鼻水と涙ででてしまうと思うのだよ。ひからびてしまう。ハーブの何とか茶が良いとか、いうが、それだって、効くかどうかは、分からない。とりあえず、紅茶と、緑茶を飲むことに。(;_; ホントは、コーヒーが飲みたいのだが、どっかで、良くないと聞いた気がして、花粉の季節は、我慢)

あーあ、去年は、マジで、楽だった。私治っちゃた。って思ったぐらいだし。

お店に行っても、鼻をかむ。ジーンと。店員さんの白い目が・・・「このヤロー俺だって、ンなとこで鼻なんざかみたかねー」と、思いつつ、更にもう一回。不思議なもんで、一回ではすっきりしない。我慢も出来ない。垂れちゃうし。そして、やっぱり、ああ、こんなに人がいても、こうやって鼻をかんでいるのは私だけね。と、再確認。

そうそう、で、やっぱり、水分は出来るだけ取った方がいいと、思った。すこーし、違うような気が・・・するだけかなぁ。でも、これは、俺的に良かった。それは、自家製蜂蜜レモン水。かなり鼻のかゆみが違う。

そして、水分を取りすぎたわたくし、顎のちょうつがいの辺りが、変なのー。胃袋の入り口もなんか、タプタプしてるし・・・気持ち悪いし・・・・・ええ、それでも、トイレの回数、増えてない。は、鼻水?

 

 

 

さて、空気清浄機を手に入れることの出来なかった私は、くじけてしまいました。いつもならば、これしきの事で、くじけたりしません。しかーし、あまりの花粉の痒さが、私から、「やる気」を奪っている事は確か。
そこで、私は、手っ取り早く花粉をシャットアウトする方法を考えました。しかし、これはあまりに危険な手段でした。

そう、鼻の穴を塞ぐのです。これは効果覿面でした。
あんなに、鼻水がズルズルと止まらなかったのが、七割カット
(当社比)になったのです。ティッシュを鼻の穴に詰めて、マスクをしてしまえば、わかりません。私はこれで、いくらかの平穏が訪れると感じました。が、やっぱり落とし穴がありました。
息が苦しいのです。
(当たり前だ・・・)口で息をしようにも、喉はとうの昔に花粉でこれ以上ないぐらい粘膜がただれてしまって、まるで扁桃腺が腫れ上がっているようです。それでも私は、鼻の穴を塞いでいた方が、楽なのです。

鼻の方はいくらか対処できたのですが、問題は「目」です。目の痛さと痒さ。どうにもなりません。いっその事目玉をはずして洗えるのならば・・・何度思ったことでしょう。そして、実際に目を洗うのですが、(勿論目は外せませんが)痛さが増すばかりで、良くなりません。もう、これは最後の手段に出るしかないのでしょうか。そう、目薬です。
あまり、乗り気はしませんが。
(と、いうのも、薬は、いろいろあって、最小限の使用にしたいのです。)

そして私はついに、目薬に頼ることになりました。でも、やっぱり痒い。ので、メガネを・・・。マスクしてメガネをかけると、曇ってしまう。花粉症用のメガネを買え、と言う声が聞こえてきそうですが、あれ、デザインが・・・(そんなこと言っていられる立場じゃないですが)

そんなわけで、もっと怪しい人にならないデザインの花粉症用のメガネつくって下さい。

 

 

花粉症の季節

今年もやってきました、スギ花粉症の季節が。去年は比較的しのぎやすかったのに対し、
何なの一体!っていうぐらい、今年は辛い。

何が辛いかって、まず鼻。知らずに垂れてくる鼻水なんかはまだ、かわいげがある。鼻水をかまずにいられない不快感とか、鼻の奥の粘膜の、痛さとかゆさは、我慢しようにも辛い物がある。
そのうち、鼻が詰まって、息が吸えなくなる。この鼻が詰まるってのも、ただ詰まるんじゃない。まさに、溺れる様な感覚。
口で息をするにしても、喉だってとっくに、花粉でがりがりのザラザラなんだから、痛くて、熱くてやっと、ってところ。
終いには、鼻をかむ度に、鼻血が出る。鼻の下の皮がむける。ティッシュじゃ痛くて、拭けなくなる。ガーゼを使うけど、それでも痛い。おまけに、顔の皮膚も花粉にこすれて、がさがさ。

目も、痛い、というより、私の場合は、痒い。花粉症の時の目も鼻も喉も共通して、痛い、というのは、蟻が千匹歩いているような、あるいは、顔ごと砂場に突っ込んでいるような、あるいは、棘や、小枝でガリガリ擦られているような、そういう痛さ。

花粉の季節を乗り越えるために、いつも以上にご飯を食べるんだけどね、何故か、やつれてくし。イライラするより、頭がぼーっとしてて、仕事にだってなりゃしない。

 

3月某日、あまりの辛さ故、私は、文明の利器に頼ることにしました。
少しでも、快適な生活をするために、空気清浄機を買おう、と決めました。ところが、です。電気屋さんに、行ったら、売ってないんです。一個も。広告には、ちゃんと載ってたのにー。
みんな売れてしまったのだろうか・・・

 

つづく