** 納豆料理 **





調理時間=短い   調理=簡単   >メイン向き
材料 * お好きな納豆 ネギやニンニク、からしなど・・・
調理器具 * オーブントースター  フライパンなど


「納豆が体にいいのはわかっているんだけど、朝はパンだし、 夕食に納豆をオカズに出すと、それだけで食事が終わってしまってサミシイし・・・」  と友人が困っていました。
いやいや、納豆はいろいろ他にもオイシイパターンがあります。  おみそ汁に挽き割り納豆を入れるとか、納豆チャーハンあたりまでは 定番になってきましたが、他にもこんなのはいかがでしょう?


<朝は納豆トースト!>
朝がパン食ならこちらで・・・という納豆トースト。かなりファンの多い食べ方です。
ガーリックトーストでオープンサンドにするのが最高にオススメ!
まず普通に納豆をかきまぜておきます。 私はからしを入れるだけでしょうゆやタレは使いませんが、 慣れた方以外は軽くしょうゆかタレの味があった方がいいと思います。 ネギや砂糖やタマゴを入れたい方は入れてもOKです。うんと混ぜるのが好きな人、 ぜんぜんまぜないでさっくりとほぐした程度で食べる人、お好みで・・・
さて、まず生のニンニク1片を皮をむいて半分くらいに切っておきます。
食パンをトーストし、こんがりしているパンの表面にニンニクの切り口をこすりつけます。  ダイエット中の方以外は、バターやマーガリンをその上からぬってもかまいません。 これで簡易ガーリックトーストのできあがり。(本格的なガーリックトーストは、 バターとニンニクを混ぜたガーリックバターをパンにぬってから、 オーブントースターで焼きます)

さて、その簡易ガーリックトーストの上に、 かきまぜてあった納豆をてんこ盛りにして、 端からオープンサンドの要領でかぶりついてください。
これ、すごくオイシイんですけど、 食べてる最中に納豆がこぼれやすいので、姿勢と服にご注意!  下にお皿を受けて食べる方がいいです。
生レタスや焼き海苔(味付け海苔など)を一緒にはさんで、 トーストサンドにしてもオイシイです。
この場合はサンドイッチ用にスライスした食パンでどうぞ。 (厚切りのパンに袋状に切れ目を入れてトーストし、 中に具を鋳込むというテもあります。)

<夕食は鉄板焼きだ! 納豆きんちゃく>
これはものすごく人気のあるメニューなので、自信作です。
材料は、納豆・ネギ・いなり用の薄揚げ(生)・ショウガ・七味・ つまようじ

まず納豆を、刻みネギとまぜておきます。 少しだけ包丁で叩いてあると食べやすいです。 (市販の挽き割り納豆では細かすぎるので、 めんどくさかったらむしろ丸ごと使う方がいいです)

いなり用に売っている小さい四角の薄揚げをさっとお湯をかけて油ぬきし、 揚げの1カ所端を切って中をそっと開き、いなり寿司を作るときみたいな袋にします。  中がくっついて開きにくい時は、 揚げの上からオハシでコロコロとローラーして、 それから開けるとわりとうまくはがれます。
(味のついた寿司用の揚げを買わないようご注意! 生の薄揚げでやってね)

まぜてあった納豆を、スプーンなどで揚げの袋の中に適当に入れて、 開いている口を、つまようじで横に縫うようにして軽く止めます。

フライパンを温めてこの「納豆入り巾着袋」を並べて、できればフタをして、 わりとゆっくりと、ひっくり返しながら両面を焼きます(揚げから油が出るので、 油をひく必要はありませんが、急いでる方は油を引いた方が火の通りは早くなります。 胡麻油だと香りがよくなってオイシイです) 納豆はナマでも食べられるので、 揚げの両面がこんがりおいしそうにこげたらできあがりです。
おろしショウガを入れたしょうが醤油とか、そこに七味を入れて、 ピリッとさせたしょうゆ味で食べてください。  納豆が嫌いでない方なら、まずやみつきになります。

この納豆巾着は本来はビールの肴なんですが、 ご飯のおかずとしても非常にオイシイのと、 鉄板焼きやバーベキューをするときにアイテムの1つに使うと、 目先が変わってウケるようです。
なお少人数の場合、この納豆巾着をオーブントースターで焼くという手が使えます。  こうするとフライパンで作るのと焼け方はちょっと違うのですが、 ガスでスープを作ったり他の調理が出来るので、台所の狭い方や、 オカズの種類をたくさん作りたい方にはオススメです。
なおこの納豆巾着は、熱々のこんがりした揚げと納豆を食べるのがオイシイので、 お弁当のオカズや、時間差のある食卓で冷えたものを食べる人がいる場合は、 あまりオススメしません。

<変則ワザもあり! いろいろ納豆>
さて納豆愛好者のレシピには、いろいろとんでもないものがあります。
納豆オムレツ、納豆のかきあげ(やったことはないですがおいしそうです)、 納豆春巻き、何でも出来るんですけど、 なんといっても定番は 納豆カレー です!

この「納豆カレー」、カレーに納豆を入れて煮込むのではなく、 普通のカレーを作っておいて、お皿にご飯をよそい、かき混ぜた納豆を ご飯にかけ、その上から普通にカレーをかけて、混ぜながら食べます。  カツを揚げておいてカレーと合わせて食べる「カツカレー」 的な合わせ方です。
私のよく行くカレー屋さんで、特殊メニューとして一時期出ていて、 シーズンが終わってメニューから消えたのに、 お客のリクエストが多くて定番メニューとして復活してしまいました。 (気持ちは分かります!)
なおこの納豆カレー、合わせるルゥのタイプに少し好みがあります。
私は、生クリームの入ったクリーミータイプの「フォンドボーなんとか」や、 本格的印度風のものよりも、きりっとした辛口の普通のカレーとか、 ジャガイモの入っている家庭のカレーライス的なものの方が、 おいしい気がします。(とはいえここは各人の好みなので、 試す方はお好きなタイプでどうぞ!)

なお、「納豆というオカズはあまり好きじゃない」 という人の中に、 かなりのパーセンテージで 「ご飯にかけて食べるので ゴハンがヌルヌルするのがイマイチ」  という人がいます。
私もご飯にかけませんし、友人も大半がご飯にかけずに、 そのまま納豆だけで食べています。

納豆の味や匂いが嫌いだというんじゃなく、単にヌメヌメご飯になるのが嫌いで、 あんまり手を出さない・・・という方は、あまりかきまぜずに、 さっくりほぐした程度でふつうのオカズのようにそのまま食べたり、 納豆を食べながらパンをかじるとか、 オードブルのように納豆だけ食べればいい訳で、 べつにどーしてもご飯にかけて食べなきゃならない食品だという訳ではありません。

私が好きなのはタマゴを入れず、刻みネギとか大葉(青ジソ)の刻んだのとか ショウガなんかを入れて、からしも入れてごく軽く混ぜ、 タレや醤油はナシでそのまま食べる方法です。
(ゴハンにかけない場合は、タレを入れるとかなり塩辛いのです、  タレを全部使わず、風味がつく程度に少量入れると、 納豆をそのままたべる場合は塩辛くなくておいしいですよ)。







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