** 七草がゆ(冬) **






調理時間=1時間くらい   調理=簡単   >メイン向き
材料 * 市販されている七草セット(自分で調達できる人は 摘み草しても可)
米 お餅  新鮮なダイコンかカブの葉かセリがあるととても嬉しい

調理器具 * 鍋


お正月が過ぎて七草の日になると、よく「七草セット」が市販されています。
ちょっと楽しいので、焼き餅入り七草がゆ を作ってみました。

市販の七草は、洗ってからさっとゆがいて、細かく刻んでおきます。
売られている七草の分量は少ないので、 新鮮なカブやダイコンの葉があったら、 少し千切りにして緑色の分量を増やしたり、 セリを刻んで足すと、ちょっとおいしくなります。
私はほんの少し(味のジャマにならない程度に) 白いダイコンかカブを千切りに刻んで、加えています。

まず、おかゆを炊きます。
私は水の多い方が好きなので、かなり薄めのお粥にしています。
鍋で炊く人はお米を洗って水を入れ、火にかけてしばらくの間は、 鍋の底に米粒が熱でくっついてしまわないよう、お玉か杓子でかきまぜていて下さい。
お米の表面が少し戻ったような感じになったら、もうくっつきませんから、 そのままずーっと炊いていきます。
米のお腹が割れるくらいふっくらして、食べてみて芯がなくなったら、 刻んであった七草セットやダイコンやカブやセリを入れ、 かきまぜて緑色の葉に火が通ったら火を止め、 フタをして10分くらい蒸らします。
炊飯器で炊く人は、炊きあがったら七草セットを入れてフタをして、 同じように蒸らしてください。

蒸らしている間におもちを焼きます。  一口大に小さく切って焼くと、こんがりとアラレ状になるので、 おかゆに入れる時、より嬉しいかも・・・。

おかゆが蒸らせたら、お椀か、おおぶりの茶碗によそって、 上に焼いた餅をのせてできあがり。
好みで塩をふって食べたり、塩昆布とか、 別の普通のおかずをつけてもいいと思います。
白粥の中に緑が鮮やかに散って、きれいなおかゆです。

レトルトのおかゆでやっちゃおうという人は、 少しの水で七草セットが食べられる程度まで火を入れてから、 レトルトのお粥を上から足して温めるか、 耐熱容器に七草セットを入れ、その上に直接おかゆを入れちゃって、 電子レンジでチンしてしまうという方法があります。
季節感があって風流なのか、手抜きで無粋なのか難しいところですが、 とりあえず季節を味わうってのも、いいかもしれません

本年も元気でおすごしください!








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