調理時間＝短い 　　調理＝簡単 　　＞メイン向き

材料　＊　ホタテ（貝柱だけでもＯＫ）／　マヨネーズ　お好きな味噌／
調理器具　＊　焼き網など

寒くなると殻つきホタテを送ってくれる友達が、 「簡単なのにグラタンみたいでおいしいのよ」　と教えてくれました。
このメニュー、ホントにおいしいんですけど、カロリーがうんと高くなるのが難点です。
ローカロリーで食べたい方には、シンプルな「貝焼き」のメニューも入れました。

＜殻つきホタテの貝焼き＞ まずは、貝殻つきの生ホタテを入手した方への、 ものすごくカンタンでおいしい食べ方、「ホタテの貝焼き」から。 （味噌マヨ焼きはこれのバリエーションです）

１＞　殻つきホタテの殻をさっと水で洗います。（タワシでゴシゴシしても可）
２＞　コンロの上に、魚を焼く焼き網とか、オモチを焼く網とか、 とにかく直接貝を置いて焼けるようにして、貝の平たい方をまず下にして炎に当て、 強火で殻が少しひらいてくるまで焼きます。
３＞　菜箸か、できれば木工用のペンチで貝を裏返してください。
４＞　開きかけている平たい方の貝殻は、箸やペンチで大きく開くようにすると、 カンタンに取れますので、とってしまいます。
５＞　そのまま火にかけていると、すぐ貝殻にくっついている貝柱が外れて 貝殻の上で自由に動くようになりますので、 ワタを外したい方や、ヒモをとりたい方、貝柱を２つくらいにスライスしたい方は、 ここでまな板の上に貝柱を移動させて、好きに処理してください。
６＞　火にかかっている貝殻の中に少しホタテのスープが出ていますので、 貝柱を切り分けるなどした方はもう一度中身を貝殻の上に戻して、 好きな味に整え、気に入った火の入り具合になったら火から下ろして食べます。 　調味例はこんな感じ。

＊＞　軽く塩コショーをして、食べるときにレモンを搾る。
＊＞　さっとしょうゆをかけてこおばしい匂いがしたら火から下ろし、 ネギの小口切りをふる。
＊＞　ダシで割った甘味噌に七味をふる。（味噌の分が、少しカロリーアップします）
＊＞　バターを落として香りをつける（バターの油脂で、カロリーアップします）

＜味噌マヨ焼き＞
貝つきのホタテを使う場合は、上の要領でまず殻から外しておきます。
ホタテの貝柱は２枚くらいにスライスした方が食べやすいです。 付け合わせとしてブロッコリーなどの緑黄色野菜を茹でたり、 キュウリやニンジンスティックなどをつくっておくと楽しいです。

まず、味噌とマヨネーズをまぜておきます。 　ホタテの貝柱１つにつきマヨネーズ大さじ半分から、 多くて大さじ１杯くらい。 　味噌は混ぜながら味を見てください。
火を入れるとマヨネーズの脂が溶けてなじむので、 冷たいまま味見したときよりは塩辛くなります。

フライパンか中華鍋に味噌マヨネーズを入れて火にかけ、 ぐつぐつするまで加熱しながら混ぜます。
貝殻ごとホタテを出したい人は、貝殻の上に貝柱その他を乗せて、 その上から熱々の味噌マヨネーズをかけ、好きな火のとおり具合になるまで 貝焼きします。
貝殻を使わない人は、味噌マヨネーズがぐつぐつしている中にホタテをほおりこみ、 好きな具合に加熱します。 　好みですけど、火が通りすぎない方が甘くてジューシィなのでおいしいです。
ホタテのスープも加わった味噌マヨネーズソースはなかなかおいしいので、 茹でた野菜や野菜スティックをつけて食べると、なかなかおいしいです。

＜ご注意＞ 油類はだいたい高カロリーですが、 中でも特にマヨネーズは大量に使ってしまうわりに（ほぼ全体が油なので） 極端に高カロリーです。　マヨネーズを、 カレーを食べるふつうスプーンにすり切り２杯使うと、 白いご飯を茶碗１杯（食パン１枚）追加したくらいのカロリーが加算されます。
味噌のほうも、体にはいいんですが、しょうゆ等の調味料に較べるとカロリーは高めです。
そんなわけですから、味噌マヨソースの使い方と分量にはご注意。
特に、マヨ炒めをメインディッシュにしてサラダをつけた時に マヨネーズをかけたり油分の多いドレッシングをかけたりすると、 かなり豪勢なカロリーになります。

付け合わせは茹で野菜や、お酢としょうゆを使った、 油分のない酢の物などをオススメします。