** 海老のせ奴 **






調理時間=短い   調理=簡単

材料 * 冷凍海老(ブラックタイガーや大正海老など小エビより大きめのもの)
冷や奴用の豆腐か卵豆腐(冷蔵庫で冷やす) 片栗粉 しょうゆ みりん

調理器具  *  鍋とお湯



豆腐や卵豆腐は一人前ずつに切り、冷蔵庫で冷やしておきます。
鍋にお湯を沸かします。(ちょっと多めの方が海老をゆでやすい) 冷凍海老は水洗いして皮をむき、背わたを取る要領で背中に深めに切目を入れておきます。

ボウルにしょうゆとみりんを入れ、海老をからめて漬けておきます。
片栗粉を用意して、お湯がぐらぐらに沸いたところで、 乾いた左手(左利きの人は右手)のひらに片栗粉を取って、 そこでぐりぐりと海老に片栗粉をつけて、 そのままお湯の中にドンドンほおり込んでいきます。 (片栗粉は多めについていてかまいません)

背中に切り目が入っているので、ぐらぐらして色が変わって浮いてきたら、 もう火が通っています。
ボウルに水を用意し、さらに冷たくしたい人は氷などを入れて、 茹だった海老を、玉じゃくしですくうか、 いっきにザルに開けてお湯を切り、(注>海老をお箸などでつまもうとすると、 ヌルヌル逃げて衣がとれたり、追い回している内に火が通りすぎて、 海老がカチンコになってしまいます。 ここは金魚すくいの要領で、すばやく上げてください) そのまま冷たい水にほおり込みます。

水につけると海老がさっと冷めますから、 冷蔵庫に冷やしてあった豆腐の上に海老を1−2匹のせ、 卵豆腐ならダシをかけて食卓へ。

緑のものがあるとカッコよくなるので、 茹でた枝豆2粒とか、大葉の細切り(糸切り)とか、 ミョウガの針刻みなんかを添えると、ぐっとグレードが上がります。
海老を玉じゃくしですくったあとのお湯に、2−3センチに切った三つ葉とか、 ナナメ2つに切った絹さやとかをぶち込んでそのまま続けて茹でてしまい、 ザルにあけてしょうゆをかけて(化学調味料も可)そえてもキレイです。

最初に海老をみりんしょうゆに漬けておいて、そのまま片栗粉をつけるので、 つまり「竜田揚げ」状態というか、「竜田ゆで」になるのがミソです。






2000.8.5.



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