家の中からも外からも出し入れ自在の収納
家の中に、外で使うものをしまっている人は多いと思います。
面倒ですよね〜え。外で使うのに、わざわざ家の中にしまうのって!
外部倉庫がない家に住んでいる人は、テントや椅子、テーブル、自転車などを家の中に片付けるしかありません。本当に不便です。
そんな時、外から入れられて、中でも出せるパスボックスのような収納が、あったら便利だと思いませんか。
駐車場から戸を開けて、その中に物を放り込めば、手ぶらで玄関にいけます。
昔からあるものとしては、勝手口がちょっと似ています。本来の意味とは若干違いますが、勝手口に荷物を置いて、玄関に行くという動線がありました。
駐車場側に勝手口のある家は、そういう意味で楽ですね。
でも、もっと楽な方法として、「外部から収納に入れて、内部からも使える収納」を作ることです。
当然、位置にもよるのですが、駐車場の近くに収納があって、戸が付いていたら楽ですね〜え。
駐車場からテントや椅子、テーブルなどが片付けられてしまいます。二度手間になりません。
この収納には戸だけではなく、靴が脱げる土間スペースがあるともっと楽です。
裏玄関というのがありますが、靴の収納も出来る部屋にすると使い勝手が更に広がります。
更に更に、この収納にクローゼットの機能を持たせてしまうともっと使い易い状況になります。
家を出る時に、この収納に行けば全てが済んでしまう、魔法のような部屋になります。
着替えからバックの準備、コートや傘なども収納されている部屋にすることによって、外出の全て準備の出来る部屋です。
また、釣りの道具やゴルフバック、テニスラケットに登山用のリュックなど、外で使う全ての物が収納されている部屋を作ることによって、準備が非常に楽になります。
ちょっとした机があると、更に使い勝手が良くなるでしょう。釣り道具の手入れやメモ書きなどが出来ます。
準備が楽に出来るということは、帰宅した時も楽に収納ができるということです。ものの居場所を作ってあげることで、片付けも簡単にできます。
夢のような部屋ですね。それが「家の中からも外からも出し入れ自在の収納」です。
●これから家を新築する方へ
内部に外部用の収納を設けるということは、コスト的にはお金のかかることです。
屋根や外壁、断熱材が家と同じグレードになります。簡易な物置を置くよりもコストが掛かります。
完全に外に置いたほうが良い物と部屋の中に置いて、準備を楽にしたい物を分けて考えた方が良いと思います。
◇道先 案内人(みちさき あんないと)のお勧めは、玄関の隣に収納を設けるということです。玄関と収納を土間でつなぐことで、使い勝手の良い収納を実現できます。また、下足の処理を収納側ですることによって、いつも綺麗な玄関を実現させることもできます。
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