"99/1月のお宝発見!


第6巻”(柳田昭さんの絵画、猫の顔の磁器人形)

柳田昭さんの遠き郷
当ギャラリーにある柳田昭さん作の『遠き郷』 1993年

水門を開けるための金具。
子供の頃、水浴びをしたあの夏。
耳の中に入った水がなかなか出て来ない。
ここに耳を当てるとすーっと出た。
金具は気持ち良いほど温かかった。

(作者の話をもとに、つくば美術館深谷治之氏が解説、現代の水絵二人展より)

この絵は1992〜3年に描かれたもので、93年2月つくば市
<ギュラリー広瀬>での初めての個展のときに購入したものです。
先日、(お知らせのコーナーでも紹介している)
《現代の水絵二人展》のオープニングにいってきましたが、
この『遠き郷』という絵について、発見したことがあります。
次の3枚の絵を見て下さい。

柳田昭作、早春
柳田昭作、水温む頃
柳田昭作、水門
『早春』 1995年
第39回安井賞展入選作品
中川諭吉氏所蔵
『水温む頃』 1996年
第40回安井賞展大賞受賞作品
茨城県近代美術館所蔵
『水門』 1998年
作者 所蔵

いずれも、水門を描いた作品ですが、3枚とも同じ場所ということがわかります。
そして私の持っている『遠き郷』も、同じ水門であったのです。
(上右の『水門』の石柱の上部の右側白く抜いた部分)に
『遠き郷』に描かれているドーム型の金具があります。
しかも、一番最初に描かれた水門の絵であることもわかりました。
それがとうした!と言われれば、どういうこともないのですが、
私にとっては、重大な発見だったのです。

猫の顔の磁器人形
猫の顔の磁器人形

12月に真岡の大前神社の市で、猫の顔の磁器人形を2個、
偶然同じ日にべつの店で1個づつ見つけました。
大正か昭和初期頃の物らしいのですが、背中にMADE IN JAPANとあります。
背の高い方は、どうも長靴をはいたネコのようです。
とても気に入っているのですが、
勉強不足のため、磁器人形についてのコメントは次の機会にと思います。
どなたか詳しい方のメールお待ちしています。

ビリケン商会の復刻ブリキのおもちゃ、マジンガーZ、グレートマジンガー、
デビルマン、アストロボーイなど入荷しました。

お気づきの点、ご感想がありましたなら、メールをお願いします。


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